2016年奈良東大寺の二月堂【お水取り】交通規制と混雑情報

梅の花が咲き、春を感じる季節になると、奈良はお水取りの見物客でにぎわいます。お水取りとは、国家の安泰と人々の幸福を願う行法で、毎年この時期に東大寺二月堂で行われています。

その行法の一つでもある、人気の火祭りお松明は、訪れた人々を元気づけてくれます。そんな火祭りを間近で観てみたい方へ、混雑を避けて奈良のお水取りを楽しむ方法を伝授いたします。

 

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奈良のお水取り!混雑するのはいつ?

東大寺二月堂のお松明は、お水取りの期間中(3月1日~14日まで)毎晩観ることができます。例年一番混雑するのは12日で、続いて土日が混雑します。

12日が混雑する理由は、通常より大きな籠松明が上がることと、深夜にお水取りの儀式があるからです。今年は12日が土曜日なので、ここ数年で最も混雑が予想されます。

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◆どれくらい混雑する?何時に行けばいい?

二月堂の境内は、3千~4千人くらい入れるスペースがありますが、12日は2万~3万人の人出があります。そのため、二月堂手前の「大鐘」広場から一方通行になり、お松明は立ち止まって観ることは出来ません。

また、お堂前の芝生広場が開放されないので、その下のスペースから「大鐘」広場まで行列がのび、18時前には「大鐘」広場が多くの人でいっぱいになります。「大鐘」広場が満員になると入場規制がかかり、その後来た人はお松明の間、入場できません。今年はもっと混む予想なので、観たい方はできるだけ早く着くことが必要です。

 

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平日は16時半に芝生広場に入れば、ある程度納得のいく場所を確保できます。そして、17時半頃には芝生広場が満員になり、それより後はその下のスペースで観ることとなります。平日でも火の粉を浴びる場所をキープしたいのなら、16時半前には着きましょう。土日は平日よりも混むので、もっと早い時間を目指してください。

 

混雑をさけてイベントを楽しむには?

期間中、どのような計画をすれば良いのか、混雑を避けるとどのような楽しみが増えるのかをまとめました。

◎3月初旬がおすすめ

テレビなどで報道されると途端に見物客が増えるので、それまでに計画すると良いでしょう。

 

◎平日に行く

平日の松明は12日より小さいですが、良い場所で10本全部見られます

 

◎早く着く

12日以外は、16時半頃に着くとお堂下のスペースをキープできるので、臨場感あふれるお松明を観ることができます。お堂の下で場所を取ったら、境内を見て楽しむのがおすすめです。灯篭や提灯に風情を感じ、回廊から市街を眺めるとすがすがしい気持ちになります。

また、お堂横には、わらびもちや抹茶など簡単な和菓子が食べられる茶店があり、奥には暖かい休憩場所やトイレがあります。

 

◎松明が終わった後もすぐに帰らない

お松明が終わった後もお堂では儀式が続いています。声明(しょうみょう)が聞こえる中、堂内を少しだけ見ることができますから、近くまで行ってみましょう。その場所からは夜景も楽しめます。そうすることで、帰りの混雑の緩和にもなり、安全に帰ることができるのです。

 

◆お松明を別の角度から楽しむ穴場スポット

お松明は、お堂下の広場から観るのが普通ですが、違った場所からも楽しむことができます。こちらの動画は、いろんな場所からお松明を観た様子です。

【お水取り_東大寺二月堂修二会 : TMdai-ji Shuni-e ceremony in NARA】

このように、松明の熱気を感じるほど間近で見たい方は、12日、14日以外の平日に、堂内や階段廊の脇で待機しましょう。

 

もっと深くお水取りを堪能したい方は、一部ですがお水取りの儀式を見てはいかがですか?

お水取りとは、観音さまにお供えするお香水(おこうずい)を井戸から汲み上げる儀式のことです。その儀式を行うため、大勢の僧侶達がお堂から下りてきて石段を行き来します。笙(しょう)や笛などの雅楽が聞こえる中、奈良時代を感じる装束をまとった僧侶たちが小松明だけを頼りに歩く姿は、1200年の時を越え奈良の時代をかいま見たかのようです。

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お水取りの儀式は、13日午前1時半から始まり、45分間行われます。芝生広場の下のスペースで見ることができます。深夜なので比較的混雑はしませんが、今年は例年より人出はあるでしょう。

 

