近年、環境問題や運動不足が騒がれる中で自転車での通勤・通学を行う方が増えてきています。
特にロードバイクとマウンテンバイクの良さを併せ持ったクロスバイクの人気が高まってきています。
そこで今回はメーカー別に人気のクロスバイクを紹介します。
クロスバイクおすすめメーカー人気ランキングトップ5
現在、クロスバイクは多くの自転車メーカーによって製造されています。そこでおすすめのメーカーを5つ、人気順に紹介していきます。
(1)Giant(ジャイアント)
台湾発、クロスバイクに価格革命を起こしたブランドです。出荷量は世界一で、多くのロードレースチームに自転車を供給しています。多く作るからこそ価格は安く、チームからのフィードバックにより性能の高い自転車を作り出すことができます。
①ESCAPE RX3
【商品紹介: ESCAPE RX3 2015 クロス】
フロントフォーク:アルミニウム
ハンドル:Tハンドル
タイヤ:700×28C
附属品:ベル
重量:10.51kg
RXシリーズの特徴であるスポーツ性能に加え、シートポストを改良したことによりさらに快適に乗ることができるようになりました。またケーブルはフレーム内に収められ、見た目もきれいになっています。価格が10万円超えないのも大きな魅力の1つだといえます。
②ATX620
【商品紹介:ATX620-S】
ハンドル:Tハンドル パームレストバーエンドつき
フォーク:サスペンションフォーク
シフトレバー:シマノ製のレボルバータイプ
タイヤ:26×1.95
ブレーキ:ディスクブレーキ
ギア:21段変速
附属品:スタンド
安定性のあるディスクブレーキを採用したクロスバイクです。タイヤはやや太めでスタンドも付属でついているため、街乗りもしやすい構造になっています。
(2)Bianchi(ビアンキ)
1885年、自転車ブランドとして初めて創業されたイタリアの老舗ブランドです。最大の特徴は「チェレステ」と呼ばれる、緑色に近い独特のカラーリングです。
①ROMA 2
【商品紹介:ROMA2 2016年モデル】
フォーク:アルミ
ハンドル:Tハンドル
ブレーキ:ディスクブレーキ
タイヤ:700×28C
ギア:28段変速
Tハンドルでありながら多様なギアチェンジが可能になっており、高速走行に向いています。また、「ROMA2」シリーズは2016年モデルになって初めてディスクブレーキを採用しました。これにより、より安定した走行を楽しむことができます。
②CAMALEONTE 3 2016年モデル
【商品紹介:2016年モデル CAMALEONTE3 (カメレオンテ3)】
フォーク:アルミニウム
フレーム重量:11.3kg
ハンドル:Tハンドル
ブレーキ:ディスクブレーキ
タイヤ:700×28C
ロードバイクのように快適に走ることができ、装備されているパーツにより6種類に分けられるCAMALEONTEシリーズ。その中でも特に人気が高いのがこのCAMALEONTE3 です。また、こちらも2016年からディスクブレーキを採用し、さらなる安定した走りを実現しました。
(3)Louis Garneau(ルイガノ)
1996年に創業されたカナダのブランドです。このブランドを創業したのは1984年のロス五輪で入賞を果たした自転車選手で、乗りやすさを考えて作られています。また、デザインもシンプルで飽きのこないものとなっています。
①LGS-CHASSE 2016年モデル
【商品紹介:LGS-CHASSE 2016年モデル】
ハンドル:Tハンドル
タイヤ:700×32C
ギア:24段階
重量:11.9kg
カジュアルにスポーツライドを楽しむことを目的に作られたクロスバイクです。ハンドルの動きがまっすぐタイヤに伝わるようになっており、滑らかな走行を可能にしています。また、タイヤはやや太めなため路面からのショックを吸収し、段差も超えることができます。また、カラーリングもはっきりした色が多いのが特徴的です。
②LGS-CR07 2016
【商品紹介:LGS-CR07 2016】
ハンドル:ドロップハンドル
タイヤ:700×25C
ギア:14段階
重量:11.04kg
附属品:LEDランプ・ダボ
独特な形をしたフレームにより、信号待ちの際に足を置きやすくなっています。また、ハンドル上部を持ったままでもブレーキ操作が可能になる補助ブレーキレバーも装備されています。
(4)Trek(トレック)
アメリカスポーツバイク最大手のブランドで、マウンテンバイク・ロードバイクともに多くの成果を残しています。特にフレームには絶対の自信があり、普段の使用においては生涯補償を行っています。
①TREK-7_2FX
【商品紹介:TREK-7_2FX】
ハンドル:Tハンドル
タイヤ:700×35C
ギア:8段階
重量:11.95kg
