こんにちは、ライターのなみです。
毎日を快適に過ごすためにも、常に部屋をきれいにしておきたいですよね。
しかし、いざ掃除を始めよう!と意気込んではみたものの、どこから手をつければいいのかわからず、途方に暮れてしまいます。
すると、手がつけられないまま時が過ぎてしまい、さらに汚れがたまってしまう…。
どこから始めればいいのか、効率的に掃除する順番さえ分かれば手早くきれいにできるのに…と部屋を見てはため息が出てしまいます。
けれども、ため息をついたところで部屋はきれいになりません。
そこで今回は、家の掃除をどこから始めるべきか、また場所別にどのくらいの頻度で、どのように掃除すればいいのかについて紹介します。
目次
家の掃除はどこからすると効果的?
(1)奥から手前
掃除をするときは常に玄関から見て奥から手前に掃除するようにします。
奥の部屋から手前の部屋へ、ゴミを掃きだしていき、最後に玄関を行うとスムーズに掃除することができます。
(2)上から下へ
ホコリは上から下に落ちてきます。
床をきれいにした後に、上からホコリが落ちてしまうと2度手間になってしまいます。
まずはハタキなどで上のホコリやゴミを落とし、最後に床を掃除するようにしましょう。
(3)水回りから
トイレ・風呂回り・台所など、水回りから掃除するようにします。
水回りを掃除する際、水が回りに飛び散ることがあります。もし先に床を掃除してしまったら、水が飛び散ってしまい、もう一度掃除しなければならなくなるかもしれません。
そのため、水回りを先に掃除するように心掛けましょう。
(4)掃除を始める前に片付け
掃除を始める前に、まずは片付けをすることから始めましょう。
掃除とはホコリやゴミなどをなくし、きれいにすること。片付けとはものを減らし、整理することです。
掃除をするにも、まずはきれいに片付けないと、掃除の効率性が悪くなってしまいます。
そこでまずは、ものを必要量だけにすることを考えましょう。ものを「片付ける」方法は、こちらの動画が参考になります。
【人生が変わるお片づけ術 by すまちゃん】
冷蔵庫の中からきれいにする、動線上に収納する場所を作るなど、普段から散らからないようにする工夫がたくさん紹介されています。
これだけきれいに整理されていると、掃除もやる気になりますよね。
場所別・掃除の頻度と方法紹介
掃除は基本的に、汚れたらすぐに行うのが理想的ですが、毎日の掃除は大変ですよね。
そこで、ここからは場所別に、掃除の頻度と方法を紹介します。
(1)リビング
家族が集まり、テレビなどもある家族憩いの場。
人がよく集まるのでホコリもたまりやすく、汚れていると特に目立つ場所なので、なるべくきれいになるよう保つ必要があります
。床の掃除機がけはできれば3日に1回は行うようにしましょう。
また、リビングがフローリングの場合、定期的にワックスがけが必要となります。
半年に1回はワックスを重ね塗りし、5年に1回は一度ワックスをすべてはがしてもう一度塗り直します。
定期的にワックスを塗ることにより、フローリングをキレイに保つことができます。
(2)廊下・階段
人が多く動くのでホコリがたまりやすい廊下や階段。3日に1回は、掃除機をかけて人が通る部分をきれいにしましょう。また、週に1度はほうきなどをつかって、隅に入り込んだホコリをかきだすようにします。
(3)窓
窓の外側には風と一緒に飛んでくる泥砂・花粉・車の排気ガス、窓の内側には静電気を帯びた泥砂・油煙・手垢などからくる汚れがつきます。
そのため、見える部分から掃除するようにしましょう。
〈掃除方法〉
①汚れが少ない場合
酢かクエン酸水のスプレーをまんべんなく拭き付け、スクイージーで上から下の順に拭いていきます。
サッシの部分は雑巾などで拭き取ります。
②汚れがひどい場合
セスキ炭酸ソーダか重曹の水溶性スプレーを窓に拭き付け、たっぷりと水をしみこませたスポンジで上から下に向かって拭いていきます。
その後、酢かクエン酸水のスプレーを拭き、液体を中和させます。
なお、重曹の水溶性スプレーのつくり方はこちらの記事をご覧ください。
また、網戸の掃除の仕方について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
(4)キッチン
油汚れ・シンク周りの汚れは放っておくととりづらくなってしまうため、汚れたらすぐに拭きとるようにしましょう。
