中国・四国

下関の「海峡まつり」歴史通が好むおすすめイベントはこれ!

ゴールデンウィークはどこに行って も人がいっぱい…と出かけることをためらっていませんか?しっかり下調べをして予定を立てれば、きっと満足のいく休日を過ごせるはずです。

「しものせき海峡まつり」は歴史好きの方におすすめのお祭りです。毎年、ゴールデンウィークの5月2日~4日の3日間(毎年同日)山口県下関市街〜唐戸〜関門海峡の各地で様々な催し物やイベントが行われます。

 

 

「しものせき海峡まつり」ってどんなお祭り?

 
源平武者行列

 

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5月3日に開催される源平武者行列は、一般公募された約100名の男女と子供たちが武者や官女など、それぞれの役に合わせた衣装を身にまとい市内を行進します。源氏と平氏にわかれ、「勝ち鬨(かちどき)」(士気を高めるため大勢で一斉に叫ぶ声)をあげながら行進する姿は、戦場に赴く雰囲気さながらで勇ましく圧巻です。

ビューポイント

平家スタート地点の「グリーンモール」から「カモンワーフ」までは源平分かれての行列となるため、どちらも見たいという方は、「カモンワーフ」からメイン会場の「姉妹都市ひろば」までのルート沿いがおすすめです。パンフレットにルートが記載されていますので前もってゲットしておきましょう。

 


 

源平船合戦

源平最後の戦い「壇ノ浦の戦い」を再現したもので、武者行列の後、衣装のまま船に乗り込み、関門海峡をバックに海上パレードをします。潮の流れの速い関門海峡をパレードする姿は勇ましく、初夏の風を感じる爽やかなイベントです。

 

【源平船合戦 2014年5月3日下関 海峡祭り】

ビューポイント

「あるかぽーと沖」~「赤間神宮」の丁度中間地点にあたる「唐戸市場前」が最適です。また、唐戸市場内では、お寿司や魚料理など新鮮な海の幸が食べられます。

 

 

先帝祭

 

【2011 下関 赤間神宮の先帝祭上臈参拝】

壇ノ浦の戦いに敗れた平家の安徳天皇は、わずか8歳の命で関門海峡に身を投じました。生き残った平家の女官たちは、細々と生活しながらも、安徳天皇の命日には安徳天皇が祀られている赤間神宮を参拝したことが起源のお祭りです。

江戸時代になると、その女官たちの忠義を後世まで伝えようと、遊女たちが参拝するようになり、今の先帝祭の形になりました。先帝祭の最大の見どころは、3日に行われる「上臈道中(じょうろうどうちゅう)」です。

豪華絢爛な衣装を身にまとった5人の太夫(たゆう)たちが、およそ200人の家来たちを引き連れ、市内中心部の約3キロを練り歩き、赤間神宮を参拝します。艶やかな着物に高下駄姿で、最大の 見せ場である「外八文字」(外側に八文字を描くような独特の歩き方)で観客を魅了します。

 

ビューポイント

一番のビュースポットはやはり赤間神宮の赤い天橋を渡る時の太夫の外八文字です。しかし、壇ノ浦の合戦同様、まず場所取り合戦に勝つことが重要です

 

 

巌流島フェスティバル

言わずと知れた武蔵と小次郎の戦いの場、巌流島5月4日には巌流島で武蔵と小次郎の戦いが再現されます。また、巌流島から見る景色は、海峡 の真ん中にいることを感じる雄大な景色です。

※巌流島フェスティバルには渡船料込の入場料がかかります。(大人1,800円 小人900円)

☆ ビューポイント

イベントが行われる憩いの広場です。

 

 

さあ、今年のゴールデンウィークは 源平の時代絵巻へタイムスリップしましょう。

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