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ガーデニング初心者がベランダで簡単に育てられるおすすめ植物

ライターのMichelleです。

数年前、息子が幼稚園の卒園式の日に、卒園記念の品の一つとしてパンジーのポットをもらって帰ってきました。

今までパンジーは育てたことがなく自分なりに調べてベランダで育てましたが、あまり手間もかからず可愛い花を楽しませてくれました。

見頃もそろそろ終わりかな?と思ったころ、茎に小さな黒いものがたくさんついていることにふと気づきました。

よーく見てみると、それは小さな虫たち・・・

それまでとても可愛く見えていたパンジーのポットが、一気に恐ろしいものに変わってしまったのです。

集合住宅の4階だから虫は来ないだろうと勝手に思っていた私、その考えはとても甘いものでした。

ベランダという限りあるスペースでが寄ってきてしまう植物は、できれば育てたくないものですよね。

ですが、すっかり虫にやられてしまったパンジーのポットをいざ撤去してみると、なんだかベランダが殺風景で寂しいものに感じられてしまいました。

このパンジーをきっかけに、もっと何か育てたいなぁ・・・と思いはじめ、子どもと一緒に楽しめる花や野菜はないものかと、今ではいろいろな植物に挑戦して育ててみています。

そんな私の経験も踏まえて、初心者の方でもベランダで簡単に栽培できるおすすめの花・野菜をご紹介します。

また初めてでもわかりやすいガーデニングの本も厳選しましたので、ぜひ活用してみてくださいね。

 

 

ベランダで簡単に育てられるおすすめの花3選

ベランダを明るく彩ってくれるのが、季節ごとに美しく咲く花です。

ガーデニング初心者には失敗しにくく育てやすいものがおすすめです。

チューリップ

 
シンプルな花ながら、「春が来た!」という実感が大きいのがチューリップです。

ごろに球根を購入し植木鉢に植えることで、には立派なチューリップを楽しむことができます。

水栽培にすれば、室内で成長を楽しむことも可能です。

童謡のように「赤・白・黄色」を植えてもいいですし、花びらにフリンジ(ギザギザ)がつくものや花びらの根元と縁で色が異なるもの(グラデーションやツートンカラー)など品種豊富なので、変わり種を育てるのも楽しいですよ。

ただ、チューリップはそのままにしておくと球根がやせてしまい、次の年にきれいな花を咲かせづらくなります。

そこで行うのが「球根の掘り上げ」です。といっても特別難しいことをする必要はありません。

開花を楽しんだら、花びらが散るまでに花の部分だけを切り、鉢に残った葉が黄色から茶色になるころ(6月頃)まで水やりを続けます。

開ききる前に切り花にして、お部屋で楽しむのもいいですね。葉が枯れたら、土の中から球根掘り上げて風通しの良いところに保存しておきましょう。

秋に再びその球根を植えつければ、翌春にまた美しいチューリップを楽しむことができます。

マーガレット

 
園芸店やホームセンターの園芸コーナーを購入し、3月~6月の暖かい季節に植え付けをします。

花が咲くのは11月~5月頃で、の暑い時期は花がお休みすることもあります。

常緑性のため、花がない時期には葉の緑を楽しむことができますよ。

最初の植え付けから1年後に一回り大きな鉢に植え替えてあげることで、毎年花を咲かせて楽しませてくれるようになります。

また、マーガレットは根詰まりしやすいので、毎年3月~5月または9月~10月頃植え替えて育てていきます。

オーソドックスな白は可憐でかわいらしいですし、栽培に慣れてきたらカラフルに寄せ植えしても華やかでステキです。

プリムラ

 
色が豊富なため、自分好みの色合いでベランダを彩りやすいのがプリムラです。

品種によって形も様々で、6月~7月種まきすることで12月~4月頃まで長い期間花を楽しむことができます。

多年草なので上手に育てることができれば毎年かわいらしい花を咲かせてくれますよ。

高温多湿を嫌うので花が終わったら日陰に移し、土が乾かない程度に水やりをして夏を越します。

開花している期間が長いので、育てがいがあります。

 
3つとも初心者でも簡単に育てられる花ばかりです。

それぞれ花が咲く時期が違うので、複数育てて1年中楽しむのもいいですよ。

 

 

ベランダで簡単に育てられるおすすめの野菜3選

野菜が苦手なお子さんも、自分が育てたものなら愛着がわき、食べられるようになることが多くあるようです。

育てる楽しみ・食べる楽しみをぜひ一緒に味わってみましょう。

ラディッシュ

二十日大根(はつかだいこん)とも呼ばれる、小型でコロンとしたフォルムが可愛い大根です。

種まきから収穫まで約30日、という短さですから育てる&食べる楽しみがすぐに味わえるのが特徴です。

うまくいけば3月~5月のシーズン中に、3回収穫できますよ。

お子さんがいるご家庭で家庭菜園をするなら、断然おすすめです。

皮の赤と実の白のコントラストも可愛らしく、スライスしてサラダトッピングにするだけで絵になります。

大葉

青々とした大葉は色どりもきれいですが、その香りも魅力的で、色々なお料理に大活躍してくれます。

5月頃に種まきをすると夏の間中収穫が楽しめ、新鮮な大葉をたくさん味わうことができます。

日当たりが良すぎると葉が硬くなるので、半日陰の場所で育てましょう。

直径1ミリもない小さな種が、日々すくすくと成長して大きな葉になるのは感動的です。

たくさん収穫出来たら、レンジでふりかけを作ってみるのもおすすめです。

こちらの動画では、ベランダで大葉を栽培するための鉢づくりについて紹介してくれています。
 

【youtube動画】{ベランダ農園}夢の農園オープン!大葉の鉢づくり&種まき!#2

 

100円ショップでもプランター・鉢底石・土は手に入りますので、気軽に挑戦できますね。

みょうが

独特の香りと味で薬味として大活躍してくれるみょうが、家庭菜園で簡単に育てることができるってご存じでしたか?

