関東

下田あじさい祭り2017年開花や日程と場所、見どころは?

ライターのMichelleです。

毎日のように雨が続く梅雨の時期には、つい外出を必要最小限にしようとしてしまう私・・・。

ですが、傘の下から見える視界の中にふと色鮮やかな紫陽花の花が入ってくると、少し気分が明るくなり「思い切って出かけてよかった」と思います。

そんな中、静岡県・下田公園では毎年6月1日から30日まで「伊豆・下田あじさい祭り」が開催されているということを知りました。

公園の展望台からは海が見え、園内では15万株・300万輪の紫陽花が楽しめるそうです。

家の近所では多くても2・3株の紫陽花が見られれば「ボリュームあるな」と感じる紫陽花が、そんなにたくさん咲いているなんて・・・一体どのような景色が見られるだろう?と興味をそそられました。

そこで、今年は思い切って「伊豆・下田あじさい祭り」を見に行ってみよう!と思っています。

ですが、あじさい祭りの開催期間は1ヶ月もあり、見ごろや混雑具合が気になるところです。

ということで、「伊豆・下田あじさい祭り」についての情報を調べてみました。
 


 

2017年下田公園の紫陽花の見ごろ&開花状況は?

あじさい祭りの開催日程は毎年6月の1ヶ月間と決まっているため、2017年は6月1日(木)から30日(金)の開催となります。紫陽花が開花し始めるのはだいたい5月下旬頃で、6月初旬に5分咲き、6月中旬が8分咲きで見ごろとなり、6月下旬に満開になるようです。

ということで「あじさい祭り」の期間中はあじさいの花が楽しめますが、その年の天候によって満開のピークが微妙に変わってきます。あじさいの詳しい開花状況については伊豆下田観光ガイドのサイトで期間中は随時更新され確認できますので、事前にチェックしてから出かけると見ごろを逃さずに済みます。
 


 

下田公園あじさい祭りの見どころは?

最初にご紹介した通り、下田公園では15万株・300万輪の紫陽花が園内に咲いています。この下田公園は城山公園とも呼ばれ、北条氏が築城した山城「下田城」に由来します。そのため、公園全体が小さな山のようになっており、曲がりくねった小道の両脇から身長よりも高く茂った紫陽花が覆いかぶさるように咲き乱れる中、頑張って山を登りきったところで待っているのは、絶景です。

山一面に咲き誇る紫陽花は360度どの方向を向いても見ることができますし、眼下には下田港と海を見ることができます。園内には展望台がいくつかありますので、お気に入りの絶景ポイントを探してみてはいかがでしょうか。紫陽花を楽しむためには高低差のある道のりを歩く必要があります。

園内には石畳の道や石でできた階段などもあるので、歩きやすい服・靴は必須です。他にも、帽子・タオル・飲み物・調節用の服などを準備していると、より快適に過ごせます。濃い緑色の葉に青・ピンク・紫・白と色とりどりの紫陽花が映え、その向こうに広がる街並みや海が見られると、つらかった上り坂の苦労も吹き飛びそうですね。

あじさい祭りの期間中、9時から16時には公園内の開国広場に「賑わいの露店街」が出現、地場産品の販売や飲食のお店が並びます。下田港で水揚げされた金目鯛の天ぷらそばが750円、手絞りの甘夏フレッシュジュースが300円など、この時期の下田ならではの味覚が楽しめますので、ぜひ味わってみてください。

日曜日には以下の予定でイベントが開催されます。

6/4 一輪車模擬演技
「下田太鼓」の実演
「花のかざぐるま作り」体験
6/18 一輪車模擬演技
「下田太鼓」の実演
「花のかざぐるま作り」体験
あじさい祭x海洋浴「ノルディックウォーキング」
6/25 一輪車模擬演技
「下田太鼓」の実演
「花のかざぐるま作り」体験
よさこい「翔華組」演舞

 
大人だけの外出はもちろん、家族連れでも楽しめるので、素敵な思い出を作ることができます。また、あじさい祭りの会場となっている下田公園の近くには色々な観光スポットがあるので、お出かけのついでに足を伸ばしてみるとさらに楽しみが広がります。

・下田海中水族館
自然の入り江を利用して建てられた水族館では、イルカやアシカのショーが楽しめます。大水槽の展示もありますので、大人も子供も楽しむことができます。

◎営業時間
 3月~10月の通常営業時間
 平日9:00~16:00   土日祝日9:00~17:00
 ※上記以外の日程および限定日の営業時間については、下田海中水族館のHPを参照ください。

