街中でもよく見かけるクロスバイク。
さっそうと走る姿にあこがれて、自分も買ってみようと考えている方が最初に直面する壁が値段です。平均6万円するクロスバイクは、購入を決断するのがなかなか難しいです。
また、クロスバイクは車体以外に購入をしないといけない付属品がいくつかあるのでさらに費用がかさみます。
しかし、実はクロスバイクには3万円以下で買えるものも存在します。
こちらでは3万円以下で買えるクロスバイクと、その注意点などを詳しくまとめました。まずは安いクロスバイクからその走りを体感してみるのも手ですよ。
知っておくと安心・クロスバイクの選び方
クロスバイクを購入するにあたって、知っておくと安心なのはクロスバイクの基礎知識です。
基本的なことを知っていれば、高価なクロスバイクと安価なクロスバイクの違いも納得して購入することが出来ますよ。
こちらでは、初心者でもクロスバイクのことを分かるように紹介しています。
クロスバイクのことを全く知らないという方は、まずこちらを読んでおくと以下の話が理解しやすくなりますよ。
3万円以下のクロスバイク紹介
3万円以下に限定してしまうと、選択の余地はないの?と思ってしまいそうですが、探してみると結構たくさんの種類があります。
その中でも、コストパフォーマンスの高いもの、人気の高いものを厳選してご紹介します。
[あさひ]プレシジョントレッキング-H 700c
・参考価格:21,880円(税込)
・重量:約13.4kg
・ギア:外装7段変速
・特徴:
一見するとシティサイクルに見えますが、タイヤやブレーキなど間違いなくクロスバイク仕様です。
【a.n.design works】 CR207
・参考価格:26,980円
・素材:スチール
・ギア:フロント1×リア7の7段階
・特徴:
高価でなかなか手が出ないという方のために作られた1台です。1サイズ(身長の目安:約160cm~175cm位)のみになりますが、カラーバリエーションが豊富で見た目もオシャレです。
KYUZO KZ-107
・参考価格:18,700円
・ギア:6段階
・特徴:
とてもシンプルなデザインなので、男性でも女性でもスタイリッシュに乗ることが出来ます。身長の目安が155cm~185cmと幅が広いので、小柄な方でも問題ありません。カラーも5種類あるので、自分好みのカラーで走ることができます。
TOPONE シマノ6段変速
・参考価格:15,099円
・素材:スチール
・重量:約16.5kg
・ギア:6段階
・特徴:
なんと2万円を切る商品です。カラーリングが特徴的で身長の目安が150cm~と小柄な方でも安心して購入できます。また、この値段なのに通常は別売のベル・スタンド・カギ・ライトが付いているコストパフォーマンスの高い商品です。
安いクロスバイクのデメリット
3万円以下で買えるクロスバイクは安い代わりにいくつか注意をしないといけない点があります。知らずに買ってしまうと後で困ることがありますので、必ず確認してから購入しましょう。
本体は安くても+αで必要になるものがある。
全てのクロスバイクはシティサイクルと違い、ライト・ベル・カギ・かごなどの付属品が付いていないものがほとんどです。
その中には、公道を走るためには必要な付属品もあります。(付けていないと、道路交通法違反になり、刑罰の対象になります)
また、防犯登録料(500円)やクロスバイク専用の空気入れも必要になります。(シティサイクル用の空気入れは使用できない可能性が高いです)
こちらでは、自転車には必ず付けておかない付属品や、あると便利なグッズを紹介しています。クロスバイク購入前に、一度確認してみてください。
購入は基本的に通販。
3万円以下のクロスバイクのほとんどは、通販のみの購入になります。
多くの商品が9割がた完成した状態で発送されますが、最終的には自分で完成させる必要があります。
また、自分の体格に合ったサドルの高さや角度にも自分で調整する必要があります。
【【自転車 買ってみた】 クロスバイクを通販で買ったけど…どんな風に届くの? 【Bianchi cielo 2015】】
こちらでは、実際に通販で購入したクロスバイクがどのような状態で届くかを動画で紹介しています。覚えておくと良いポイントがいくつかあるので、注文後に見てみてください。
3万円以下の車体はチャイルドシートが付けられない?
クロスバイク全体で言えることですが、車体によって付けられない付属品があります。
特に3万円以下のクロスバイクはフレームなどの材料費を安くするために、強度が若干弱くなりチャイルドシートを付けられないものがほとんどです。
子供を乗せたいと考えている方は、購入時に取り付け可能かどうか確認しましょう。
不具合があった時の修理をしてもらえない可能性がある。
通販で買っても細かい調整や、何かあった時の修理は近くの自転車屋さんで頼みましょう。
そう考えている方は注意が必要です。シティサイクルと違い、クロスバイクやロードバイクは調整や修理できる人が限られています。
その多くは、スポーツサイクル専門店のスタッフですが、そういったお店ではその店で購入したもの以外はお断りということがあります。
特に通販で買った3万円以下のクロスバイクは門前払いされてしまう可能性が高いとのこと。
良心的なお店を探すか、簡単な修理は自分で出来るようになる必要があります。
メンテナンスを忘れずに!
上で説明したように、何かあった時にお店の人に頼める可能性は低いです。
修理が必要な状態にならないようにするには、日々のメンテナンスが重要です。
こちらでは、初心者でもできるメンテナンスの方法を紹介しています。
高価なクロスバイクでももちろんメンテナンスは必須ですが、安価なものはつい怠りがちになります。
「安物買いの銭失い」にならないよう、メンテナンスは必ず行いましょう。
高価なクロスバイクに買い替える際に、もう一度乗り方の確認が必要。
3万円以下と安い理由の1つにギアが少ない点があります。高価なクロスバイクはフロントとリアの両方に数段階のギアが付いています。(フロント3×リア7の21段階など)
安いクロスバイクにはほとんどないギアなので、正しいギアチェンジの仕方を改めて覚える必要があります。
クロスバイクの乗り方も覚えよう!
初めてクロスバイクに挑戦する方にとって一番困惑するのが「乗り方」です。
シティサイクルと同じような乗り方をすると、事故やケガの原因になります。
こちらでは、クロスバイクの正しい乗り方を詳しく紹介しています。
また、上で説明したように通販で購入した際に必要になるサドルの調整や、フロントとリアの両方にギアがあるクロスバイクを購入した際に必要になる正しいギアチェンジの方法も紹介しています。
ちゃんと確認してから乗るようにしましょう!
クロスバイクの人気メーカーはコレ!
上で紹介したようなデメリットを見て「もう少し貯金をしてちゃんとしたものを買おうかな」と思った人は、こちらをご覧ください。
こちらでは、値段に関係なくメーカー別の人気トップ5のクロスバイクを紹介しています。
それぞれのメーカーでデザインや特徴が違うので、自分の体格に合ったもの、好みに合ったものを選ぶことが出来ますよ。
クロスバイクを購入した方の多くが、2年以内にもっと本格的なものが欲しいと2台目を購入する方が多いそうです。
1台目は3万円以下で購入を決めた方も、ぜひ2台目購入時の参考にしてください。
しかし、高価なクロスバイクでもメンテナンスや修理は必要ですし、お店に頼めばそれなりの費用がかかります。
最初の1台でメンテナンスや修理を強制的に自分でやらないといけない状態にしておけば、後々の節約にもつながりますよ。
特に長距離サイクリングを考えている方は、何もない場所で故障しても大丈夫なように修理の方法を覚えておくことは安心です。大変だと思うことも前向きに考えて、クロスバイクライフを楽しみましょう!