洗剤を使った掃除は、週に1回程度がおすすめです。なお、キッチンの掃除について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
また、キッチンの掃除の中でも最も汚れやすいグリル掃除の方法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
換気扇は外側の部分は気づいた時には拭くようにし、内側や羽の部分は3ヵ月~6ヵ月に1回は掃除するように心掛けましょう。
換気扇の掃除について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
(5)洗面所
洗面所の汚れは放っておくと水アカやカビにつながり、取りづらくなってしまいます。
可能なら洗面所を使ったらタオルなどで乾拭きをし、常に水気が少ない状態にしておきます。
また、月に1度は全体を掃除し、汚れがたまりにくい状態を保ちましょう。
〈掃除方法〉
①鏡
使ったら水分を含ませたタオルなどで汚れを拭き取ります。
汚れが気になってきたら、ガラス用洗剤をつけて拭きます。
②キャビネット
台所用中性洗剤を布に含ませて全体を拭き、水で濡らし固く絞った雑巾で洗剤成分を拭き取ります。
水気が残っていると、水アカやカビの原因となるため、最後に乾拭きします。
③洗面ボウル
使ったら水で洗い流し、乾拭きするようにします。
汚れが気になってきたら、ボウルの部分はお風呂用洗剤を含ませたスポンジで円を描くように洗い、水洗い・乾拭きを行います。
小さなオーバーフロー穴や排水口は歯ブラシでこすり洗いをします。
(6)浴室
体についた汚れを洗い流す浴室。水や皮脂で汚れやすいので、使ったら掃除をすることが大切です。
また、排水口回りは月に1度漂白剤を使って掃除するようにしましょう。お風呂の掃除について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
(7)トイレ
毎日使うトイレ。歌にもあるとおり、トイレを常にきれいにしておくと、家の運気が上がるといいます。
そのため、可能なら毎日掃除するようにしましょう。トイレ掃除について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
(8)玄関
家の顔である玄関。風水的には毎日掃除をし、きれいに保つことが理想的とされています。
ただし、毎日の掃除が難しい場合は玄関やドアの周りの掃き掃除を週に1度は行うようにしましょう。
〈掃除方法〉
①玄関ポーチ・たたき
汚れが気になる場合はあらかじめごみを取り除いた後、リビング用洗剤をスプレーします。
水で洗い流せる場合はブラシなどでこすり洗いをし、水で洗剤成分を洗い流します。
水で洗い流せない場合は布で洗剤成分を拭き取ります。
どちらの場合も、最後にしっかり乾燥させます。
②玄関ドア・表札・ドアホン
玄関ドア・表札・ドアホンも手アカなどで汚れがちです。
リビング用洗剤を布に含ませて拭きましょう。
③下駄箱(シュークローク)
まず、リビング用洗剤を含ませた布で下駄箱の外側を拭きます。
次に下駄箱の中に入っている靴をとり出し、下駄箱の中にたまったホコリや砂をほうきなどで掃き出すか、掃除機で吸い取ります。
最後にリビング用洗剤を含ませた布で下駄箱の内側を拭き、しっかり乾燥させます。
このとき、木製の下駄箱ですとしっかり乾燥させないとカビの原因になってしまいますので注意しましょう。
まとめ
今回、この記事では以下のことについて紹介しました。
上→下・奥→手前に掃除する
水回りから掃除する
まずは片付けるところから・場所別掃除の頻度・方法紹介
・リビング:3日に1度
・廊下・階段:3日に1度
・窓:汚れが気になったら
・キッチン:週に1度
・洗面所:月に1度は全体を
・浴室:使う度に・排水口は月に1度
・トイレ:毎日
・玄関:週に1度
毎日掃除をしないといけない…頭でわかってはいるのですが、どうしても毎日は難しいですよね。
私の場合、今までは目につくところから掃除をしていたので、せっかく床を掃除したのにまた汚してしまい、どうしても二度手間・三度手間となっていました。
これからは上→下、奥→手前の基本を忘れず、毎日少しずつ掃除していけたらと思います。