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2016東京お花見スポット皇居の桜一般公開いつ?混雑情報

人気の東京お花見スポットのひとつ、皇居の桜。周辺の千鳥ヶ淵緑道、北の丸公園にもたくさんの桜が咲き乱れ、お花見を満喫することができるスポットです。

皇居って…
・中に入ってお花見ができるの?
・ものすごく混んでいるのでは?
・ランチするところってあるの?

皇居のお花見について知っておきたい情報と、一般公開の混雑情報などを詳しく紹介します。

 

 

2016年東京の桜、開花予想と皇居の一般公開情報

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気象庁の発表では、2016年の東京都心の桜の開花は、平年並みの3月26日頃となっています。東京の桜の開花宣言は、靖国神社の標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日に行われます。また、満開日と言われる日は標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。

例年3月下旬から4月上旬が見頃となっている東京の桜。美しく咲き乱れる桜を、実は皇居の中で、楽しむことができるのです。

天皇陛下とそのご家族が住んでいらっしゃり、普段私たちの入る機会のない皇居。2014年に天皇陛下の傘寿を記念して行われた皇居乾通りの一般公開が、たいへん好評だったので、以後春季と秋季に実施されることになりました。

2016年も春季の一般公開は、桜の時期に合わせて、3月の下旬から4月上旬に予定されています。

<開催日時決定!>

平成28年度皇居乾通り桜の通り抜け一般公開

3月25日(金)~31日(木)
入門時間 10:00~15:00

続いてアクセスや見どころについて紹介します。

 

 

皇居乾通りへのアクセスと一般公開の渋滞・混雑を避ける方法

皇居に駐車場はなく、また皇居周辺は駐停車禁止ですので、公共交通機関でのアクセスをおすすめします。

<アクセス>

・地下鉄千代田線二重橋前駅
(6番出口)、地下鉄三田線大手町駅(D2出口)
からは約650m。徒歩約15分

・JR線、地下鉄丸の内線、
JR東京駅丸の内中央口から、約1000m。
徒歩約20分

他にも、いくつかの駅が周辺にあるので、自分の利用しやすい駅から、坂下門に行くルートを探してみてください。こちらの地図を参考にしてください。

皇居乾通り一般公開案内図

 

皇居乾通り一般公開は、坂下門から乾門または東御苑方向へ一方通行となっているので、駅からは入り口となる坂下門を目指してください。入門の際、坂下門では手荷物検査があり、一般公開時、皇居内での飲食は禁止になります。

2014年春季、秋季、2015年秋季の一般公開時には、どの日も門をくぐるまでも大行列、大混雑となった皇居の一般公開。過去3回の一般公開時は、門まで1時間以上かかることもあったようですので門の列に並ぶ前に、トイレは済ませておいた方がいいですね。

トイレや、お腹の空き具合が気になって、ゆっくり桜が見られなかった・・・なんてことにならないように、長蛇の列に並ぶことを想定して、荷物は少なめになど事前にしっかり準備して行くことをおすすめします。

滅多にない皇居の一般公開とはいえ、あまりの大混雑はできれば避けたいところですが、日にちも時間も限られた皇居の一大イベントなので、ある程度の混雑は覚悟して出かけることになります。

少しでも混雑を避けたいとなると、どんなイベントでもそうですが、余裕を持って開園30分以上前に着くようにするほうがいいでしょう。または、閉園間近に行くのもひとつの手段です。

【春季皇居乾通り一般公開2014】

こちらの動画は2014年4月5日(土)の15:00頃入場した様子です。ゆっくり見ることはできませんが、比較的空いている様子がわかります。

 

通り抜けるのにどれくらいかかる?桜の種類と撮影スポット紹介

一般公開される皇居の乾通りは、歩きながら色々な種類の桜の鑑賞を楽しめるコースです。坂下門から乾門までの約750mには5種類・76本の桜が一般公開時にちょうど見ごろを迎えます。

