女の子ほどではなくても、6年生の男の子を持つお母さんたちもまた、卒業式の服装には頭を悩ませていらっしゃることと思います。
知り合いに借りたりお下がりをもらえる当てでもなければ、コーディネートはおうちの方が考えてあげなくてはなりません。
子どもの意見が大切だと聞いたのに、当の本人は「なんでもいい」だなんてまるで他人事、ということも男の子ならよくある話です。
ですが6年間の集大成、いくらおしゃれに興味がないとはいっても、それなりにふさわしい格好で晴れの日を飾ってあげたいもの。
最近の卒業式事情、男の子の場合はどうなっているのかを検証してみます。
準備を始めるその前に
小学校卒業式 20100319
どんな時代でも、保護者として必ず確認しておかなければならないことがあります。
まずはここをきちんと把握しましょう。
男の子の定番はこれ!出費は覚悟で安全安心!
☆ スーツスタイル
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一昔前は子どもにスーツを着せるなんて、わざわざ老けた格好をさせるようなものでした。けれど最近はジュニアサイズのスーツがとても充実し、試しにと着せてみたら、あまりの頼もしさに涙がこぼれそうになったというママも。
ハーフ丈にするのか、ロング丈にするのかは悩みどころですが、学校に規定がなければどちらもマナー違反にはなりません。
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ただハーフ丈を選んだ理由として、購入時から卒業式までに身長が伸びた場合、ロング丈では裾を直さなければならないから、という現実的なものがあります。購入の時期や、お子さんの成長に合わせて考えておきたいですね。
まれに身長が高すぎてジュニアサイズに収まりきらず、大人用のスーツを着せたという人がいますが、これが良かったと感じている人はあまりいません。
まさしく「老けた子ども」になってしまうのが理由です。その場合はブレザーにするなど、年相応の雰囲気を大切にしてあげられるといいですね。
☆ ブレザー+スラックス
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こちらも正統派スタイルです。スーツに比べるとややカジュアルな雰囲気になるため、普段のイメージに近く違和感がない、卒業式以外でも使いやすい、などのメリットがあります。
使い回し重視!比較的カジュアルな服装のマナー検証
☆ カーディガン・セーター+スラックス・チノパン
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スーツが主流になるまで、男の子の定番スタイルといえばこれでした。こちらもまた学校などで避けるように説明されているのでなければ、卒業式でも十分通用する服装です。けれどスーツやブレザースタイルの割合が大きくなる中で、ジャケットがなくても子どもは気にしないか、ということは確かめておきたいポイントです。
買い物について来たがらないなど、男の子は意思確認が難しいですが、ネットで写真を見比べさせるなどして、どちらがいいかを聞いてみましょう。
ジャケットというと高価なイメージがありますが、最近では手頃な値段で購入することができます。また、サイズさえはっきりしていれば、オークションを利用するのもひとつの手段です。
中学校の制服はダメなの?
悩みが生じる原因のひとつに、「自分たちの卒業式は、中学校の制服で出席した」という経験を持つ人が多いことが挙げられます。
中には中学校の制服のズボンをはき、ジャケットやブレザーは制服を販売していたお店でレンタルすることができた、なんて気の利いたサービスがあるお店もあるようです。ですが最近、中学校の制服で卒業式に出席することを禁止する小学校は増えて来ています。
表向きは「小学校の卒業式は、中学校の入学式ではない」という、どこか釈然としない理由を掲げている学校もあるようですが、実際は「失敗した受験先の中学校の制服を着ている子どもがいたら、落ちた子が傷つくから」という賛否両論、意見が出そうな理由があるようです。
これも関係先に確認するのが無難だと言えますね。
男の子だからと気楽に構えていたら、直前になって不安になることはよくあります。あらかじめわが家の方向性を決めてから、同級生や上級生のお母さんたちに話を聞けると安心です。
他にも準備の多い卒業式、こちらの記事から卒業に必要な準備がわかります。
余裕を持って本番を迎えるために必見の項目です。