こんにちは、ライターののりをです。
夏の風物詩といえば、真っ先に浮かんでくるのが“花火”ですね。
夏の夜空には本当に花火が良く似合います。
私も若い頃、当時付き合っていた彼氏と地元の花火大会に一緒に行ったのを思い出します。
子供たちが考えたデザインを元に作られた花火やキャラクターものの花火など、観る側をより楽しませてくれる工夫がされている花火大会なので、今もその花火大会がある時期に帰省して観に行ったりしています。
このように花火大会は地域に密着したものも多く、毎年色々な工夫が凝らされていますが、最近は音楽や映像とのコラボが特徴の花火大会が増えています。
中でも四万十納涼花火大会は、音楽に合わせて花火を連続で打ち上げるステキな演出がされた花火大会になっています。
毎年8月の最終土曜日に開催される高知県四万十市の「四万十納涼花火大会」は、奇跡の清流と呼ばれる四万十川の河川敷で行われ、音楽に合わせて打ち上がった花火が川面に映る光景はとてもきれいです。
2018年度はNHK大河ドラマ「龍馬伝」の音楽と花火が見事にコラボレーションされ、とても感動的だったと大絶賛されています。
雄大な自然の中で楽しむ大きな花火、とても魅力的ですよね。
ただ、四国でも上位の人気を誇る花火大会ですので、都会の花火ほどではないにせよ、それなりの混雑が予想されます。もちろん、遠方からも大勢の観覧客が訪れます。なるべくなら人混みを避けてゆっくり観たいものですが、地元民以外の方はどこで観ればいいのか、どこまで音楽が聞こえるのか見当がつきませんよね。また土地勘もないので、いつのまにか交通規制に巻き込まれて身動きできなくなる、なんてことにもなりそうです。
そこで今回は、四万十納涼花火大会を楽しめる穴場情報や、交通規制、立入禁止区域についても詳しく紹介します。
また四万十川周辺にはキャンプ場もたくさんあり、そこから花火を観ることもできるんですよ!
大切な人と観る四万十の花火がより素敵な思い出になるように、ぜひ役立ててくださいね。
目次
しまんと納涼花火大会の穴場情報
しまんと納涼花火大会の観覧者数は例年40,000人ほどと、花火大会にしては少なめです。
そのため、良い場所を確保する以外であれば急いで場所取りをしなくても観覧できるため、花火大会自体が穴場的になっています。
しまんと納涼花火大会の一般的な観覧スポットは、打ち上げ会場と反対側の四万十川の河川敷になります。
ですが、少しでも人混みを避けたいと思う方もいますよね。
そんな方のために、人混みからも少し離れ、なおかつこの花火大会最大のウリである音楽もちゃんと聞こえてくる穴場スポットを調べましたよ!
具同側の赤鉄橋周辺の両側の土手が穴場スポット!
道路のすぐ下にある土手は人が少ないため、かなりの穴場スポットになります。
そして、この土手の反対側が花火の打ち上げ場になっているため、花火と音楽の両方ともたっぷり堪能することができますよ。
<アクセス>
住所 高知県四万十市渡川付近
・花火会場から具同側の赤鉄橋周辺の土手まで800m(徒歩10分)
・中村駅から具同側の赤鉄橋周辺の土手まで2.9km(徒歩30分)
また、花火大会当日は両側の河川敷に屋台がたくさん出ていますので、食べ物や飲み物に困ることはありません。
ここも穴場!しまんと納涼花火大会が観れるキャンプ場はどこ?
しまんと納涼花火大会の会場周辺にはキャンプ場が多数あります。
こちらでは花火が観られるキャンプ場をご紹介します。バーベキューをしながら花火が観られるなんて、とっても贅沢な時間が過ごせそうですね。
四万十川キャンプ場
赤鉄橋の具同側の土手から上流のほうへ500mあがったところにある、全面芝生の公共キャンプ場になります。
花火の打ち上げ会場からは徒歩16分、具同側の土手からは徒歩5分と好立地な場所にあるキャンプ場なため、キャンプをしながら音楽と花火が楽しめる素晴らしいスポットになります。
また、民家と区切られているため、邪魔するものがなく川のせせらぎを聞いてゆっくり過ごしたり、釣りやカヌー、天体観測など自然の中でしか味わえない体験ができるのも魅力です。
<アクセス>
住所:高知県四万十市入田
(ナビに入れる際は、「四万十川キャンプ場」と入力すると迷わずに行けます)
アクセス:高知自動車道 四万十町中央ICより52km(車で約60分)
<基本情報>
営業時間:24時間出入自由
営業日:通年利用可
お問い合わせ先:TEL:0880-37-0608 (四万十市管理公園公社)
<利用方法>
使用するには事前に届出が必要になります。キャンプ場を管理している四万十市公園管理公社に電話してください。
基本的には当日電話してOKですが、しまんと納涼花火大会当日は利用する人が多い可能性もありますので、事前に問い合わせしておくことをおすすめします。
<使用料>
キャンプ場の使用料は無料になります。
こちらは区切りのないフリーサイトなので、好きなところにテントが張れます。
ただし、凸凹した部分もありますので場所を選んでテントを張ると良いです。
<駐車場>
収容数72台の無料の駐車場があります。
キャンプ場はオートキャンプ場ではないため、必ず駐車場に車を停めてください。
<設備>
・水道:◯
水道は2ヵ所ありますが、ひねっている間しか水が出ないタイプになります。
そのため、食器や調理道具を洗うことは難しいので、調理道具を洗わなくても済む食事や使い捨ての食器を使用することをおすすめします。
