工作

簡単な夏休みの工作!高学年向けアイディアと作り方

ライターのMichelleです。

お子さんが成長するとともに親としては「宿題のお手伝い」は、遠慮したくなるものです。子どもが高学年にもなると、特に夏休みの宿題は手伝いたくないですよね?

そこで今回は、小学校高学年程度のお子さんがほぼ自分の力だけで仕上げることができる「工作」をご紹介します。

材料は市販されている「キット」などではなく、家にあるものや100円ショップで手に入るものを使います。お子さんの想像力・創造力を生かした作品作りにチャレンジしましょう。

玉子の殻でモザイク画を描こう

毎日のように食卓で見かける卵料理。

殻は何も考えずに捨ててしまっていますよね?その殻を使って、モザイク画を描いてみましょう。

<用意するもの>
・玉子の殻
・少し深さのある器
(紙皿やビニール袋でも可能)
・鉛筆
・絵の具、筆、水
・新聞紙
・厚手の紙
・木工用ボンド<準備>
玉子の殻はなるべく大きな形のまま、薄皮を取り除いてキレイに洗って乾燥させておきましょう

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→広げた新聞紙の上で乾かすのがオススメです

 

 

<作り方>
1)玉子の殻を、作りたいモザイク画で使う色に合わせて絵の具で塗って乾かす

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→広げた新聞紙の上でやると、汚れが気になりません

→色付けした玉子の殻は、色ごとに分けて5~8mm程度の大きさに砕き、ビニール袋や紙皿などに分けて入れておきます

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2)厚手の紙に鉛筆で下絵を描く

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3)玉子の殻を貼りたい部分に、木工用ボンドを塗り

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色付けした玉子の殻を貼り付ける

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→木工用ボンドは乾くと透明になります

 

4)「ボンドを塗る→殻の貼り付け」の作業を繰り返し、モザイク画を完成させる

→玉子の殻が細かいほど仕上がりがきれいになりますが、その分完成までに時間がかかります。

また、細かい部分はピンセットなどを使うと便利です。

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コチラでは、上記の手順を動画で確認することができます。説明は英語ですが、上記の手順が分かっていれば、理解できるとなっています。

 

【Egg Shell Mosaic】

絵にする題材は、海・宇宙・想像の世界などでも構いませんが、夏の思い出の1シーンを選ぶと、より思い出深い作品に仕上がります。

 

牛乳パックで可愛いトレー作りに挑戦!

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リサイクルに出すと、再生紙としてよみがえる牛乳パック。家庭内でも、可愛いトレーとして再利用してみましょう。

両面テープ・布・フエルト・飾りのリボンなど材料は全て100円ショップで揃えることが出来ます。

<用意するもの>
・牛乳パック
・はさみ、定規、シャーペン
・両面テープ
(粘着剤の素材が「アクリル系」のもの)
・布(作りたいトレーの展開図より一回り大きなサイズ)
・フエルト(作りたいトレーの展開図と同じサイズ)
・アイロン、アイロン台、あて布
・リボンやビーズなど
・針と糸<準備>
牛乳パックは洗ってしっかりと乾かし、切り開いておきます。

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<完成までにかかる時間>
約2時間

<作り方>
1)牛乳パックを作りたいトレーの大きさに切る

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→上記の通りに作る場合には、牛乳パックが2つ必要です。

見本通りに作ると、底が12cmx12cm・高さ3cmの正方形トレーが1つ、底が7cmx16cm・高さ3cmの長方形トレーが1つ作れます。

※この写真ではサイズを記入するためにラップを使っていますが、実際に作る際、ラップは必要ありません

 

2)牛乳パックの内側の白い面に両面テープを貼る

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→右の見本の青い線の部分に両面テープが貼ってあります

 

3)両面テープの「はくり紙」をはがし、布に貼りつける

 

4)箱を裏返し、布の4辺に両面テープを貼る

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5)両面テープの「はくり紙」をはがし、布を折って箱に貼りつける

→牛乳パックの縁を布でくるむ形になります

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6)トレーの大きさに合わせて裁断したフエルトを用意

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フエルトの4辺に両面テープを貼る

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7)両面テープの「はくり紙」をはがし、5の上に貼りつける

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8)アイロンを「中温」に設定して、温める

→ヤケドしないように、アイロンの取り扱いには十分気をつけましょう

 

9)アイロンが温まったら、布の面はそのまま

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フエルトの面には「あて布」をして、アイロンをかける

→アイロンはあまり動かさず、上からぎゅっと押さえるように熱を加えて少しずつ移動させていき全体を圧着させます

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※牛乳パックの表面加工に使われている「ポリエチレン」や、両面テープの粘着剤「アクリル」がアイロンのによって溶けるため、きれいに接着することができます

 

10)トレーの熱が取れたら、トレーの縁になる部分を立ち上げて隅の形を整え

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針と糸で縫いつける

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→この時、ビーズやリボンなど、飾りになるものを一緒に縫い付けると可愛くなります

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11)全ての縁を縫いつけ、飾りをつけたら完成!!

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牛乳パックの形をそのまま生かして、ペン立てやふた付きの箱などに仕上げてみても素敵になります。

散らかりがちな小物を入れたり、誰かにプレゼントしたり・・・と使い道もたくさんあります。

夏休みのもう一つの宿題、自由研究についてはコチラの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

簡単1人でできる!夏休みの自由研究テーマ~小学生・中学生向け~夏休みの宿題は子どもの問題、と親は思うものです。 ですが、「まだ、出来てない」とか「何すればいいか分からないよ」と言われると、つい...

 

自由研究もテーマを考えるだけで日が過ぎていきがちです。早めに取り組んで、さっと終わらせてしまいましょう。

まとめ

小学校高学年のお子さんにおすすめの、一人でも取り組みやすい工作を2つ紹介しました。

・玉子の殻でモザイク画を描こう

・牛乳パックで可愛いトレー作りに挑戦!

小学校高学年ともなると、お子さんの集中力も割と長い時間続くようになります。

作品の仕上がりを想像しながら、色合いを考えたり形を考えることができるとよりよい取り組みになります。

ボンドや接着剤、アイロンに裁縫道具、と取り扱いに注意が必要な道具も使いますが、大人は一定の距離を保って見守ってあげるようにしましょう。

きっと独創的で素敵な作品が完成します。

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