王子動物園のフェンスが見え始めると、視界に飛び込んで来るのは外周をぐるりと囲む車の列。
開園時間に間に合うように家を出たのに、駐車場に入れたのは昼過ぎになった。
王子動物園の交通事情を知らずに行ってしまった人からは、よくこんな話を聞きます。
もはや風物詩となってしまった休日の大渋滞ですが、上手なアクセス方法を見つければ遠方からマイカーで来ても、スムーズに入園することができます。
ここでは地元の人にも知って欲しい、王子動物園の駐車場事情を紹介します。
王子動物園へのアクセスと駐車場の混雑状況
王子動物園は、三宮駅から阪急電車(普通・150円)に乗って王子公園駅まで2駅、4分。さらにそこから徒歩でも6分(大人)と、神戸の中心地からとても近い距離にあります。
少し歩けるようになった子どもなら、大好きな電車とお散歩も楽しめますね。
★公共交通機関でのアクセス★
◇新幹線
・新神戸駅からタクシーで10分または駅で下車後「布引」バス停から神戸市バス90・92系統利用
◇バス
・神戸市バス90・92系統「王子動物園前」下車すぐ
◇電車
・阪急電鉄「王子公園駅」下車西へ徒歩3分
・JR線「灘」駅下車北へ徒歩5分
・阪神電鉄「岩屋」駅下車北へ徒歩10分
★マイカー利用★
荷物が多い、子供が小さいなどのやむを得ない事情で、どうしても動物園の駐車場に停めたいという場合は、開園前から並ぶか、あるいは昼前あたりを狙うという手もあります。
幼い子を連れたファミリーなどは、朝からお昼まで動物園で過ごせば十分と、昼頃になると駐車場にも動きが出て来ます。
朝はゆっくり、そして閉園までしっかり遊ぶという選択肢も考えてみて下さい。
動物たちのお食事タイムはそれぞれ違っていますが、パンダをはじめ閉園後に室内でお食事タイムがある動物もいるため、閉園時間が近づくと、ソワソワと動き回る姿があちこちで見られます。
・王子公園駐車場料金
2~4時間まで 100円/30分
4時間~ 50円/30分
・市営三宮駐車場と市営花隈駐車場
ここから電車などの交通機関を利用して来園した場合は、駐車券を王子動物園の管理事務所に提示すると、駐車料金が3時間無料になるサービスがあります。
ただし、同じ市営駐車場でも、三宮中央通駐車場に関して割引は適用されませんので注意してください。
三宮や花隈からは中華街も徒歩圏。
早めのお昼でしっかりと腹ごしらえをしてから動物園へ向かうのも良さそうです。
元町商店街には世界に名だたる神戸スイーツの本店も並びます。
料金の割安な駐車場に車を停めてしまえば、安心して街歩きも楽しめますね。
冒頭でもお知らせした通り、三宮駅からは阪急電車で2駅、神戸高速花隈駅からは、乗り換えなしで王子公園へ向かうこともできます。
ちなみに料金は大人260円。
いかに近いかがわかります。
三宮や動物園周辺のレストランについてはこちらの記事で紹介しています。
ぜひ、参考にしてください。
【参考資料】
王子動物園のお弁当事情を教えて!おすすめ周辺ランチスポット
王子動物園周辺の有料駐車場一覧
パンダの活動時間はいつ?
王子動物園は日本で唯一パンダとコアラの両方を見ることができる動物園です。
中でも人気があるのはやっぱりパンダ。
今は1頭だけですが、せっかくなら活動している時間帯に見たいですね。
王子動物園ではパンダの食事を
② 11時45分
③ 13時30分
④ 15時
に行っています。
この時間帯に合わせて見に行けば、遊んだりご飯を食べたりと活発に動き回っているパンダを見られる可能性が高くなります。
【慎重に竹を選ぶパンダのお食事】
王子動物園の開園は午前9時なので、マイカーなら早めに来て駐車場を確保し、ゆったりと園内を回りながら、食事時間に合わせてパンダを見に行ってみるというコースがお勧めです。
六甲山を見上げる高台で、ほんのり香る海風を感じながら家族や友達と過ごす休日。
愛らしい動物たちに日頃の疲れも忘れます。
そんな素敵な一日のためにも、ストレスのない行き帰りの計画を立てましょう!