また、飲み水として使うことは難しいので飲料水を別に用意する必要があります。
・シャワー:✕
シャワーなど体をキレイにする設備はありませんが、市街地に近いため銭湯を利用してください。
[中村温泉]
キャンプ場から一番近い銭湯になり、車で約10分のところにあります。
(料金:400円、営業時間:13:00~22:00)
鍵付きロッカーではなく脱衣所にかごがある程度なので、貴重品管理をするのではあれば鍵付きの下駄箱に入れるか、もしくはお風呂に一緒に持って入るなど防犯対策をすると良いです。
ボディソープ、シャンプー、リンスと洗うものが何もないので、必要なものは持参してください。
ドライヤーはありますが、コイン式になります。(使用料は20円です)
駐車場はあります。
・トイレ:◯
男女別になっている移動式の汲み取り式トイレになります。
汲み取り式なため、水洗トイレのように流れません。水が入ったペットボトルを持っていくようにしましょう。テントを張る場所によっては少し歩くこともあります。
また、移動式であるためトイレ内に照明はありません。夜トイレに行く際は、懐中電灯やランタンなどを持っていくようにしましょう。
汲み取り式が苦手な方は携帯トレイを持参するか、近くのスーパーやコンビニなどを利用すると良いです。
・炊事場:◯
直火コンロの簡単な炊事場が所々にありますが、数が限られています。
すべて埋まっていたり、テントを張る場所によっては遠くて利用できなかったりすることもありますので、念のためコンロなど持参しておくほうが良いです。
・テーブル:◯
テーブルセットも所々にありますが、直火コンロ同様、数が限られています。念のためこちらも持参しておくほうが良いです。
・電灯:✕
キャンプ場には電灯などのライトがないため、ランタンなどの明かりが必要になります。
・ゴミ箱:✕
キャンプ場にはゴミ箱がないためマナーを守って、忘れることなくすべて持ち帰りましょう。
キャンプ場の全体の様子が分かる動画がありますので、下見感覚で一度見ておくこと良いでしょう。
四万十川キャンプ場 四万十川 Introducing the campsite.
ある程度の設備はありますが、どれも充分に使えるものとは言いにくいため、一から揃えて行くと失敗はありません。
たとえ忘れ物があったとしても市街地に近いキャンプ場になりますので、スーパーやコンビニ、ホームセンターなど買い出しできるため大変便利です。
しまんと納涼花火大会の交通規制や立入禁止区域はどのあたり?

しまんと納涼花火大会を見に行く方のほとんどは車で行きます。
車で行くからには交通規制情報や立入禁止区域情報は必須になります。
観覧場所へスムーズに到着するためにも頭に入れておきましょう。
交通規制情報
ここ数年の交通規制情報を元にまとめてみました。
百笑堤防道路 12:00~21:30
入田堤防道路 12:00~21:30
県道山路中村線 19:00~21:30
市道具同坂本線 19:00~21:30
毎年、上記時間内に道路が車両通行禁止となっています。
交通規制がはじまると渋滞が発生しますのが、地元の方や近隣の市の方、遠方から高速を使って来る方などで、会場までのメイン道路となっている国道56号の混雑は大変なものになります。
当日、混雑を少しでも回避するためにう回ルートもありますが、ものすごく時間がかかると思われます。混雑を少しでも避けるためには、会場周辺まで車で来ることはやめておいたほうが良いです。
四万十川キャンプ場に行く際は入田堤防道路を通って行くため、午前中までに着くようにしておきましょう。
立入禁止区域情報
こちらもここ数年の情報を元にしていますが、例年、赤鉄橋~渡川大橋間の両岸の河川敷が立入禁止区域になります。
また、赤鉄橋と渡川大橋は歩行可能ですが、花火観覧で立ち止まることは禁止されています。
具同側の土手に行く際は、19:30から一方通行規制になるので、混雑を避けるためにも遅くても19:00までには移動しておくと良いです。
過去のものになりますが、詳しい交通規制・立入禁止区域の詳細についてこちらを参考ください。
なお最新の情報につきましては、公式ホームページにてご確認ください。
まとめ
しまんと納涼花火大会の穴場スポット情報、会場周辺の交通規制や立入禁止区域について紹介しました。
穴場スポットとなる具同側の土手から観る花火は、打ち上げ会場付近と同じくらいの迫力で、音楽も一緒に楽しむことができます。座ってゆっくり観られるように、レジャーシートをお忘れなく!
そして、花火大会当日までに交通規制や立入禁止区域を把握しておくと、スムーズに観覧場所へ行けるでしょう。
また、会場周辺にはキャンプ場が多くありますが、花火が観られるのは四万十川キャンプ場のみになります。
四万十川キャンプ場には利用者以外入ることができないため、混雑もなくゆったり食事をしながら花火を観ることができて、とても贅沢な時間を過ごせそうですよね。
また、帰りの混雑も避けられますので花火が終わった後も帰宅に焦ることなくゆっくりできますよ。
あと忘れてはいけないのが、開催日時や交通状況、駐車場などについてです。
こちらで詳しく知ることができますので、ぜひご参考ください。
すべての準備が終われば、あとは当日天気が良いことを願うだけです!
四万十川に映る花火を観ながら、大切な人とのステキな時間を過ごしてください。