・ソメイヨシノ 52本
・サトザクラ 5本
・シダレザクラ 3本
・ヤマザクラ 12本
・ヒガンザクラ 4本

坂下門をくぐってからは、綺麗に咲いた桜の写真を撮ったりしながらでも、混んでいても1時間くらいで乾門まで通り抜けられるようです。この通り抜けルートには、桜の名所でもある「道灌濠(どうかんぼり)」があります。

道灌濠(どうかんぼり)」とは、徳川家康が江戸城に入城する前の室町時代に、太田道灌(おおたどうかん)という人が築城した城の外濠と言われています。華やかに桜の花が咲き乱れる様子は、乾通りの絶好の撮影スポットとなっています。

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皇居周辺のお花見スポット(乾通り以外)

皇居の周辺は、東京でも人気のお花見スポットとなっています。こちらに紹介しますので、どうぞ足を延ばして、それぞれのスポットの桜を堪能してみてください。

 
①皇居東御苑

手前に広がる芝生広場にはソメイヨシノ、大輪の八重桜の品種である関山の群落、江戸ヒガンの林が美しく植えられています。武蔵野の雑木林には、山桜も咲いており、約280本もの桜の一大植栽地となっているため、見どころが満載です。面積も約21万平方メートルあり、広い庭園内で、ゆっくりお花見をするのもいいでしょう。

 
②千鳥ヶ淵緑道

皇居の西側お堀、千鳥ヶ淵沿いに渡る全長約700mの遊歩道です。ソメイヨシノやオオシマザクラといった桜が約260本、緑道に咲き誇ります。桜の花が満開になると、緑道を歩く人たちの頭上は桜色一色となり、まるで、桜のトンネルのようです。

歩いてみないとわからない、素晴らしい景色が頭上に広がります。東京都心でも有数のお花見スポットなので、お花見時期には大変混雑し、混雑した場合には入場規制がかかることもあります。その混雑を覚悟の上で、桜のトンネルは、ぜひ一度鑑賞することをおすすめします。

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②北の丸公園

池や芝生の美しい緑あふれる園内に、ソメイヨシノなど約330本植えられています。池の周辺や公園中央の芝生で、桜を楽しむことができます。土手沿いの散歩道から千鳥ヶ淵の水面まで枝を垂らし、咲き誇る桜の枝振りは見事で、見逃せない鑑賞スポットです。

 
こちらの記事では、大阪の有名なお花見スポット「造幣局の桜」についても紹介しています。この時期にしか見ることができない造幣局の桜をぜひ一度ご覧ください。

 

 

お弁当やランチを食べるには?おススメスポットと周辺ランチ情報

皇居周辺でお花見をする場合に、ゆっくりお弁当を食べたいと思う方も多いかと思います。北の丸公園や千鳥ヶ淵公園などではレジャーシートを敷いて、お弁当を広げている方も多くいますし、皇居東御苑などでもお弁当を広げて、ベンチなどで食べている方もいます。

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皇居東御苑では、飲酒は禁止されているので注意してください。いずれのスポットも、火器厳禁です。また、スポーツをしたり、場所取りやシートを固定するピンなどの、自然を壊す様な行為も禁止されています。

 
皇居の桜を楽しみつつ、大人だけでゆっくりランチが楽しめるおすすめスポットとしては、フレンチレストランの「ARGO(アルゴ)」がオススメです。柱のない開放的なメインダイニングからは、皇居や都心が一望できるパノラマビューが広がり、この時期、美しく咲き誇った桜を見ながら、独創的な美味しい料理が食べられることで大人気!!お花見時期はお早めのご予約がおすすめです。

3月26日~4月10日までは、お花見スペシャル期間につき、春のスペシャルコースのみでの営業です。通常のメニューはお休みです。

春のスペシャルコース

ランチ ¥6,000
※表示価格より消費税が別途かかります。
ディナー¥ 10,000

※表示価格より消費税及びサービス料(10%)が別途かかります。ランチタイムに関しては、90分入れ替え制となっているので、必ず事前に予約をしてください。

 

