メッセージ

バースデーカードの書き方、喜んでもらえる文例集(友人・お客様・英文・恋人)

ライターのsaochiです。

あなたは大切な人の誕生日をどのようにお祝いしていますか?

年に1度のお誕生日ですから、少しでも相手が喜んでくれるようにといろいろ考えますよね。

プレゼントを選んだり、レストランを予約したり、サプライズパーティーを企画することもあるでしょう。

その中でも1番シンプルでありながら大切にしたいのは、やはり「誕生日おめでとう」のメッセージを送ることです。

今はメールやSNSといった便利なツールが主流ですから、誕生日当日に「Happy Birthday」などのメッセージを気軽に送りあうことが多いかと思います。

私も先日の誕生日にはたくさんのお祝いメッセージをSNSで受け取りました。

お祝いしてもらえることは素直に嬉しいのですが、SNSではやはりどこか味気なさを感じてしまいます。
それは、小学生の頃にいとこからもらったバースデーカードが忘れられないからかもしれません。

開くと真っ白なバースデーケーキが飛び出すポップアップ式の手作りバースデーカードで、「HAPPY BIRTHDAY また一緒に遊ぼうね」と可愛い色ペンで書かれていました。

素敵なカードに何気ないお祝いのメッセージ、ただそれだけなのですが、私は毎年そのカードを思い出してしまいます。「カードを手作りしてくれた」という嬉しさと感動を忘れられないからです。

デジタル時代の今だからこそあえて「手書きのバースデーカード」を贈れば、相手の記憶により印象深く残ってくれそうだと思いませんか。

今回は、せっかく手書きのバースデーカードを贈るなら「お誕生日おめでとう!」や「Happy Birthday!」だけではない、ひと工夫あるメッセージの文例を紹介していきます。

友人・恋人・お客様や目上の方あてのものや英文の文例も紹介します。

そして、意外と知らない方が多い、バースデーカードのマナーについても解説します。

カードの書き方や封筒への入れ方、文字色の選び方といったちょっとしたマナーも知っておくと絶対に役立ちますよ!

 

バースデーカードの書き方

まずはバースデーカードの書き方やペンの色、封筒の入れ方といったマナーについて紹介します。

親しい間柄の友人であれば「カードをくれただけで嬉しい!」と喜んでくれると思いますが、目上の方やお客様などへのバースデーカードは特に気づかいが必要ですよね。

心を込めて書いたバースデーカードなのに失礼があっては、せっかくのお祝いが台なしになってしまいます。

これから紹介するいくつかのマナーを知っておくだけで、受け取った相手に気持ちよく読んでもらえる素敵なカードが書けるようになります。

 

縦折りカードと横折りカード、メッセージはどこに書く?

まずはメッセージを書く位置について確認しておきましょう。

  • 縦折りのカード(左右に開く)
  • 横折りのカード(上下に開く)

メッセージカードには上記の2種類があります。どちらを使っても問題ありません。

この2つ折りタイプのものの場合、

2つ折りになっているカードの「内側」の「片面だけ」にメッセージを書きます。

(片面だけで書ききれなくなってしまった場合は、カードの裏に書いてOKです。)

ただし、相手がすぐに気付かない場合もありますので「続きのメッセージが裏にあるよ!」「裏も読んでね」や「伝えたい思いがあふれすぎて、裏まで書いてしまいました。」といった一言を書いておくと親切ですね。

それでは縦折り・横折りそれぞれのカードに書くメッセージの位置を紹介します。

 

縦折りのカード

縦折りのカードとは、本のように左右に開くタイプのものです。

 

縦折りのカードの場合は、カードを開いた「右側の面」にメッセージを書きます。

文章が書ききれなかった場合は、文字を書いたちょうど裏面に続きを書きましょう。

 

 

横折りのカード

横折りのカードとは、ノートパソコンのように上下に開くタイプのものです。

 

 

横折りのカードの場合は、カードを開いた「下側の面」にメッセージを書きます。

文章が書ききれなかった場合は、こちらも同じ要領で文字を書いたちょうど裏面に続きを書きましょう。

市販されているメッセージカードは、メッセージを書かない左側や、上側にイラストや装飾がされていることが多いので、書く場所が分かりやすくなっています。

カードを手作りする際は無地でも構いませんが、贈る相手に少し味気ない印象を持たれるかもしれません。

左側や上側にイラストやシールなどでデコレーションをすると、華やかな印象になります。

 

ペンの色、基本は何色?避けた方がいい色

「せっかくのお祝いなのだから、華やかなバースデーカードにしたい!」

と、赤やピンクで書いたり、文字ごとに色を変えてみたりと様々な工夫をしたくなりますよね。

親しい友人であればカラフルに仕上げるのも喜ばれますが、上司や先輩といった目上の方へのマナーとしては、少し気を付けた方が良い場合もあります。

 

TPOに合わせたペンの選び方や注意点を紹介します。

基本の色は何色?