植物を育てるにあたって日当たりが気になるところですが、みょうがは比較的うす暗い場所を好むので、特にベランダ栽培に適しています。

苗か地下茎を購入して植えつけるだけで、数年間は同じ土で育ってくれます。

茎の根元にちょこんと顔を出すみょうがを探して収穫するのは、宝探しのようで楽しいですよ。

深さのあるプランターを準備して、土が乾かないようにしっかり水やりするのが上手に育てるポイントです。

冷ややっこやおみそ汁のトッピング、たくさん収穫出来たら甘酢漬けにしたりして楽しむことができます。

ガーデニング初心者におすすめの本

今までガーデニングはやったことがないという方におすすめの本を紹介します。

◆はじめてのベランダガーデニング

【商品紹介(Amazon):はじめてのベランダガーデニング

・価格:Kindle版(電子書籍) 1,100円・ムック 1,200円

・サイズ:縦26cm×幅21cm×厚さ0.8cm

・発売日:2013年4月9日

・ページ数:96ページ

・出版社:ブティック社

ガーデニングという言葉からは、大きな敷地と大量の土・こまめなお手入れが必要という印象を受けられる方が多いかもしれませんね。

この本では植木鉢1つでも楽しむことができる花の育て方から寄せ植えのテクニックなどが丁寧に書かれています。

掲載されている花の種類は、なんと120種!

たくさんの写真と丁寧な解説で、初心者にもわかりやすいのが特徴の1冊です。
 

◆川瀬良子のプランター野菜

【商品紹介(Amazon):川瀬良子のプランター野菜】

・価格:Kindle版(電子書籍) 1,100円・単行本(ソフトカバー) 1,320円

・梱包サイズ:縦26cm×幅21cm×厚さ1.2cm

・発売日:2016年4月2日

・ページ数:95ページ

・出版社:主婦と生活社

2010年からNHKの番組「趣味の園芸 野菜の時間」で司会をされている川瀬良子さんが、自分の経験をもとにおいしく収穫できる野菜作りのコツを教えてくれる1冊です。

よくあるトラブルや失敗・病気などのお悩みに、番組講師を務める園芸家・深町貴子先生がアドバイスをしてくれ解決法を教えてくれます。

本の監修にも深町先生が携わっているので、とても安心です。

どのようなプランターや土・道具を用意すればいいのかという家庭菜園の基礎からベランダで育てやすい野菜の紹介まで、丁寧でわかりやすく書かれています。
 

◆ガーデニングDIYガイド

【商品紹介(Amazon):ガーデニングDIYガイド

・価格:単行本(ソフトカバー) 2,200円

・梱包サイズ:縦25cm×幅18.6cm×厚さ1.6cm

・発売日:2012年3月6日

・ページ数:160ページ

・出版社:グラフィック社

花や野菜を育てながら見せ方にもこだわってみたいなぁ、と思われる方におすすめの1冊です。

空き缶や針金を使って、オリジナルハンギングポットや小物を作る方法を教えてくれます。

お金をかけることなく可愛いベランダガーデニングを始められますよ。

こんなおしゃれなベランダがあれば、初めてのガーデニングもより楽しめそうですね。
 

 

まとめ

ベランダという限られたスペースでも、親子で植物を育てる楽しみを知ることができるガーデニングにおすすめの植物を紹介しました。

小さな植木鉢やプランターでも、土と水があれば育ってくれる植物はたくさんあります。

まずはお試しで・・・と考えている人は、100円ショップで全て揃えてみてください。

土も少ない量で売られているので無駄がありませんよ。

目で楽しみたい方には、チューリップ・マーガレット・プリムラがおすすめです。

一度植え付けると数年はそのままでも楽しめるので、難しいお世話は不要です。

植物を育てつつ、食べる楽しみも味わいたいという方には、ラディッシュ・大葉・みょうががおすすめです。

特にラディッシュは種まきから1か月で収穫できるので、お子さんも飽きずにお世話ができます。

簡単、と言われても本当に何から始めればいいのかわからない、という方には親切かつ丁寧な解説で不安を取り除いてくれるガイド本がおすすめです。

今回ご紹介したガイド本は、ガーデニング初心者用でもわかりやすいものばかりなので、「これならできる」という自信につながると思います。

私自身、植木鉢やプランターでみょうがや大葉、ラベンダーなどを育てています。

お世話と言ってもやっていることといえば水やりくらいですが、きちんと育ってくれるのが嬉しいものです。

我が家の子ども達も水やりや収穫を手伝ってくれ、食卓に出したものにも興味を持ってくれるようになりました。

育てる・愛でる・食べる、と色々な楽しみを教えてくれるガーデニング。

ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

 

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