プレーンノットだけでないネクタイの結び方を覚えたら、一度自分のワイシャツをチェックしてみましょう。「デザインや色だけでなんとなく」決めていたシャツにも、衿(えり)の形に様々な種類があるのをご存知でしたか?
ここではおしゃれなネクタイの結び方が活きるシャツの選び方や、衿の形に合わせた結び方を紹介します。
自分に合うシャツは、こうして選ぶ!

最近の流行では、シャツは自分にぴったりのものを選びます。ショッピングが億劫な男性にはありがたいネットショッピングや通販も、自分のサイズを知っていれば上手にオーダーできます。
ワイシャツ用・首回りと裄丈の測り方
採寸したサイズを元に、自分に合うサイズのシャツを探します。
【 自分に合うシャツのサイズのめやす 】
☆ 首回り
実寸 + 1~3cm (首の締り具合は自分の好みで)
☆ 裄丈 (ゆきたけ-首の付け根の中心から、手首のくるぶしまで )
実寸 + 2~4cm (ジャケットから1cm程度のぞくくらいがよい)
※ おうちでの洗濯(2~3cm)やクリーニング(3~4cm)で縮むことを考慮しましょう。
シャツの衿(カラー)に合わせるネクタイの結び方
☆ レギュラーカラー
最もポピュラーな衿型で、トップに来るネクタイを選びません。プレーンノットとの相性は抜群。
☆ ワイドカラー
やや広角な衿型には、セミウィンザーノットが基本。あえてプレーンノットにして結び目をコンパクトに作るのもおしゃれ。
☆ スナップダウン
レギュラーカラーとボタンダウンを組み合わせたような衿型のシャツ。こちらにはプレーンノットがおすすめです。
☆ ダブルカラー
左右の衿型にタブがついていて立体的なVゾーンができる、クラッシックな衿の形。プレーンノットや、スモールノットなど、小さめのノットが作れる結び方がおすすめ。
☆ ピンホールカラー
穴の空いた衿の両端にカラーピンを通すことで、立体的なVゾーンを作ることができる。ピンとの組み合わせでドレッシーな雰囲気が出せる。プレーンノットやスモールノットなど、小さめのノットがおすすめ。
☆ ホリゾンタルカラー
ホリゾン、つまり水平の名前の通り、水平になるタイプの衿。イタリアで流行し、 日本でも人気が出始めている。ウィンザーノットなどの大きめのノットとの相性が良い。結び目を変えると、シャツの衿のデザインが際立ちます。
35.オーダーシャツ衿型について№2
こちらの記事ではネクタイの結び方のコツなどを丁寧に紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ビジネスの場面では最重要事項とも言える、第一印象を決めるネクタイやシャツには、細かい心配りを忘れずに、上手に活用してイメージアップにつなげましょう。