広島のGWの風物詩、と言えるほど広島最大級のイベントとなっている「フラワーフェスティバル」。開催期間はわずか3日間でありながら、訪れる人の数は毎年100万人以上(ここ数年は160万人以上)となっています。
そんなフラワーフェスティバルの魅力や楽しみ方について、お教えします。
フラワーフェスティバルの魅力って何?
イベント=見るもの、というイメージがあるかもしれませんが、「ひろしまフラワーフェスティバル」の魅力の1つに「多くの市民が参加していること」が挙げられます。
子どもの頃から親しんでいる「フラワーフェスティバル」に参加している市民の方々の誇らしげな表情、素敵な笑顔、心から楽しんでいる様子は、見ている人の心を癒してくれます。見る側も出る側も楽しめる、それが「フラワーフェスティバル」の最大の魅力なのです。
フラワーフェスティバルを楽しむ5つのポイント
◎地元の人向け お楽しみポイント
・参加者の中に知り合いが?!
フラワーフェスティバルでは
花の総合パレード 約80団体 約8,000人
ステージ 約30ステージ 約200団体
きんさいYOSAKOI 約100チーム
もの人が参加してお祭りを盛り上げつつ楽しんでいます。
そのため、年齢・性別にかかわらず多くの一般市民が参加しています。ですから地元の方にとっては「あれ?あいつ見たことあるぞ」という人や、「あの人、同級生の○○じゃない?」という出会いもあります。
中には親戚やご近所の知り合いから「パレードに出るから見に来てね」と言われる方もいるでしょう。身近な人が楽しそうに参加する様子を応援に行くという楽しみ方も素敵です。
・パレードの場所取りについて
パレードは、平和大通りを東:中央通りから西:平和記念公園まで、約1.2kmも練り歩きます。
12時に始まるパレードを良い場所で見たいなら、午前中の早いうちから場所取りをする必要があります。パレードが始まる地点(三川町付近)は毎年、あまり人出が多くない穴場のポイントとされているようです。その地点でパレードを見つつ、気に入った団体を見つけたらパレードの流れと共に平和記念公園まで歩いてみるのも楽しいですよ。
高齢者や体の不自由な方のために、平和大通り沿いに観覧席が設けられます。車椅子を使用されている方には優先スペースもありますから、ご家族に高齢の方がいらっしゃる場合は利用されてみてはいかがでしょうか。
・広島で楽しむYOSAKOI
YOSAKOIとは、高知県のよさこい祭りが発祥の踊りをメインにしたおまつりです。
北海道のYOSAKOIソーラン祭りも有名ですが、広島フラワーフェスティバルでも本場・高知県や北海道に負けない、YOSAKOIが楽しめます。幼稚園児から大人まで、全国から集まった約100のYOSAKOI連の皆さんが色とりどりの衣装で息を合わせて舞い踊る姿は圧巻です。
コチラの動画では学生さんや年配の方が楽しそうに演舞を披露しているパレートの様子が見られます。音楽に乗ってノリノリなYOSAKOI、格好よくて惚れぼれします。
【ひろしまフラワーフェスティバルYOSAKOI(広島美容専門学校HBCほか)2013】
◎観光客向け お楽しみポイント
・探してみよう、花電車
フラワーフェスティバルの開催期間中(5月3日~5日)には、広島市内を走る路面電車に「花電車」が登場します。
無蓋車(むがいしゃ)と呼ばれるオープンカーのような電車には色鮮やかな生花が飾られ、フラワーフェスティバルの開催をPRします。残念ながら乗ることは出来ませんが、運が良ければフラワークイーンや観光親善大使が乗った花電車に遭遇できるかもしれません。
運行区間(予定) ※雨天中止
日赤病院前~広島駅~日赤病院前~広島駅~日赤病院前~横川駅~日赤病院前
運行時間など詳しい情報は広島電鉄のサイトで事前にご確認ください。
◎全ての人向け お楽しみポイント
・楽しみ方は人それぞれ 飽きない屋台めぐり
広島のグルメはもちろん、世界のグルメも楽しめるフラワーフェスティバルの屋台。子どもから大人まで楽しめるものがたくさん出店されるのは、お祭りの最大の楽しみです。
屋台以外にもステージやひろば(ブース)など、色々な楽しみが「フラワーフェスティバル」にはあります。詳しくは、コチラの記事をご覧ください。
何度か足を運んでいるうちに「見る側」から「出る側」になってみたくなるかもしれない、フラワーフェスティバル。ぜひ一度、会場でその盛り上がりを体験してみてください。