ライターのMichelleです。
パッチワークで作られた色とりどりの手作り作品を見ていると、何だか優しい気持ちになりませんか?
大きな作品は作れないとしても、ちょっと自分でもチャレンジしてみたいなぁ・・・という想いが募ったので、パッチワークキルトの作り方について調べてみました。
どんな道具があれば始められるのか、布の色(配色)はどのように決めるのがいいのか、などをご紹介します。
パッチワークキルトの基本的な作り方は?
パッチワークキルトはピーシング(小さな布を縫い合わせること)した表布と裏布の間に、キルト芯を挟んで作られています。ピーシングした布に合わせて刺繍が入ることで、中の芯が動かなくなり立体感を出すことができます。どのように縫い進めればいいのか、についてはこちらの動画が参考になります。
【【パッチワーク キルティング】 パッチワーク サシェイ】
1cmに3目入るように縫うと、縫い目がキレイにそろうんですね。動画と同じスピードで縫えるようになるには時間がかかりそうですが、少しずつ仕上げていくのがパッチワークの醍醐味ですから初心者はマイペースでチクチク進めていきましょう。
パッチワークは、小学生時代に使っていた裁縫箱などに入っている道具でも問題なく始めることができます。ですが、長く続ける趣味にしたい!と思うなら、以下のような道具をそろえておくのがオススメです。
【商品紹介:デュアルデューティキルト糸 生成り】
パッチワークキルトを本格的にする方は糸も色々と使い分けされるようですが、こちらの商品はピーシングにもキルティングにも兼用で使うことができます。初心者には嬉しい商品ですね。どのような布にも合うように、「生成り」を持っておくと便利です。
【商品紹介:Clover キルティング針 ブラック 3種セット 10本入り】
太さ・長さの違う針が3種類、合計10本入っているので自分の使いやすい針を見つけることができます。使う布やキルト芯に合わせて針を変えられるのも初心者には嬉しいですね。
【商品紹介:Clover キルティングフープ小(30cm)】
コースターなどの小さな作品を作る際には要りませんが、クッションカバーやベッドカバーなど、大きな作品に取り組む際にはぜひ持っておきたいのがフープです。布をピーンと張ることで、縫い目がキレイにそろうだけでなく、表布・キルト芯・裏布のズレもなくすことができ仕上がりが美しくなります。
上記のもの以外にもあると便利なものが、以下のものです。
・指ぬき:長時間作業をしているとどうしても指が痛くなりますが、指ぬきがあれば大丈夫です。
・リッパー:間違えて縫ってしまった部分の糸をほどくのに便利です。布を傷めずに糸が切れます。
・しつけ糸:表布・キルト芯・裏布がずれないように、あらかじめ縫いつけておくと失敗しません。
失敗しない配色のポイントは4つ!
パッチワークキルトを始めるのに必要な道具がそろったら、表布のピーシングに取りかかります。ですがここで、作品の仕上がりにも関係してくる大きなポイントとして「配色」があります。美的センスには自信がない!という方も、ポイントをおさえるだけで可愛い作品に仕上げることができます。
・ポイント1 「白x別の色」の2色使い
色の組み合わせに悩んだら、白と別の色の2色を使ってみるようにしましょう。白であれば、どのような色との相性も良いですし、どんな柄の布にも合わせることができます。家にある端切れを使いたい!という場合には白を組み合わせると失敗しません。
・ポイント2 同系色でまとめる
白を使わずカラフルな作品を作るにしても、同系色でまとめると全体のまとまりが出ます。赤とピンク・黄色とオレンジ・青と水色など、同系色の色同士をつなげてみましょう。
・ポイント3 「濃い色x薄い色」を使う
メインとなる色を濃い色にし、ポイントに薄い色の布を使うことでポイントが目立つ作品にすることができます。黒や紺・紅色などをベースに薄い色・淡い色を合わせてみてください。
カラーチャートは見たことがあるけど、何に使うの?という方が多いのではないでしょうか。実はカラーコーディネートなどで使われるものなのですが、このチャートの隣り合った色や配置が近い色は相性がいいと言われています。色あわせに自身がない方には、心強い味方になってくれますね。
パッチワークでどんな作品が作れる?
パッチワークができるようになったら、色々なものを手作りできるようになります。手縫いも良し、ミシンを使っても良しですので、バリエーションも豊富です。手縫いオンリーで作るなら、コースターやランチョンマットが初心者にはオススメです。
部屋のインテリアとして作品を作るなら、タペストリーにしてもいいですし大きなラグを作ってみてもいいですね。(ここまでくると初心者にとっては「夢のまた夢」って感じがしないでもないですが・・・汗)パッチワークは、平面的なものだけでなく立体的な作品にもアレンジすることができます。
どんな立体作品が作れるのか、についてはこちらの記事をご覧ください。
【参考記事】パッチワークで作れる作品は?☆ポーチ・バッグなど紹介
手作りでポーチやバッグが作れたら、外出先で「これ手作りなの」なんてプチ自慢もできちゃいますね。
パッチワークのパターンにはどのような種類があるの?
手芸の本に載っているようなパッチワーク作品は、色々なパターンが組み合わされていて複雑に見えますが、初心者にオススメのパターンもたくさんあります。中でも、まず取り組みたいのが「ナインパッチ」という9枚の正方形を3x3につなぎ合わせたパターンです。
こちらの記事では、「ナインパッチ」の他にも、「四角い布だけで作れるパターン」「伝統的なパターン」「ハワイアン柄」などを紹介しています。
四角い布のピーシングでパッチワークの技術が上達したら、「レモンスター」やハワイアン柄にもチャレンジしてみたいものです。いかがでしたか?
見た目には難しそうなパッチワークキルトも、必要な道具・配色のポイントを知ると何だかできそうな気になってきませんか?
・道具は最低限、キルト用の糸と針があればOK!
・配色で悩んだら?
1)白とカラーの2色使い
2)同系色を使う
3)濃い色と薄い色の組み合わせ
4)カラーチャートを参考に
パッチワークに最適な布は、手芸店でワゴンセールをしていたり100円ショップなどでも販売されていたりしますから、私自身もこの機会にチャレンジしてみようかと思っています。まずは「ナインパッチ」でコースターとランチョンマットを作ることを目標にします!