燃えない服ってある?便利な持ち物を教えて

寒い中長時間待ってお松明を観るためには、寒さ対策と火の粉をかぶることの両方を考えた服装をして行かなければなりません。火の粉をかぶっても「燃えない」防寒着が一番望ましいですが、そのような服は難しいので、「燃えにくい」生地の防寒着を紹介します。ここでは、燃えやすい生地と燃えにくい生地についてまとめました。ぜひ、服装選びの参考にしてください。

<繊維の燃焼性>

★易燃性…炎を出して速やかに燃える

キュプラ、レーヨン、綿、アセテート、トリアセテート、ベンゾエート、アクリル、プロミックス、ビニロン

★可燃性…炎の広がりは緩やかで徐々に燃える

ポリエステル、ナイロン、絹、毛

★難燃性…炎に触れている間は燃えるか焦げるが、炎を遠ざけるとすぐ消える

改質ポリエステル、アクリル系・フェノール系繊維、ポリ塩化ビニル、ポリク

 
燃えにくい素材でも、火の粉をかぶると溶けたり、焦げたりすることはあります。せっかくの良い服が台無しになることを避けるため、素材を確認した上で、少しくらい傷んでもいい古着を着ていくことをおすすめします。

そのような上着がない方は、こちらの商品をおすすめします。燃えにくいポリ塩化ビニル(PVC)素材で、寒さと雨をしのげるポンチョです。コートの上からでも着ることができ、しかもフード付き。一枚で多用途なのがうれしいですね。

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【商品紹介:ロゴス 85000 PVCポンチョ

 

その他、必要な持ち物やあると便利!なグッズをまとめました。

◎服装(難燃素材が望ましい)
暖かい服装
古着の防寒着
歩きやすい靴
ネックウォーマー
帽子
◎便利グッズ
ビニールシート
空気を入れてふくらませるクッション
湿らせたタオル(火の粉を払う)
懐中電灯
カイロ
軽食(お菓子、おにぎりなど)
水筒(温かい飲み物)
ひざ掛け
折りたたみ傘・レインコート
アルミホイルとビニール袋
※お松明が始まる頃、シートはたたんで立ち見となります。

 
お松明の火の粉や灰をかぶるとその一年は無病息災と言われ、松明の灰や燃え残りを持ち帰り、お守りにする人もいます。お持ち帰りされる方は、燃え残りが広がらないようにホイルに包んでから袋に入れるとよいでしょう。

二月堂は石段も多く、芝生広場も階段状になっているため、荷物は両手が使えるリュックサックが安全です。万全の準備を心がけて、長時間の待機に備えましょう。

 

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どのようにして行く?交通規制と駐車場情報を教えて

12日は、交通規制により大仏殿周辺の道路が終日通行禁止となります。また、東大寺周辺は17時~21時まで車両(タクシー・指定車・許可車・及び軽車両を除く)は、通行禁止となります。東大寺に近い駐車場は早い段階から満車になるので、到着時間が遅くなると、結構な距離を歩くことになります。

 
そこで、お水取り期間中は下記のアクセス方法をおすすめします。

◎公共交通機関を利用して、近鉄奈良駅、JR奈良駅から徒歩・バス・タクシー。
◎マイカーなら早めに奈良に入り、一定料金で長時間とめられる近場の駐車場へ。

・県営駐車場
登大路観光自動車駐車場275台
※来庁者と併用

・近鉄奈良駅周辺
タイムズ奈良中央104台

・JR奈良駅周辺
タイムズビエラ奈良69台

・ならまち周辺
タイムズならまち132台

◎レンタサイクルを利用
※自転車は、軽車両のため二月堂近くまで行くことができます。「自転車はここまで」という看板が出てきたら駐輪場へとめましょう。

・近鉄奈良駅前
奈良自転車センター

・JR奈良駅前
レンタサイクルJR奈良営業所

・ならまち周辺
奈良町情報館

 
こちらは、自転車をレンタルできるホテルや東大寺周辺の観光を含む、お水取りの詳細が分かる記事です。奈良に早く着くように出かけて、自転車で周辺観光してから二月堂へ行くのも良いですね。

 

 

以上を参考に、12日や土日のお水取りへ行くなら混雑を考え、ゆとりを持って二月堂へ行きましょう。できることなら12日は避けて計画した方が良さそうです。

今年こそ、混雑を避けて念願のお堂の下で火の粉を浴びることができるといいですね。

そして、回廊を走る力強い僧侶の姿を間近で観ることができたなら、きっと普段の生活では味わえない、感動をいただけることでしょう。

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