中国・四国

ハートランド倉敷、最大の魅力は「瀬戸の花嫁」?

ゴールデンウィークの5月2日~5日と5月17日までの土日(計8日間)に開催される「ハートランド倉敷」は倉敷の街並みを存分に楽しめるイベントです。
 
特に倉敷市内で最も観光客が訪れる「美観地区」では、江戸時代から続く街並に合ったさまざまなイベントが開催されます。

 

 

2015年スケジュールの詳細については、まだ発表になっていませんので、ここでは2014年のスケジュールを元にご紹介していきます。

 

「瀬戸の花嫁・川舟流し」はどんなイベント?

その昔、市内を流れる倉敷川では、商用の物資の輸送などに川舟が利用されていました。その川舟が、「川舟流し」という新たな観光スポットとして現代によみがえっています。柳がそよぐ白壁の街並みは、川面から見ると一味違った景色を楽しませてくれます。

「瀬戸の花嫁・川舟流し」は、江戸時代に花嫁が嫁ぎ先まで川舟で川を下ったことから、「ハートランド倉敷」のイベントとして再現されたものです。白無垢姿の美しい花嫁が長唄と尺八の音色をバックに川を下っていきます。

 

 

「瀬戸の花嫁・川舟流し」は2日目と3日目(5月3日、4日)の午後2回(①13:30、②15:30)行われています。倉敷川にかかる石造りの橋の上や、川沿いに立ち並ぶ柳の木の間から見ることができます。「瀬戸の花嫁・川舟流し」では、終点で白無垢姿の花嫁が綿帽子をとり、船の上で1回転します。

それまでうつむき加減だった花嫁の顔が良く見えるということで、カメラにおさめる絶好のシャッターチャンスです。

 

【ハートランド倉敷2013 瀬戸の花嫁 川舟流し1】

 

イベント期間中は「晴れ」の天気が一番ですが、もし「雨」が降っても、赤い番傘をさした「瀬戸の花嫁川舟流し」が見られ、これもまた風情があります。

 

 

パレードの時間帯

image006

「ハートランド倉敷」の始まりともいえる「オープニングパレード」はイベント2日目(5月3日)に「ビオス憩いの広場」をスタートし、えびす通り商店街から美観地区までを行進します。倉敷市の観光PRのために選ばれた「倉敷小町」を先頭に、倉敷消防音楽隊や、岡山県警察音楽隊、また市内の各中学校のマーチングバンドなどがにぎやかにお祭り気分を盛り上げます。

2014年はビオス憩いの広場を11:30に出発し、えびす通り商店街を抜け美観地区まで、約1時間半のコースでした。

 


 

「瀬戸の花嫁・川舟流し」と「パレード」は一緒に見られる?

image008

 
「瀬戸の花嫁・川舟流し」はパレードが終了後に美観地区で行われますので、どちらのイベントも楽しむには美観地区をおすすめします。特に大原美術館前は両方見ることが出来る重要スポットです。ただし、美観地区は他にもいろいろなイベントが開催されていることもあり、大勢の人が集まるため、良い場所は人垣ができることを覚悟してください。

「ハートランド倉敷」では、多くのイベントが美観地区で開催されます。倉敷川では、「瀬戸の花嫁・川舟流し」の後にも、「倉敷天領太鼓・川舟流し」や、夜には「竹取物語・川舟流し」などのイベントがあり、目が離せません。

また、江戸時代からの景観を残しつつ、現在では観光客と市民の交流や活動の場として活用されている「倉敷物語館」では、一日中民謡や伝統芸、またコンサートなどが開催され、倉敷の魅力を充分に楽しめます。

ハートランド倉敷は一日を通して楽しめるイベントです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です