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「ハートランド倉敷」で備中倉敷の文化を満喫

ゴールデンウィーク期間中に開催される「ハートランド倉敷」は、美しい倉敷の街並みを、存分に楽しめるイベントです。

「ハートランド倉敷」は倉敷市内で最も観光客が訪れる「美観地区」を中心に、ゴールデンウィークの5月2日~5日と17日までの土日に開催されます。

 

 

「ハートランド倉敷」ってなに?開催期間は?

しっとり風情のある「瀬戸の花嫁・川舟流し」をはじめ、江戸時代からの街並みに合った、さまざまなイベントや音楽、芸術など、倉敷の文化を体験できるイベントです。

<開催期間>
2015年5月2日~5日
17日までの土日

 

 

「ハートランド倉敷」の見どころは?

「ハートランド倉敷」では多数のイベントが開催されますが、美観地区の風情ある街並みや建物そのものも見どころといえます。

 

【倉敷美観地区の街並み】

 

☆倉敷川
 
市内を流れる倉敷川は白壁の街並みや柳の木々とともに風情ある景色をつくっています。ここでのイベントは「瀬戸の花嫁・川舟流し」、「竹取物語・川舟流し」や「天領太鼓・川舟流し」などがあり、笛や太鼓の音色をバックに倉敷川を下る川舟は、ゆったりした時間の流れの中で、江戸時代にタイムスリップさせてくれます。

 
☆町家
 
美観地区には江戸時代後期~明治初期にかけて建てられた「町家」と呼ばれる建物がいくつも残っています。中でも「大橋家住宅」は建物の一部を見学することができ、当時の大橋家の名声と格式の高さをうかがえる造りや調度品などを見ることができます。

他にも、外観はそのままで中だけを改装し、カフェやギャラリーとして使われている建物もあり、気軽に立ち寄れます。大原家ゆかりの「大原家住宅」、「有隣荘」も外観だけではありますが、町家独特の造りを楽しめます。

 

 

☆大原美術館

ギリシャ神殿のような外観の「大原美術館」は倉敷の実業家「大原孫三郎」が設立した日本最初の私立美術館です。西洋・近代美術など多数の所蔵品に囲まれ、落ち着いた空間の中で過ごす時間は心を豊かにしてくれます。

 
☆倉敷アイビースクエア

蔦がからまる赤レンガの情緒ある建物は、明治時代の倉敷紡績所をそのまま改装し、現在はホテルになっている「倉敷アイビースクエア」です。敷地内には宿泊施設だけでなく、アンティークオルゴールの博物館「オルゴールミュゼ」や備前焼が体験できる「陶芸教室」などもあり、芸術や文化に触れる場所にもなっています。

 

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美観地区は日が暮れると「夜間景観照明」の優しいあかりに包まれ、幻想的な街並みに変わります。昼間とは一味違った街並みを、ご夫婦やカップルでぜひ歩いてみてください。

 


 

「ハートランド倉敷」ゴールデンウィーク中の交通規制

2014年には5月3日と4日の2日間、倉敷アイビースクエア西側の市道が観光客の混雑回避や安全確保のため通行止めとなりました。パレードによる交通規制は今のところ予定されていませんが、ハートランド倉敷へは多くの観光客が訪れるため、イベント期間中倉敷市内は渋滞が予想されます。

美観地区に近い駐車場は空車待ちの車で渋滞となる場合もありますので、少し離れた駐車場から歩いて目的地に向かった方が早いかもしれません。

 

 

イベント期間に限らず、美観地区の街並みは一年を通していつでも楽しむことができます。

また、倉敷市内には美観地区以外にも観光スポットが多いので、機会があればお休みの日に足を伸ばしてみてはいかがですか?

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