今年の春から子供が小学生という家では、入学準備で色々買い揃えたりと大忙しです。
ランドセルをはじめ近年は様々な色や種類のものが増えて、子供の好みに合わせて選んであげることが出来ます。
また、新1年生以外にも進級を機に心機一転、新しい学習用具を買おうと考えているご家庭も多いでしょう。
そんな中、小学生の必需品の1つである筆箱についてご紹介します。「筆箱」は幼稚園や保育園ではクレヨンなどを使っていた子供たちにとって、ランドセル同様に「自分は小学生なんだ」と自覚できるアイテムの1つです。
ですから長く使えて愛着がわくような1品を見つけたいですよね。こちらでは、筆箱の模様と名入れについて詳しくご紹介します。
また、男女別の筆箱を選ぶポイントや、ファスナー付きの筆箱に替えるタイミングなどを知りたい方はこちらをご覧ください。
【参考記事】筆箱選びのポイント
子供が楽しく勉強できるようになるためにも、後悔しない筆箱選びを一緒にしてあげましょう!
目次
気になる最近の筆箱事情
新年度が目前に迫る3月は、文房具売り場でたくさんの種類の筆箱が商品棚に並びます。
子供が思わず目を奪われてしまうような、キャラクターの筆箱や魅力的なデザインの筆箱などありますが、子供の一存で「これ!」と決めてしまうのはストップです。
学校によっては使用できない筆箱がある
学校によって、特に新1年生は筆箱について細かい決まりがあることがあります。
「落とすと音が大きいので、缶製はダメ」
「両面開きはダメ」
こういったルールは本当に学校ごとに違うので、学校の説明会や先輩ママさんたちに事前にリサーチしてから購入すると安心です。
祖父母などから筆箱をプレゼントしてもらう場合なども、事前にルールを伝えておくようにしましょう。せっかくもらった筆箱が学校で使えないのでは、お子さんもガッカリしてしまいます。
流行のキャラクターで失敗してしまう例も
うちの小学校はキャラクターものが大丈夫だから、子供の好きなキャラクターにしてあげよう。そう考えている方も、注意が必要です。
多くの先輩ママさんからは「子供がこのキャラクター古いからイヤだ」という理由で買い替えを迫られた、という声がたくさん出ています。購入時に子供が喜んでいても、1年後には飽きてしまう可能性が。
買う際には長く使ってもらえるキャラクター(ディズニーなど、どの世代でも人気なもの)を選ぶか、購入の際に子供と「飽きたからって買い替えることはしない」と約束することが大切です。
低学年は買い替えの回数が多い
いくら親が「長く使えるものを」と選んでも、低学年の子供にとっては難しいことがあります。不注意で壊してしまったり、おもちゃにして自分で壊してしまったり・・・。
せっかく選んで買ったのに!とついつい怒ってしまいそうですが、これもよくあることだというのが先輩ママさんたちの意見です。
少しずつ「ものを大切に使う」ということを覚えてもらうことがポイントになります。そのためにも、小学校のルールに合って、かつ、子供が気に入る筆箱を選ぶことが重要だということが分かります。
飽きたら習い事用に
他にも筆箱事情としてはこんな意見がありました。
「子供が好きなキャラクターものを買ったら、小学校はNGだったので習い事で使っている」
「子供が新しいのが欲しいと言ったので、古い方は習い事でちゃんと使うという約束で購入した」
長く使ってもらいたいという気持ちがあっても、新しいものを買ってもらえないという些細なことで子供が勉強しなくなるのは困ります。
子供の意見に耳を傾けつつ、納得できる方法で長く使うという家庭も多いようです。
これなら安心!小学生にオススメの筆箱
学校によってルールが様々あると思いますが、やはり子供には授業に集中してもらえて使い勝手が良いものが一番です。
こちらでは、どんな学校でも大丈夫な柄とデザインで、使い勝手の良い筆箱を学年別にご紹介します。
1~2年生用
入学して間もない1~2年生は、とにかくシンプルでコンパクトなものがオススメです。鉛筆数本と消しゴム、定規が入ればほとんど問題なく、コンパクトなものを選ぶことで、少しでもランドセルの中身を軽くすることが出来ます。
こちらはとても軽いと評判の筆箱で、低学年の子供にはもってこいの筆箱です。シンプルだけど子供も気に入ったという意見が多くありました。
10色あるので子供が気に入る色を見つけられること間違いなしです。また、三角定規や分度器を入れられるスペースもあるので、高学年まで使い続けることが可能です。
ちょっと低学年の子には大人っぽいかな?と思うデザインですが、とても人気の筆箱になっています。
こちらも数色から選べるので、子供が好きな色を選んで購入している方が多いです。少し値が張りますが、しっかりしていて長く愛用するにはもってこいの一品です。
3~4年生用
この頃から算数で三角定規や分度器などの、必要になる文房具が増えてきます。使い勝手に加えて、収納量や鉛筆削りなどがあるものが人気になってきます。
鉛筆を入れるスペースの他に、ペンなどを入れるスペースと鉛筆削りが付いた筆箱です。1~2年生よりも色々と使うようになるこの年齢にオススメです。
ただ、鉛筆削りは取り外しができないため、削りカスを捨てたりするのが不便だという意見もありました。
筆箱でよくあるのが、登下校などの移動中の衝撃で筆箱のふたが開いて中身が飛び出してしまうことです。
1~2年生では簡単に開閉できるマグネットのものがオススメですが、少し大きくなったこの年齢からは、こんな筆箱もオススメです。
5~6年生用
筆箱の利点は「余計なものが入れられない=必要最低限なものだけが机の上にある」という点です。
低学年の頃は色々なものに目が行って授業に集中できなかったり、持ち物の自己管理がちゃんとできないため筆箱はとても重宝します。
しかし、この年齢になると環境に関係なく集中でき、自己管理もできるのでファスナータイプのペンケースを使う子供が多くなります。
そんな中でも人気の商品がこちらです。
形状は筆箱に近いので、初めてのペンケースでもとまどう心配が少ないデザインです。鉛筆以外のカラーペンなどを入れるスペースがたくさんあるので、中学校でも使えます。とてもしっかりした作りで、子供でも使いやすいと人気です。
こちらの記事ではファスナータイプのペンケースへの買い替え時について詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
世界でただ1つ!名入りの筆箱
私物に愛着がわくようにする1つの方法として、自分の名前が印字されているものというのはとても効果があります。名前シールや手書きではなく、あらかじめ筆箱に自分の名前が書いてあったらお母さんの仕事も1つ減ってうれしいですよね。
こちらでは、名入りの筆箱を購入できるお店やサイトをご紹介します。
銀座伊東屋
文房具店で有名な「銀座伊東屋」では、購入した筆箱などに有料でお名入れサービスを行っています。新年度直前にはとても人気があり、好評だということです。
サービスの詳細については各店舗へお問い合わせください。とのことでしたので、直接店舗へ出向く必要がある可能性が高いです。オンラインストアでの購入を考えている方は、あらかじめ確認をしてください。
Mina★kuru
こちらのお店は楽天ショッピングのサイトを通じて名入れの筆箱を購入することが出来ます。商品は限られていますが、どの学校でも低学年から使えるシンプルな筆箱もあるので、自分の子供以外にも親戚の子の進学祝いとして購入する方も多いです。
名入れする文字の書体も選べるのがうれしいですね。
学習用品の購入は親の思惑が色々あっても、最終的に使うのは子供たちです。
お互いによく話し合って楽しい学校生活を迎えられるように準備をしましょう!