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秋の京都、嵐山の紅葉おすすめスポット、夜のライトアップも必見!

京都嵐山といったら、渡月橋、トロッコ列車、竹林の小怪が有名です。

また、夜のライトアップにも独特の風情があります。

露地の灯りと生け花を演出した花灯路は見もので、期間中平成27年12月11日~20日は、嵐山の広範囲に灯りがともり、情緒あふれる京都嵐山を楽しませてくれます。

でも、それだけではありません。

秋の嵐山には、寺院庭園それぞれに紅葉ビューポイントがあります。

 

 

季節ごとに異なる顔を見せてくれるのも庭園の魅力であり、夜のライトアップは、昼間とは違う幻想的な雰囲気が加わります。

今回は、庭園の紅葉とライトアップ情報を中心に渡月橋のお食事・お土産についても紹介します。

 

嵐山寺院~色づく庭園の美~ ライトアップは?

嵐山の天龍寺、弘源寺、宝厳院、常寂光寺の庭園は、それぞれに作庭の形式は違うものの寺院外の景観を取り入れた借景式庭園で、庭園の外に見える山と四季折々の調和も考えて作られています。

嵐山も庭の一部という考え方で庭園を見ると、とても雄大なスケールとなります。

この4つの寺院の紅葉とライトアップ情報、場所などをまとめてみました。

 

[天龍寺、弘源寺、宝厳院、常寂光寺の地図]

 

<嵐山紅葉スポット>
 

 ◆天龍寺

臨済宗天龍寺派大本山の寺院で、方丈の西側にある「曹源池庭園」は、創建当時のままとされています。

この庭園は、史跡であると共に国特別名勝に指定され、世界遺産にもなっています。

庭園と紅葉の美しさは群を抜いていて、水面に映し出される景色と合わさってとても魅力的。
 
ゆっくり庭園を回るのもいいし、方丈からその全景を眺めるのもいいビューポイントです。

<拝観時間>

・通常
8時30分 ~ 17時30分
(17時30分に閉門)
※10月21日から3月20日までは17時に閉門

・早朝
平成27年11月7日 ~ 11月29日と11月の土・日・祝日7:30~

・秋の特別拝観
平成27年9月5日~12月6日、12月11日~20日
9:00-17:00ライトアップあり

<拝観料>

庭園(曹源池・百花苑)
高校生以上500円 
小・中学生300円 
未就学児無料
※大方丈・書院・多宝殿・法堂参拝は、追加料金あり

<駐車場>

100台:料金1回1,000円

 

◆弘源寺(こうげんじ)

臨在宗天龍寺派の寺院で、本堂から枯山水の庭園「虎嘯(こしょう)の庭」は、落ち着いた趣のある庭園です。

嵐山を取り入れ、春は桜、秋は紅葉、四季折々の様子と一緒に鑑賞できるよう、美しく調和させています。

 
<拝観可能日>

特別拝観日のみ公開

<拝観時間>

9:00~17:00(ライトアップなし)

<拝観料>

大人500円 小人300円
※宝厳院との共通参拝券900円があります。

<駐車場>

天龍寺駐車場(有料)

 

◆宝厳院(ほうごんいん)

臨在宗天龍寺派の寺院で、ユネスコ世界文化遺産に指定されています。

庭園内を回遊して鑑賞する「獅子吼(ししく)の庭」が有名で、紅葉の時期には、園内のたくさんのもみじが色づき、地面には美しいコケが絨毯のように続き、赤、黄、緑のコラボがとても美しいです。

獅子の形をした巨岩や、岩から生えている破岩の松など、それぞれの場所でのビューポイントがあります。

こちらの動画より、その様子をご覧ください。

【嵐山宝厳院の紅葉2014 獅子吼の庭ともみじのトンネル】

<拝観可能日>

特別拝観日のみ公開

<拝観時間>

・秋の特別拝観
11月中旬~12月初旬
9:00~17:00
(26年度情報より)

・夜間特別拝観 
平成27年12月11日~20日
17:00~20:30(20:00受付終了)
ライトアップあり

<拝観料>

 大人500円 小学生300円
※弘源寺との共通参拝券900円があります。

<駐車場>

天龍寺駐車場(有料)

 

 

◆常寂光寺(じょうじゃっこうじ)

日蓮宗の仏教寺院で小倉山の中腹にあって、多宝塔(重要文化財)周辺からは嵯峨野を一望でき、秋には山全体が紅葉に包まれます。

境内はもみじに覆われ、多宝塔を見ながらの紅葉は京都のおもむきを感じます。

<拝観可能日>

年中無休

<拝観時間>

9:00~17:00(4:30受付終了)