【フレンチレストランARGO】

場所
東京都千代田区麹町1丁目12
ONE FOUR TWO by Tojo 9F
連絡先:03-3265-5504
アクセス
東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅(出口3a)より徒歩3分
東京メトロ有楽町線「麹町」駅(出口3a)より徒歩8分
営業時間
平日 11:30~14:00、18:00~21:00(ラストオーダー)
土曜・日曜・祝日 11:30~14:00、17:30~20:00(ラストオーダー)
定休日:水曜日
(年末年始GW、夏期休業あり)
ホームページhttp://www.tojo.co.jp/restaurant-argo/

 
他にも皇居目の前の「パレスホテル」や「グランドパレスホテル」は、桜を見ながら食事をすることのできる絶好のスポット。ホテル内の各レストランでは、春のお花見シーズンは、お花見ブッフェなど様々な限定メニューを開催しています。

皇居の桜を見ながら、落ち着いたホテルでのランチタイムを楽しむのも素敵ですね。各ホテル内のレストランの情報は、ホテルのホームページから確認してください。

 

【バレスホテル東京】

場所
東京都千代田区丸の内1-1-1
連絡先:03-3211-5211
アクセス
地下鉄「大手町駅」C13b出口より地下通路直結 JR「東京駅」より徒歩8分
※「東京駅」より地下通路もご利用いただけます。

【ホテルグランドパレス】

場所
東京都千代田区飯田橋1-1-1
連絡先:03-3264-1111
アクセス
地下鉄『九段下駅』東西線 7番口(富士見口)より徒歩1分
半蔵門線・都営新宿線 3a・3b番口より徒歩3分” JR・地下鉄『飯田橋駅』より徒歩7分

 


 

2016年皇居の一般公開、一般公開以外の応募・抽選情報について

皇居の一般公開が初めて行われた2014年には、春季と秋季に5日間ずつ実施されました。2015年は天皇陛下の傘寿を記念して春季宮殿特別参観(宮殿内部を見学できるもの)が4月18日(土)と19日(日)の2日間開催されましたが、これは一般公開とは異なるイベントです。

ハガキで応募した人の中から抽選で当選した人のみが参加でき、各日とも3回、各回約50人の参加が許されました。

乾通りの春季一般公開は、2015年は行われなかったので、宮殿特別参観の倍率は平均で242倍でした。今のところ2016年は宮殿特別参観の予定はないようです。

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2016年は、桜の時期の一般公開実施を予定しているそうですが、具体的な実施時期は、2016年3月上旬頃に発表されるので、宮内庁の発表をお待ちください。※なお、2016年秋季及び2017年春季は、乾通りの樹木の更新工事が行われるため、乾通り一般公開は実施しません。

2016年の一般公開の参考までに、2014年春季皇居乾通り一般公開の時の期間・時間をお知らせします。

【期間】
2014年4月4日(金)~8日(火)の5日間

【時間】
入門:10:00~15:00
乾門退出:16:00まで
(東御苑退出:16:30まで)

また、一般公開、宮殿特別参観とは別に、皇居の一般参観で皇居の中に入ることもできます。皇居一般参観は1回200~300名の人が、宮内庁の係員の先導で、決まったコースを徒歩で回るというものです。一般参観は、平日の午前と午後の2回行われていて、予約制で料金は無料です。

参観日の前月1日午前5時からインターネットでの申し込みが始まり先着順になっています。

残念ながら3月の申し込みは既に終わっていますが、桜の時期以外にも、自然がいっぱいで歴史ある皇居の中を見て回ることができるのでおすすめです。遠い方は観光ルートのひとつとして、近い方も穴場スポットとして訪れてみてはいかがでしょうか?

 

混雑が予想される、一般春季公開日の皇居のお花見。事前準備を万端にして、春の東京のお花見を楽しみましょう!

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