フラワーフェスティバルの会場でも一際目を引く「花の塔」。この塔を彩る花鉢たちが、最終日に無料配布されるのはご存じですか?
花鉢は持ち帰って育てられる根っこのついたものと切り花とがあります。ガーデニング愛好者はもちろん、フェスティバルの記念品としてもぜひもらって帰りたいですね。
最終日の花鉢配布の場所と時間
<場所> 平和記念公園南側の噴水近くの花の塔付近
<時間> 正式なイベントではないので毎年時間ははっきりと決まっていません。
通年は最終日のお祭りの終了以降(だいたい午後6時から6時30分ぐらい)。お祭りが終わると花の塔の火が消されるので目安にしてみてください。
ここで注意すべき点は、フラワーフェスティバルは野外で楽しむお祭りのため、天候に左右されたり、並んでいる人の人数によって配布時間や配布自体の有無が変更になる可能性があるということです。
その時の状況によって変わるので時間と気持ちに余裕を持って参加してみましょう。
過去の行列はどれくらい?
配布される花鉢はおよそ8,000鉢で、今までは1人に1鉢から4鉢ぐらい配布されています。(年によって1人当たりの数は変わっています)したがって、もらえた人だけでも約8,000人が並んだ年もあるということになります。
長い時間立って待つことになりますのでトイレのタイミングや体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。鉢を持ち帰る袋の用意もお忘れなく。土や水分がありますのでビニール袋がお勧めです。
並べばみんなもらえるの?
数に限りがあるので残念ながら並べば全員がもらえるというわけではありません。年々人気が出てきてフェスティバル終了のかなり前の時間帯から長蛇の列が作られています。
もらえなかったという人も増えてきていますので、ほしい人は早めに並んだ方がよさそうです。もらえる花は自分では選べないので、どの花が自分のところにくるのかはもらうまでのお楽しみになります。
フラワーフェスティバルで展示されるのはどんな花?
フェスティバルで展示される花は広島市や近郊の学校、地域、家庭で育てた花が使用されています。展示される花は春にはかかせないパンジーやペチュニア、カーネーションに菊など様々な種類と色合いで、来場者を楽しませてくれます。
これらの花で作られた花壇に花文字、花の塔など見どころは満載です。フェスティバル終了後、無料配布された花鉢以外の花の行方が気になりますよね?残りの花たちは、提供してくれた生産者にランダムに返却され、引き続き育てられています。
フェスティバルを通じて、広島を花であふれる街にしよう!という「花育」と呼ばれる地域全体の取り組みにも触れることができます。
【第35回 ひろしまフラワーフェスティバル 2011 広島県広島市】
フラワーフェスティバルでたくさんの花々に囲まれて癒されて、帰りはその余韻を花の塔の花鉢と一緒に持ち帰れたら素敵ですね。