2016年九度山真田まつりのアクセスは？赤備列車と駐車場情報

2016年、大河ドラマ「真田丸」でさらなる盛り上がりを見せている真田幸村。和歌山県九度山町では、真田幸村の命日である5月7日の近くに、真田昌幸・幸村・大助・真田十勇士を偲ぶために「真田まつり」が開催されています。

今回はそんな真田まつりに実際に行くにはどうしたらよいのか紹介します。

 

 

真田まつりへのアクセス

（1）車

車でアクセスする場合、出発地点により行き方が異なります。

 
①京都・大阪方面から九度山町に向かうには

京都・大阪方面から向かうには、まず近畿自動車道から松原JCTで阪和自動車道に乗り換えます。三原北ICで自動車道を降り、国道309号線から国道170号線・国道371号線・国道370号線と乗り換えていくと、九度山町に入ることができます。

なお、現在和歌山JCTから京奈和自動車道に乗り入れる為の工事も進んでおり、2016年に開通予定です。開通したら国道をあまり使わずに、橋本ICで降りることも可能になります。

 
②奈良方面から九度山町に向かうには

奈良方面から向かうには、西名阪自動車道の郡山ICで一度降ります。その後京奈和自動車道に乗り換え、橋本ICで降り、国道370号線を走っていくと九度山町に入ることができます。

なお、現在郡山下ツ道JCTと京奈和自動車道の大和郡山ICを繋ぐ工事が行われており、2016年に開通予定です。

 
③兵庫方面から九度山町に向かうには

兵庫方面から向かうには、阪神高速湾岸線・関西空港道・阪和道を使って泉南ICまで向かいます。そこで降りたら国道24号線を使い、九度山町まで向かいます。

 

 

（2）電車

①京都駅から九度山町に向かうには

京都駅からまずJR東海道本線に乗り、大阪駅まで向かいます。次にJR大阪環状線を使って新今宮駅まで行き、南海高野線に乗り換えて九度山駅まで向かいます。

京都駅からの場合は時間が約2時間かかり、料金は1,710円かかります。また、大阪駅からの場合は時間が約1時間40分かかり、料金は970円かかります。

 
②奈良駅から九度山町に向かうには

奈良駅からまずJR関西本線（大阪行き）に乗り、天王寺駅でJR難波行きの路線に乗り換えます。新今宮駅まで行ったら、南海高野線に乗り換え、九度山駅まで向かいます。

時間は約2時間10分、料金は1,350円かかります。

 
③神戸から九度山町に向かうには

神戸駅から九度山駅に向かうには、まずJR東海道本線で大阪駅まで出ます。次に大阪駅からJR関西本線・大阪環状線で新今宮駅まで行き、南海高野線に乗り換えて九度山駅まで行きます。時間は約2時間、料金は1,500円かかります。

 

（3）期間限定の電車

2015年11月1日より1年間、南海鉄道高野線の難波駅と極楽橋駅の間を「赤備え列車」が運行しています。この電車は真田幸村の赤備え甲冑をモチーフにした真っ赤な電車で、座席やつり革などに六文銭が描かれているほか、いたるところに結び雁金（むすびかりがね）のステッカーがあしらわれています。さらに、電車の帯の部分にはよく見ると「SANADA KUDOYAMA」という文字が書かれています。

また、九度山駅も赤備え甲冑仕様になっており、六文銭のマークがついた公衆トイレやコインロッカー・幕などがあしらわれています。このように、今の期間ならより真田家の雰囲気を楽しみながら九度山まで向かうことができます。

 

周辺駐車場情報

九度山町の駐車場は5か所になります。

なお、駐車場はすべて無料となっています。街中は大変狭いため、一度車を止めてから徒歩か路線バスで行動することになります。

路線バスの場合、赤備えバスがおすすめです。このバスは真田赤備え甲冑をモチーフにした赤いマイクロバスで、兜も車内にあるため、記念撮影などをすることもできます。

また、バスの記念乗車券を以下のお店に見せると、様々な特典を受けることもできます。

①おやつの時間　cafestyle
地元産の野菜を使ったランチや果物を使ったスイーツが人気です。乗車券を見せると、ランチを注文した方にコーヒー・紅茶のサービスがあります。

②真田いこい茶屋
地元のお母さんたちが営む茶屋・土産物店です。乗車券を見せると、ソフトクリームかコーヒーのどちらか1つを通常より70円安い150円で楽しむことができます。

③梅下百貨店
日用品を多く取り扱っており、真田紐や真田手ぬぐいも販売しています。乗車券を見せると、真田手ぬぐいを通常より100円安い400円で購入することができます。