書類などでもそうですが、文字を書くときは「黒」や「青」といったハッキリとした濃い色を使うのがベストです。

バースデーカードはお祝いのカードですが、メッセージは黒や青で書いた方が良いでしょう。

しかし、お祝いのカードが黒一色では地味ですよね。

そこで、メッセージの

  • 文字の大きさを変える
  • 文字の書体を変える
  • 波線など文字の下に装飾を加える

などの工夫を加えて華やかにしてみてください。

ちょっとしたことでガラリと印象が変わります。

どんな書体や装飾を使えば良いの?と思った方はこちらの動画を参考にしてみてください。

 

【youtube動画】かわいい文字でメッセージを書くコツ

 

簡単に可愛く書ける装飾文字の書き方やコツを丁寧に解説してくれています。
デザイン学校の先生が教えてくれているので、説明がとってもわかりやすいです。

絵は苦手・・・な私でも「これなら」とチャレンジできます。

 

カラフルに仕上げたい時のポイント

友人など親しい人にはカラフルな色のペンを使っても大丈夫です。

相手の好きな色やイメージにあった色を使うと「自分のことを分かってくれている」と喜ばれますよね。

色をたくさん使えば華やかになりそうですが、色が多すぎるのも読みづらくなるので気を付けましょう。

おススメは、

  • 同系色2色と、その他1色

です。このくらいにまとめると、品の良い華やかさを保てますよ。

 

避けた方が良い色は?その他注意点

使ってはいけない色はありませんが、色のバランスには注意しましょう。

例えば、「白地のカードに黄色や薄茶色の文字」ですが、背景の色に対して文字の色が薄くとても読みづらいものになってしまいます。

せっかくカードを贈っても読みにくい文字であれば相手の印象も薄くなってしまいます。

白地のカードに黄色など淡い色を使いたい場合は絵や装飾に使用するようにしましょう。
また、淡い色の文字を書きたい場合は思い切って黒や緑など濃い色の紙に書くと色のバランスが良くなります。

色に関する注意点ではないですが、ペンで書く場合は文字の大きさや配置を下書きで確認した方がよいでしょう。

いきなりペンで書いてしまうと「1文字だけ入らなかった!!」というような残念なミスがおこりがちです。

手作りのカードならもう一度作り直すのが大変ですし、市販のカードは同じものが手に入らないこともあります。

少し手間だとは思いますが、せっかくのお祝いなので、「お誕生日おめでとう」の配置だけでも鉛筆で下書きして確認しておくと失敗もなく安心です。




カードを封筒に入れる向きって決まっているの?

バースデーカードを封筒に入れる時は正しい向きがあります。

私は全く気にしたことがなかったので、調べていてとても驚きました。受け取った方の大半は気にしないとは思うのですが、マナーを重んじる方も多くいます。

特にビジネスなど場面では、ちょっとした配慮で印象が変わりますよね。

封筒を開けた瞬間から印象が決まりますので、ぜひ覚えておきましょう。

 

封筒の表裏

まずは封筒の表と裏について確認しておきましょう。

  • 封筒の表は「相手の名前や住所を書く方」
  • 封筒の裏はのり付けしたりシールを貼ったりして「封を閉じる方」

です。

 

封筒に入れる向き

それでは封筒にバースデーカードを入れる向きについて説明します。

「カードの正面が封筒の表側にくるように入れる」

「カードの折り目が外側になるように入れる」

これが封筒への正式な入れ方です。

カードの正面と封筒の表側、カードの裏面と封筒の裏側と両方の表裏を合わせておけばいいということですね。

最近は、凝った仕掛けの付いたポップアップカードもたくさん売られていますよね。

そのようなサプライズのあるカードの場合は、わざと封筒の裏側にカードの正面がくるようにして入れる場合もあります。

こうすると封筒を開けてカードを取り出した瞬間に相手を驚かせることができるので効果的ですね。

ただし正式な入れ方ではないので、親しい友人に送る場合に限定しておいた方が良いでしょう。




 