◎入館料
 大人(中学生以上):2,000円
 小人(4歳~小学生まで):1,000円

 

・下田開国博物館
ペリーの写真や黒船の模型など、下田の開港にちなんだ歴史的な資料が約1,000点も展示されています。開国当時の様子や歴史がよく分かります。

◎営業時間
 8:30~17:30(入館は17:00まで)

◎入館料
 大人:1,200円
 子供(小中学生):600円

 

・下田きんめ祭り
あじさい祭りと同じ6月1日~30日に、下田きんめ祭りが開催されます。水揚げ量日本一の下田港で獲れた金目鯛が当たる抽選会や、魚市場でセリの見学などが行なわれます。下田きんめ祭りの詳細についてはこちらのサイトをご覧ください。

 

下田あじさい祭りへのアクセス方法は?

では、会場となっている下田公園への行き方を紹介します。

◎会場
下田公園(城山公園)
 住所 :静岡県下田市3-19
 時間 :9時~16時
 入園料:無料

◎アクセス
伊豆急行「下田」駅から
 徒歩      :約16分
 タクシー    :約5分
 南伊豆東海バス:約10分「下田公園下」下車 ※あじさい祭り期間中のみの運行
 ※伊豆急行下田駅へは東京駅から特急踊り子号を利用して約2時間半です。

駅から徒歩ではなく、車で下田公園に行かれる方は「ペリー上陸記念碑」の前に有料の臨時駐車場(1日1回500円・100台収容可能)が用意されます。そこから公園まで約5分歩きますので、やはり動きやすい服・靴でお出かけください。 ※駐車場の利用は8時30分~17時までです。

◎地図

 

ピーク時の人出はどれくらい?混雑を避ける方法や時間帯はある?

下田公園の紫陽花は、株数や花の多さから「日本一の規模」とも言われています。小さな山一つが紫陽花で覆われるほどですから、さぞかし人出もすごいのでは?と心配になります。こちらの動画では、2016年の下田公園のあじさいの様子がご覧になれます。

残念ながら撮影日は不明ですが、平日なのか混雑しているという印象はあまりありません。
 

【下田公園のあじさい】
 

 
みなさん、それぞれが気に入った場所で記念撮影ができるほどの余裕がうかがえます。週末にはイベントも行われますので、それなりの混雑が予想されます。ゆっくりと紫陽花を満喫したいのであれば平日の午前中に出かけられることをおすすめします。

昨年6月上旬の日曜日に車であじさい祭りに行ったという知人の情報によりますと、お昼前の到着でも駐車場に余裕があったとのことです。紫陽花が見ごろになる6月中旬には満車になることもあるかもしれませんので、車でお出かけの方はお気をつけください。
 


 

まとめ

小さな山全体が紫陽花で覆われる下田あじさい祭り。開催期間前の5月下旬頃から紫陽花が咲き始め、あじさい祭り終了の6月下旬には満開になります。会場となっている下田公園は全体が山になっているため、動きやすい服&靴は必須です。

いくつかある展望台から見られる絶景は頑張って上までたどり着いたご褒美のようで、たまった疲れを一気に癒してくれること間違いありません。週末には下田公園でイベントが開催されるほか、近隣にも観光スポットがいくつかあるので、足を伸ばして楽しむのもおすすめです。

下田公園へは伊豆急「下田」駅から徒歩・タクシー・バスといろいろな方法で行くことができます。自家用車を利用する場合には「ペリー上陸記念碑」前の駐車場を利用できます(有料)。「日本一の規模」とも言われる下田公園の紫陽花ですが、敷地自体が広いので混雑はあまりしないようです。

なるべく人の少ない時間を選ぶならば平日の午前中、土日は朝一番を目指して出かけるようにするとゆっくりと紫陽花を楽しむことができます。東京から約2時間半で、自然を満喫することができる「伊豆・下田あじさい祭り」。お友達や家族で日帰り旅行をするにはもってこいの場所です。

日常の慌しい時間を少しでも忘れられるようなひとときを、紫陽花に囲まれながら過ごしてみませんか?私も普段は運動不足になりがちなので紫陽花を楽しみながら頑張って歩き、展望台から絶景を眺めてみるぞ!と思っています。

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