ゴールデンウィークの旅行中、渋滞に巻き込まれてなんだか険悪なムード。せっかくの家族旅行で、楽しい気持ちが半減してしまうような渋滞は、出来れば避けたいですよね。
仮に避けられないとしても、想定内と想定外では気分が全く異なります。
ゴールデンウィークに渋滞はつきものですが、事前に下調べをして賢く乗り切りましょう。
渋滞はひどい?交通規制はあるの?
ゴールデンウィーク中に開催される「しものせき海峡まつり」には、毎年たくさんの観光客が訪れます。
特にイベントが重なる5月3日は、下関ICを降りてから通常、車で10分程の距離が最大で1.5時間ほどの渋滞となることがあるようです。
また、「源平武者行列」と「上臈道中」のコースは5月3日の朝9時から12時までが交通規制となりますので(行列通過後は随時規制解除)できれば朝の9時までには目標の駐車場にたどり着きたいものです。
しかし、一番の渋滞回避策は、前日から下関市内のホテルに宿泊し、5月3日当日は徒歩、またはバスなどの公共交通機関を使うことです。また、下関市内では、貸自転車サービスも実施しており、市内7宿泊施設と海峡メッセで、1日400円というお手頃価格で貸自転車が楽しめます。
詳細はしものせき観光ホームページでご確認ください。
例年の高速道路状況
ゴールデンウィーク期間の高速道路の渋滞についてはNEXCOのそれぞれの地域の公式ホームページにて確認することができますので、出発前にあらかじめチェックするのがいいでしょう。
例えば、関西方面から下関まで向かう場合、大阪府の中国吹田ICから山口県の下関ICまでは約520キロ、時間にすると約6時間の所要時間となります。しかし、5月3日は大勢の人が高速道路を利用するため、主要ジャンクションやインターチェンジ付近は渋滞となり、その渋滞を考慮に入れると、到着時間が約1.5時間オーバーする見込みとなっています。
特に宝塚東トンネル付近(くだり)では5月2日朝の7時~12時までが30キロの渋滞予測となっており、通常より1時間50分オーバーの可能性もありますので、前日に出発した場合も、できるだけこの時間帯をずらして通過したいものです。
会場周辺の駐車場
下関市内にはたくさんの駐車場がありますが、「しものせき海峡まつり」のメイン会場となる姉妹都市ひろば、または唐戸市場付近の駐車場はすぐに満車となり、渋滞がひどくなります。
下関ICを降りて、貴船町交差点を左折してから、唐戸市場へ向かう左車線は渋滞するため、できれば迂回ルートで少し離れた駐車場に入るか、または唐戸市場方面へは向かわず、JR下関駅方面へ右折(右車線を走行)することをおすすめします。
「あるかぽーと臨時駐車場」なら1日700円の駐車料金で、時間を気にせず観光できます。もちろん、徒歩でメイン会場へ向かうことも可能ですし、海沿いにはボードウォークとよばれる遊歩道がありますので、初夏の風を感じながらの散策ができます。
無事に目的地について、イベントやお祭りを満喫した後は、今度は帰り道の「Uターンラッシュ」が待っています。渋滞が起こりやすい時間帯を前もって調べ、渋滞回避のために少しでも早く帰途につくことが、後々大きな違いになってきます。
【MUJICOLOGY!研究所】「渋滞学」の交通三銃士
ただし!どんな時も安全運転で!!
車間距離をしっかりとって、できる だけブレーキを踏まない運転をすることが、渋滞を解消する秘訣です。