メーカー希望価格:65,000円
「フィットネスを、シンプルに」をコンセプトに作られたクロスバイクです。ロードバイクのスピードを持っていながら、街中で走っていても疲れない快適性を備えています。また、フレームには最初からラックやフェンダーといったアクセサリを取付けやすいようにとつがあります。
さらに「DuoTrap S」と呼ばれるセンサーが内蔵されており、スマートフォンやパソコンで運動内容の記録などを確認することもできます。
(5)Anchor(アンカー)
日本の最大手自転車メーカーであるブリヂストンサイクルのスポーツ部門がアンカーです。科学的な分析によってフレームが作り出され、日本のナショナルチームもこのメーカーの自転車を使用しています。
①RS6 EPSE エッジガンメタリック 2016年モデル
【商品紹介:RS6 EPSE エッジガンメタリック 2016年モデル】
ハンドル:ドロップハンドル
タイヤ:700×23C
レーシング用の一番細いタイヤです。
重量:8.5㎏
附属品:LEDランプ・ベル・リフレクター・マニュアルバック
アルミ・ロードレーシングバイクであるRS6をさらに改良したものがこちらです。元々RS6に備わった耐久性と性能に加え、最大限の軽量化も行っています。なお、購入時ペダルはついていないため、自分で付ける必要があります。
②CX6 EQUIPE DISC 2016年モデル
【商品紹介: ANCHOR 2016 CX6 EQUIPE DISC】
フロントフォーク:カーボン
ブレーキ:ディスクブレーキ
ハンドル:ドロップハンドル
タイヤ:700×33C
附属品:LEDランプ・ベル・リフレクター・マニュアルバック・ワイヤーローラー
重量:9.9kg
ディスクブレーキを搭載することにより、悪条件な道でもハンドルがとられることがなく、タイヤ周りの泥もフレームに詰まりづらくなっています。また、フレームは耐久性に優れたアルミニウム製を使用していますが、フロントフォークはカーボンを使用していることにより高い振動吸収性も期待できます。
なお、今回紹介したメーカーに加え、紹介できなかったおすすめメーカーについても、詳しくはこちらの動画で紹介されています。
【【自転車】初心者が本当に買うべきクロスバイクと選び方【クロスバイク】】
さらに、クロスバイクを実際に購入する場合に悩むのが保管場所です。この動画では最初の方で保管方法についても解説をしているので、事前に検討するのも良いでしょう。
3万円以下のクロスバイクはある?
今見てきたように、人気メーカーのクロスバイクを買う場合、どうしても5万円以上してしまいます。しかし、現在メーカーによっては3万円以下で買えるクロスバイクも発売されています。この記事では3万円以下で購入できるクロスバイクについて紹介しています。
また、この記事ではクロスバイクを通販で買った場合どのように届くのか、安価なクロスバイクを購入する際の注意点なども書かれています。
初心者向けクロスバイクの選び方
クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイク両方の性質を併せ持っているため、その性能も様々です。クロスバイクを選ぶ際、注目するポイントは大きく分けて3つあります。
(1)フレーム
フレームは自転車の重さを決めるだけでなく、自転車の価格やこいだ力がどれだけタイヤに伝わるかを決める、大切な部分です。
(2)ギアチェンジ
クロスバイクの魅力の一つはギアチェンジですが、ギアチェンジを行う方法は大きく分けて2つあります。
(3)タイヤ
タイヤは自転車によってホイールの大きさやタイヤの太さが変わります。タイヤが細くなれば早く走ることができ、太くなれば安定性が増します。
初心者の場合、具体的にどのようなクロスバイクを選んだらいいのか、またマウンテンバイクとの違いは何かなど分からない点が多くあると思います。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
初心者におすすめのクロスバイクは、フレームはアルミ、タイヤはやや太めがおすすめです。なぜこれらがおすすめなのかについても記事に記載されています。
クロスバイクの乗り方
クロスバイクを買ったはいいけれど、初めて乗る場合はやはり不安です。そこでこちらの記事ではクロスバイクの乗り方について詳しく紹介しています。
安全なブレーキのかけ方やギアチェンジのやり方などを詳しく知ることができます。
いかがだったでしょうか。クロスバイクはメーカーによって価格帯・フレームの形状・ハンドルなどが大きく変わります。しかし、人気メーカー品とあってその品質はとても良いものです。自分のライフスタイルに合った、お気に入りのクロスバイクを探してみましょう。