ライターのyuzuharuです。
もうすぐ梅雨の時期がやってきますね。
日本には四季があるので仕方がないとはいえ、やはり毎日のように雨が降りジメジメした日が続くと、私は憂鬱になってしまいます。
そんな時期をあなたはどうすごしていますか?
私は家にジーっとしているのが耐えられなくなって、よく出かけています。
ですが、買い物にでかけた時、「買い物は普段の生活で十分やっている事だし、せっかくだからこの時期にしか楽しめない所に出かけよう!」と思い立ち、日帰りで行ける所はないか調べて出かけた結果、素晴らしい光景に出会うことができました。
それが鎌倉の長谷寺です。敷地内には数多くのあじさいの花々が咲き誇り、素晴らしいロケーションの景色も見ることができ、「思い切って出かけてよかった!」と思いました。
梅雨のうっとおしさも吹き飛ぶような長谷寺のあじさいをまだ見たことがない方でも、目いっぱい楽しんでいただけるように長谷寺のあじさいの開花時期や、見どころ、アクセス方法などをまとめてみました。
是非参考にしてもらって楽しんで行ってもらえればと思います。
2017年長谷寺のあじさいの開花時期、見頃はいつ?
長谷寺では敷地内に40種類以上の品種のあじさいが、なんと2,500株以上も植えられています。色々な品種と本数が植えられているので、彩りも鮮やかで様々な色のあじさいを楽しめます。様々な種類のあじさいが咲いているので図鑑片手に見に行っても楽しめると思います。
また雨天の日や、雨上がり後は一段ときれいな色合いのあじさいを見ることが出来、天候に左右されずに訪れることが出来ます。あじさいの開花時期ですが、早ければ例年5月末から咲きだします。咲きだしてから満開を迎えるのは6月中旬から下旬になると思います。
早い時期に見に行くのは問題ありませんが、6月末ぐらいの遅い時期になってくると花を剪定し始めるようですので、行かれるのは早めの時期がおすすめです。去年は5月10日頃から色づき始め、見頃は6月7日頃から6月26日頃まで続きました。ピークは6月10日頃から6月20日頃までした。
2017年の長谷寺のあじさいの見頃は、平年より1週間ほど早め、去年と同じぐらいになりそうなので、予定を立てる参考になさってください。
長谷寺のあじさいの見どころ
長谷寺はロケーションも素晴らしく人気があります。展望台に向かう「上境内」近くの斜面には展望散策路が設けられてそこでは40種類以上の品種、2,500株以上の色とりどりのあじさいを見る事ができます。その中には、長谷寺が名前を付けたオリジナルのあじさいが3種類あり、それぞれの名前が「長谷の祈り」「長谷の潮騒」「長谷四片(はせよひら)」です。
散策する際に、どの花が長谷寺オリジナルなのか探してみてはいかがでしょうか。そしてあじさいの咲く散策路を抜けると、展望台にたどり着きます。展望台からは眼下に鎌倉の街並みや海を見ることができ、あじさいと景色を同時に楽しむことができます。
また長谷寺は別名「花の寺」と言われており、あじさい以外の花も多く見られ季節ごとに様々な花を楽しむことができます。あじさいの咲く6月初旬から中旬にかけては、池に浮かべた筏に植えられた花菖蒲の花筏(はないかだ)も見ることが可能です。このように長谷寺にはたくさんの見どころがあります。
長谷寺アクセス方法、開門時間、拝観料
◎アクセス
【電車】
・JR横須賀線 鎌倉駅→バス「長谷観音」→徒歩5分
鎌倉駅→江ノ島電鉄「長谷駅」→徒歩5分
・小田急線 藤沢駅→江ノ島電鉄「長谷駅」→徒歩5分
【車】
横浜横須賀道 朝比奈I.C→県道204号 約30分
※車を利用の場合、長谷寺には30台しか駐車スペースがありません。(駐車料金:30分300円)また周辺道路も大変な混雑になりますので、車で向かうのは避け電車などでの移動をオススメします。どうしても車で向かう場合は長谷寺以外にも周辺にはコインパーキングもありますので、そちらも利用してください。
◎開門時間
・夏期間(3月~9月) 8:00~17:00(閉山17:30)
・冬期間(10月~2月) 8:00~16:30(閉山17:00)
◎拝観料
・一般 大人300円 小学生100円
・団体(30名以上) 大人250円 小学生50円
こちらの動画は、長谷寺に咲くあじさいの様子を見ることができます。素晴らしい情景の長谷寺のあじさいを見てもらえば、現地に行かれる楽しみも増すことだと思います。
【紫陽花(アジサイ)咲く鎌倉・長谷寺 Hydrangea in Kamakura Japan 4K/2K】
ピーク時の人出は?混雑を避ける方法や時間帯はある?
