一生に一度の大きな買い物といわれる『一軒家(マイホーム)』を購入。
わくわくドキドキ嬉しい気持ちと同時に、お隣さんはどんな人だろうか?仲良くやって行けるだろうか?などと慣れない土地への引っ越しは不安がつきものです。
引っ越した後は、近所の方々と長くお付き合いをしていくことになりますので、一番最初の挨拶というのは、これからの付き合いを円滑に進めるためにも重要なものになりますよね。
そこで、ここでは引っ越しをするにあたって、やっておかなければいけない大切な事『ご近所さんへの挨拶まわり』についてお話します。
引っ越し時の挨拶マナー 『のし』は付けた方がいい?
のしを付けて必ず名前を入れて渡します。
これは、新しい土地へ行ったときには、名前を覚えてもらうためにも、必要なことです。
それと、引っ越しの挨拶に手土産を持って行き、
良い印象を与えておくのも、今後長い間、
ご近所付き合いをする上での大切な事となってきます。
のし紙は、白赤の蝶結びの水引のものを使用し、
外のし(包装紙で包んだ手土産の上から、のし紙をかける)をかけ、
新しい土地へ引越す先の近所に配る場合は「御挨拶」、
今住んでいる所の近所に配る場合は「粗品」と書きます。
品物については、あまり高価なものでは、逆に恐縮されてしまいますので、
500円~1,000円程度の生活用品(洗剤やタオルなど)が望ましいです。
また、渡す品物には挨拶文を添えておくと、一段と印象が良いでしょう。
引越の挨拶用のギフトが届きました
引っ越し時の挨拶の範囲 向こう三軒両隣ってどこまで?
向こう三軒両隣とは、自分が住んでいる家から道路をへだてた
向かい側にある三軒の家と、左右に並ぶ二軒の家。
ふだんの生活で何かと世話になったり、世話をしたりして、
親しい付き合いをしなくてはすまされない関係にある家。となり近所。
[引用元:故事ことわざの辞典]
家の位置や構造上、基本通りに行かない場合は、臨機応変に対応しましょう。
また、区長さんなど地域の会長さんの所へ挨拶に行っておくと、
新しい所での生活もうまくいくことと思います。
引っ越し時の挨拶のタイミング 引っ越し前と後どっち?
引っ越しの挨拶は、一般的には、当日がベストです。
遅くとも翌日までには行っておきましょう。
出来ることなら、事前に行って、
いつ引っ越しをするので、お騒がせしますと一言ご挨拶をしておけば、
トラブル防止のためにも良いでしょう。
これからご近所の方とは長くお付き合いをしていかなければいけませんので、
余計なトラブルは避けたいですからね。
そして、引っ越しが終わったら、改めてその日のうちか翌日までに
『ご挨拶』を持って家族全員で挨拶に行きましょう。
家族全員で行くことで、新しくこられた方は、何人家族で、子どもが何人いて・・・
という家族の構成が一目でみてわかるので、話すきっかけが出来ます。
これからのお付き合いを円滑にするためにも、最初のご挨拶はとても重要なのです。