冠婚葬祭

結婚式で感動的なスピーチがしたい!心に残るスピーチのポイント

結婚式のスピーチを頼まれた!一体どんな事を話せばいいんだろう…

そんな悩みを抱えた経験はありませんか?

結婚式は、その人の一生にかかわる大切な日ですから、そのスピーチを頼まれたとなれば、間に合わせの雑談ではなく、しっかり準備を整えた、大切な日にふさわしいスピーチにしたいですね。

 

 

せっかくですから、これぞという感動的なものになれば、二人の良い思い出にもなりますし、会場の雰囲気も一層盛り上がることでしょう。ここでは、感動するスピーチのポイントとエピソード例をご紹介します。

 

ここが大事!感動するスピーチのポイント

結婚式のスピーチを感動的なものにするためにはどうすればよいのでしょうか。

ここではそのポイントを6つ、ご紹介します。

 
① 練習をしておく

せっかく素晴らしい内容の話題でも、当日あがってしまって早口になったり、頭が真っ白になってしまうともったいないですね。当日までに会場をイメージしながらスピーチの練習をしておくと、緊張を抑えて落ち着いたスピーチができるようになります。

 

② スピーチの流れや禁句などの基本をおさえておく

初めてスピーチをする場合、どういう風に始めて、何に気をつけたらいいのか、などわからないことばかりではありませんか?

こちらの記事ではスピーチの大まかな流れや、使わない方が望ましい忌み語など、知っておきたい基本が詳しく紹介されていますので合わせてご覧ください。

 

 

③ 「間」をとり会場の反応を受け止めながら進める

スピーチといえば自分が一方的に話す印象ですが、実際にはあなたの言葉やしぐさに対して、大勢の聴き手が視線や笑顔、うなずきなどによる反応をしています。その反応を見るための間を盛り込み、スピーチをしていくと、会場の空気があなたの話と一体になり、感情をつかみやすくなるため大切な部分で感動が広がります。

 
※こちらの動画では、結婚式での乾杯スピーチの様子が撮影されています。間をとり会場の参加者全体へ話しかけるスタイルが参考になります。

 

【涙の感動スピーチ披露宴、結婚式】

 

④ 新郎・新婦の人柄を考慮する

後にも書きますが、会場の参加者が知りたい内容として新郎・新婦の人柄が一番に挙げられます。どういった人物なのかを紹介しながら、さりげなくほめるようにすると、新郎・新婦に対する親近感が増し、雰囲気が和みます。

 

⑤ 自分が感動した思い出を活かす

自分自身が感動した実話や体験があれば、それを活かさない手はありません。自分自身の感情の動きが、話の中で生き生きと再現されると自然と観客に伝わり、感動的なスピーチになります。

 

⑥ 新郎・新婦二人の恋愛を立てる

主役の二人がどのように付き合い初めて今日を迎えたのか、自分は知っていても会場の皆は知らない場面があることでしょう。プロポーズの瞬間や、二人の仲の良い様子など、自分が知っているふたりの恋愛、もしくは前もって二人にリサーチした内容を盛り込むと、より二人を身近に感じることができ、微笑ましい雰囲気になります。

二人がケンカした話題でも、仲直りしてさらに仲良くなったような要素があれば、心をつかむスピーチになります。

上記に上げたポイントは、こうしなければならない、というものではありません。会場の雰囲気や、あなたの気持ち、大切にしたいことなどを踏まえてあなたらしいスピーチへとアレンジすれば、より素敵なものになるでしょう。

 

 

本題(エピソード)としてふさわしいもの例

スピーチでエピソードを持ち出す際には、そのエピソードの対象となる新郎・新婦がどのような人柄なのか、相手と自分の立場はどういったものなのか、といった背景により話題を選ぶ必要があります。

対象が新郎なのか新婦なのか、その人と自分はどういった関係であるかによってふさわしい内容が変わってきます。

 

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新郎・新婦の人柄に沿ったエピソードの構成を

結婚スピーチには、仕事ぶりをほめたり、趣味や特技をほめるなどのいくつかのパターンがありますが、これらは新郎新婦の人柄を紹介するためのプロセスのようなものです。スピーチの基本は、新郎・新婦の人柄を紹介するもので、最終的には人柄をほめる形で収まるようエピソードを構成しましょう。

 


 

◆新郎の人柄別

まずは新郎がどのタイプにあてはまるか選んでください。そのタイプからどんなエピソードが考えられるか紹介しています。

 

★真面目タイプ

→【エピソード例】
・真面目すぎるが故の失敗談

・ひょうきんな行動をとることもある

・いざとなると勇気のある男

・新婦とは真面目な交際

 

★情熱家タイプ

→【エピソード例】
・挫折を繰り返した後の成功談

・意外に慎重な面もある

・面倒見がよい

・新婦に対して見せた行動力

 

★おたくタイプ

→【エピソード例】
・内に秘めた能力の高さ

・たまに言う冗談が面白い

・新婦を知って変わった

・こんな趣味を持った人

 

★ひょうきんタイプ

→【エピソード例】
・だれからも好かれる性格

・仕事では慎重な面もある

・当社の宴会部長

・失敗にめげないタイプ

 

★体育会系タイプ

→【エピソード例】
・見た目よりナイーブな性格

・友達が多い

・体力なら負けない

・新婦に一途だったかわいい姿

 

★のんびりタイプ

→【エピソード例】
・大器晩成を思わせる逸話

・包容力のある人柄

・仕事で見せた鋭い感覚

・マイペースな様子

 

◆新婦の人柄別

次に、新婦のタイプはどれにあてはまりますか?そのタイプから考えられるエピソードを紹介していますので、参考にしてください。

 

★あねご肌タイプ

→【エピソード例】
・世話好きだった逸話

・仕事を教えてもらった話

・涙もろい性格

・交際中に見せた可憐さ

 

★ひょうきんタイプ

→【エピソード例】
・だれからも愛される人柄

・しっかりしている面も

・ほんとうは寂しがりや

・新郎と友達のような関係

 

★生真面目タイプ

→【エピソード例】
・生真面目すぎるが故の失敗談

・頼りにされている様子

・大はしゃぎの彼女に驚いた話

 

★インテリタイプ

→【エピソード例】
・意外にかわいい女性である話

・こんなドジな面も

・気配りを見せたエピソード

・ハートはとても熱い人

 

★おっとりタイプ

→【エピソード例】
・周囲とちょっとずれた逸話

・放っておけない様子

・お嬢様タイプ

・ほのぼのとした雰囲気

 

★がんばりやタイプ

→【エピソード例】
・ガッツのある様子

・立ち直りが早い様子

・いつも前向きで夢いっぱいの女性

 

上記に上げたような視点で、取り入れたいエピソードをノートに書きだして、その中から選んだり、書き加えるようにしていくとスピーチの内容がよりよいものになります。話題の中心になる新郎・新婦の反応をイメージしながらスピーチを考えましょう。

少しきわどいかな、と思える内容の場合はあらかじめ本人に相談するのが大切です。スピーチの原稿を作る際に、参考になる例文がこちらの記事で紹介されていますので、ぜひご覧ください

 

 

二人の人生の晴れ舞台を引き立てる、スピーチは大切な役どころです。あなたらしい、あなたにしかできない、感動的なスピーチのお役に立てますように!

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