④招福庵
真田家のオリジナルグッズを販売しています。乗車券を見せると、南海鉄道オリジナルグッズを8％引きで購入することができます。

⑤そば処　幸村庵
信州のそばを楽しめ、1,500円以上飲食した場合に幸村茶を1本もらうことができます。

⑥柿の葉寿司　久和楽
小さなお店ながら、売り切れ必須の柿の葉寿司を楽しむことができます。乗車券を見せると、1,000円以上購入した場合50円引きになります。

⑦グラタンカフェ
グラタン専門店で、エビ・ホタテ・ウニを使用した海鮮グラタンが人気です。乗車券を見せると、すべてのグラタンが100円引きになります。

⑧谷本萬寿堂
九度山駅にほど近い場所にあり、特にお団子は大人気です。乗車券を見せると、5本入りのお団子は通常より30円安い400円で、10本入りのお団子は通常より60円安い800円で購入することができます。

 

人気イベントの場所取り

「紀州九度山真田まつり」の場合、一番のメインイベントはイベント2日目の13時から行われる武者行列です。この武者行列の場合、最大の見どころは出陣するときと真田庵に到着するときですイベントが始まる少し前にイベントのメイン会場に向かい、出発を見送った後で真田庵に向かいます。

この時、武者行列は街中を歩くため、狭い道も通ります。もし道の途中で行列を撮影する場合は、大通りで撮影するのがおすすめです。

また、真田庵では武者行列が到着した後、餅まきが行われます。もし餅まきにも参加したい場合は、出陣を見送ったらすぐに真田庵に向かい、真田庵の近くに場所を取ることをおすすめします。

こちらの動画では、武者行列の終点・真田庵の様子を確認することができます。やはり終点というだけあって、多くの人が集まってきています。

 

【九度山真田まつり：武者行列は真田庵が終点】

そして「紀州九度山真田まつり」に限らず、人気イベントで良い場所を取る場合、事前にどこで、どのようなイベントが行われているかを知っておく必要があります。そのうえで、イベントが始まる数時間前に一度、シミュレーションしてみるといいかもしれません。

こちらの記事では、「九度山真田まつり」とは何か、このお祭りのどこが見どころか、詳しく紹介しています。また、九度山町にある真田幸村に関する施設や、周辺にある世界遺産についても紹介しています。ぜひシミュレーションの参考にしてください。

 

 

「九度山真田まつり」では警察による見学場所の規制などはありません。しかし、行列の先頭をしっかりとカメラに収めたい場合は、早めに場所取りをすることをおすすめします。

 

あったら便利なもの

祭りにぜひ欲しいものとしてまず挙げられるのが、飲み物と日焼け対策グッズです。「九度山真田まつり」は5月に行われるため、日差しがやや強く感じられます。また、脱水症状も怖いため、しっかりと水分を補給し、日焼けしないように心がけることが重要です。

 
（1）飲み物
飲み物は喫茶店などでも飲むことができますが、おすすめは「幸村茶」です。これは真田幸村や真田十勇士がパッケージに描かれた500ml入りのペットボトルで、持ち歩きながら飲むことができます。中身は麦茶なので、とても飲みやすいです。

 
（2）日焼け対策
日焼け対策をする場合、日焼け止めを塗るとともに、帽子をかぶっておくことをおすすめします。日傘だと、周りの方の迷惑になるためです。

【商品紹介：【KABUTOBOU（カブトボウ）真田幸村】

真田幸村の兜をモチーフにした帽子です。後ろに日よけもついており、日焼け対策もしっかりできます。

 

【商品紹介：戦国武将系列　ゴルフマーカーと台座のセット】

帽子に付けることができるクリップで、真田幸村の六文銭と結び雁金を自分の持ち物に簡単に付けることができます。

 
（3）携帯電話
もし誰かと一緒にイベントに参加した際、はぐれてしまっても困らないよう、携帯電話は必要です。

 
（4）カメラ
イベントはもちろん見るだけでも楽しいのですが、撮影すると後で見返すこともできます。イベントによっては撮影禁止の場合もあるのですが、「九度山真田まつり」の場合は撮影可能なので、ぜひお気に入りのカメラを持って撮影してみましょう。

 

 

周辺の宿泊場所

真田家ゆかりの地「九度山」に来たこの機会に、周辺の観光スポットも巡りゆっくり宿泊するのはいかがでしょうか？温泉や美味しい食事を楽しめる宿や施設をご紹介します。

 
（1）九度山町

 
（2）橋本市エリア

 

（3）かつらぎ町エリア

 
いかがだったでしょうか。

2016年は期間限定の電車やバスも運行しており、より真田幸村の世界観を楽しむことができます。ぜひ、真田幸村が過ごした世界を体感しに、九度山町までお出かけください。