ここでは医療費控除を受けるための
確定申告の際に提出する
「医療費の明細書」の書き方を詳しく説明します。
パソコンで入力したい方はこちら
国税庁のホームページでは、パソコンで申告書を作成することもできます。
確定申告 ひとりでできる医療費控除編(平成21年分) 2/2
記入に必要なもの
① 医療費の明細書(ダウンロードはこちら)
② 医療費にかかった領収書
医療を受けた人ごとに、かかった病院別、薬局別の領収書をまとめておきます。
(明細書サンプルには青字で記載しています)
③ 領収書が取れない医療費の集計
(明細書サンプルには赤字で記載しています)
領収書をまとめる
医療を受けた人・かかった病院(薬局)が同じ領収書を集計します。
受診日別に分ける必要はありません。
控除を受けられる対象となるものはこちら
領収書が取れない医療費を集計する
通院のために領収書の取れない
バスや電車などの公共交通機関を利用した場合は、
病院の領収書などと照合できるように、表を作成して整理しておきましょう。
〈 医療費控除の内訳明細サンプル 〉

申告書や明細書と提出するため、わかりやすく整っている必要がありますが、
決まった用紙や形式などはありません。
できればパソコンなどで作成しておくのがよいでしょう。
医療費の明細書に転記する
領収書の金額(青字)と、医療費控除の内訳明細を集計した通院費を
一致するように転記します。(赤字)
注:実際の明細書には全て黒字で記入します。
〈 医療費の明細書 〉
① 所得金額の合計額: 源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」の部分にあたります。
② 年収が311万6000円以下のサラリーマンは10万円より少なくなるので、
医療費の合計が10万円以下でも医療費控除が受けられる場合があります。
これで「医療費の明細書」は完成です。
実際の申告の際、必要となる書類はこちらの記事から。
医療費控除のための確定申告の準備が全て整います。