誕生日メッセージ文例集

文例を紹介する前に、まずは誕生日カードに添えるメッセージの書き方についてポイントをまとめておきます。

1.シンプルにまとめる

2.お祝いと感謝の気持ちを素直に伝える

3.相手によって言葉遣いや文体を変える

4.相手とのエピソードを入れる

こちらの4つのことを心掛ければ、とっても素敵なバースデーメッセージが書けること間違いなしです。

では贈る相手別におススメのメッセージをご紹介します。

4つのポイントと組み合わせてあなたらしいメッセージを考えてみてくださいね。

 

 

友人に贈る誕生日メッセージ

友人には心温まるメッセージを贈りましょう。

特に、今までの思い出やあなただけが知っている友人の素晴らしい一面をエピソードと交えて書くと喜ばれます。

「Happy Birthday!友達になってもう○年!これからも一緒にたくさん思い出を作ろうね。」

「頑張っている○○の姿を見ると私も頑張ろうって思えるんだよ!お互いに頑張ろうね。」

「いつも話を聞いてくれてありがとう。本当に助けられているよ。今年こそは私が助ける番になるよ!!」

 

お客様や目上の方に贈る誕生日メッセージ

お客様や上司など目上の方へは、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。

相手の方の体調やこれからの活躍について触れるといった気配りも大切です。

「お誕生日おめでとうございます。ささやかですが日頃の感謝を込めたプレゼントです。」

「○○先輩は、私たちの憧れです。ご迷惑おかけすることもあるかと思いますが、ご指導よろしくお願いします。」

「○○様のこれからのさらなるご活躍をお祈りしています。」

「いつもありがとうございます。これからもいっそう若々しくお元気でいらしてください。」

「素敵なお誕生日をお過ごしください。」

 

恋人に贈る誕生日メッセージ

恋人には愛を伝えるメッセージを素直に表現してみましょう。

普段は照れくさくて言いにくい想いを文字にして伝えます。

「誕生日おめでとう。大切な日を一緒にお祝いできてとても嬉しいよ。大好きです。」

「いつもそばにいてくれてありがとう!あなたは私の心の支えです。来年も一緒にお祝いさせてね!」

「なかなか会えないけれど、いつも○○のこと想っているよ。今年もたくさん素敵な思い出を作ろうね!」

 

英語の誕生日メッセージ

「お誕生日おめでとう!だけではつまらない」という方は英文でメッセージを書いてみてはいかがでしょうか。

英語は苦手という方におすすめの短いメッセージを紹介します。

ほんの1フレーズでもかっこよく見えてきますよね。

Happy Birthday to You.(お誕生日おめでとう。)

Happy 20th Birthday! (20歳のお誕生日おめでとう!)

Hoping this will be a wonderful year for you.(あなたにとって素晴らしい1年になりますように。)

With love on your birthday.(あなたの誕生日に愛をこめて。)

I wish for your happiness and health.(あなたの幸せと健康を祈ります。)




 

まとめ

バースデーカードを書く時のマナーと、相手に喜んでもらえるメッセージの例文について紹介しました。

メッセージ(文字)を書く位置
「縦折のカード」は開いた右側の面、「横折のカード」は開いた下側の面。

ペンの色
基本的に「黒」か「青」を使う
目上の方には簡単な装飾や書体を変えるなどで華やかにし、カラフルにする場合は親しい相手に限定しておくと失礼になりません。

文字の装飾
上で紹介した動画が分かりやすいのでぜひ参考にしてください。

封筒にカードを入れる時
正式にはカードの正面が封筒の表側にくるように入れる。
ですが、最近では開けた時に文字やカードの装飾が見えるように、あえて裏向きに入れる場合も増えています。

内容
メッセージカードは手紙ではないので、メッセージはシンプルに、素直に、そして相手によって言葉遣いを変えることを心掛けましょう。
相手とのエピソードを入れることで、オリジナリティーのある素敵なメッセージになります。
今回紹介した例文と組み合わせて書くと、相手の心にグッとくる素敵なメッセージが完成しますよ。

デジタルな時代だからこそ年に1度の誕生日には、手書きのバースデーカードで大切な恋人や友人に日頃の想いを素直に伝えてみましょう。

仕事場の上司やお客様にも、手書きで心のこもったバースデーカードは、他の無機質な印刷された文字に比べてより深く相手の印象に残ることでしょう。

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