鎌倉のあじさい三大名所と言われている長谷寺の混雑具合は、やはりすごいものがあります。平日もさることながら、休日ともなるとぎゅうぎゅう詰め、人が入り込まずに写真を撮ることは不可能だと思います。それでもこの時期限定のあじさいは、やはり見ておきたいものです。そこで混雑を避ける方法や時間帯について調べてみました。
◎混雑を避ける時間帯
これはやはり平日の朝一番、開門直後が混雑も比較的少なく、ゆっくり見ることが可能かと思います。土日は先ほど書いたように、ぎゅうぎゅう詰め状態になります。平日行かれるのと同じように朝一番に行くことが大事ですが、土日は開門時間に合わせて行くとやはり混雑しています。
開門時間よりもっと早い7:00過ぎには到着していることが、混雑を避ける一番の方法だと思います。眠たく辛いところではありますが、時間がカギになりますので、ぜひ頑張って起きていただければと思います。
ここで一つ注意点があります。あじさいで有名な他のお寺の場合、夕方なら比較的混雑が少ないと言われていますが、長谷寺は違います。あじさいを見ることができる散策路が混雑・渋滞した場合は、入場規制がかかり整理券が配布されます。(整理券が出るほどの混雑なんです)
この整理券をもらっていないと入場ができず、せっかく混雑を避けようと夕方来たのに、入れない!という事になってしまいますので、早めの到着がオススメです。整理券をもらった場合は当日に限り再入場が可能です。整理券をもらった後に、人の流れが少なくなる時間を狙って再入場する方が良いかと思います。
長谷寺に行く際には夕方に行こうという計画は避けてくださいね。
まとめ
2017年の見ごろ予想
見頃:6月7日頃から6月26日頃まで
ピーク:6月10日頃から6月20日頃まで
長谷寺はロケーションも素晴らしく、展望台に向かう散策路には、長谷寺が名前をつけたオリジナルのあじさいを含む40種類以上、2,500株以上が植えられています。その展望台からは、咲き誇るあじさいと鎌倉の街並みや海を一緒に楽しむことができます。また「花の寺」と呼ばれる長谷寺は、あじさい以外にも色とりどりの花も見ることができます。
電車で行かれる方は鎌倉駅下車後バスで「長谷観音」下車、または江ノ島電鉄「長谷駅」下車。長谷寺までは徒歩5分です。駐車場はありますが駐車台数も30台と少なく、周辺道路は大変な混雑になるので車で向かう事は避け、公共交通機関の利用をオススメします。
混雑を避けるには、平日なら開門直後の8時に。土日なら開門時間より早い7時過ぎには並んでおくと余裕をもって見ることができると思います。長谷寺は散策路が狭いため、渋滞がおこると入場時に整理券が配布される場合があります。その整理券がないと散策路のあじさいを見ることができませんので、ご注意ください。
雨が降って外に出かける機会が少なくなる時期ではありますが、この時期「花の寺」と呼ばれる長谷寺では2,500本を超えるあじさいの花と花菖蒲が見頃を迎え、見る人を楽しませてくれます。またあじさいを見る散策路を抜けると展望台からは絶景も見ることができ、花と同時に楽しめます。
ぜひこの機会に鎌倉・長谷寺に出かけてみてはいかがでしょうか?