<夜間特別拝観>

平成27年12月11日~20日
17:00~20:30(20:00受付終了)
ライトアップあり

<拝観料>

大人400円 小人 200円

<駐車場>

なし 
※隣接する二尊院も同時参拝して駐車場15台(無料)を借りるか、天龍寺有料駐車場を利用しましょう。

このように、ライトアップされているところでは、昼間は紅葉、夜はライトアップと贅沢な楽しみ方もできるのですが、場所によっては、花灯路の期間だけということもあって、12月中旬まで紅葉が保たれているかが気になるところです。

どちらも確実に楽しみたい方は、花灯路の期間前からライトアップされている場所を選ぶと良いでしょう。

また、今年の紅葉の見ごろは、いつごろなのかが気になる方は、こちらの記事を参考にして下さい。

 

【参考記事】
秋の京都で紅葉を楽しむ2015☆今年の紅葉の時期、見ごろはいつ?

 

嵐山の紅葉スポット、混雑をさけるには?

紅葉は、見ごろを迎えると、たくさんの人出でにぎわいます。

少しでも人が少ない穴場も行きたいところですが、やはり、人が多いところは、美しい紅葉があるのです。

では、いかにして混雑を避けるかですが、できるなら平日に行くのがベストです。

土日祝日しか行くことができない場合は、時間帯を工夫しましょう。

まず、天龍寺の庭園は、早朝拝観できるので、これは見逃せません。

朝の澄んだ空気を吸いながら、ゆっくりと回れるでしょう。

また、その他も開館直後は客足も少ないので、日中に比べれば、ゆったり見られます。

午前11時くらいまでがおすすめです。

ライトアップがないところは、閉館前の時間帯もおすすめです。

ライトアップがあるところは、夕方になるとライトアップ目当ての人も増えてくるので、混雑を避けたいならライトアップの開始時間は、おすすめできません。

夜のライトアップのために早めの食事をとって、閉館前に行くのがおすすめです。

入場は、閉館30分前までとなるのでご注意ください。

 
雨女、雨男といわれ続けたあなた、もしお出かけの日もやっぱりなら、今回は感謝してもらってください。

雨の日は、足元は悪いですが、人ごみはかなり減ります。

大雨でない限り、雨の日の紅葉もなかなかのものです。

雨上がりの曇り空の時、山の紅葉は色濃く、その魅力をさらに増します。

人が少なくなる雨の日に特別な期待を寄せて、あなたしか見ることができない景色をぜひ堪能して下さい。

 

 

渡月橋周辺のお土産店、カフェ、レストランは?

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庭園の紅葉を楽しんだら、やっぱり、嵐山の代表でもある渡月橋は渡っておきたいですよね。

渡月橋周辺で休憩したり、食事したり、お土産を買ったり、周辺を散策しながら気にいったお店に入ってみるのも、いい旅の思い出となるでしょう。

渡月橋周辺なら、お土産・カフェ・食事処などの施設には不自由しません。

同行者の事情などで行動範囲をあまり広げたくないという方におすすめしたいのが、京福嵐山駅側へ渡月橋を渡ってすぐのところにある、レストラン嵐山という大型のお食事施設です。

バイキングやお土産、手作り体験(要予約)など、1施設で効率よくすませることができます。

観光・食事・土産物施設100選にも選ばれているので、安心して利用できます。(※嵐山紅葉スポット地図に印あり)

売店は、京都の有名店舗の商品が揃っているので、帰路につく前のお土産のお買い物もよいですね。

レストラン嵐山は、現在、営業しながら拡張工事中ですが、平成27年10月に1,000名収容可能な足湯やカフェもある施設が完成予定です。

寺院巡りで意外と疲れてしまったという方も、ぜひ立ち寄ってみてください。
 
☆レストラン嵐山 お土産処渡月橋

場所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路33
営業時間:9:00~18:00
駐車場:1日1回800円
(時間制限なし)

 
さて、京都嵐山の寺院庭園の紅葉やライトアップ情報は、参考になりましたでしょうか?

嵐山の紅葉やライトアップは他にも、二尊院などの寺院や神社、トロッコ列車(全席指定JRみどりの窓口購入)からも楽しむことができますし、花灯路期間中は、嵐山もライトアップされています。

また、他の場所での紅葉やライトアップ情報も知りたい方は、こちらのサイトがおすすめです。

ぜひ、ご覧下さい。

【関連記事】
秋の京都で紅葉を楽しむ2015まとめ☆今年こそ京都へ行こう!

 

京都の紅葉は、たくさんのスポットがありますが、嵐山は山全体が紅葉となり、渡月橋からの眺めは、どのスポットにもない壮大さがあります。

お友達、恋人、家族と一緒に、嵐山で良い思い出ができるといいですね。

紅葉やライトアップの時期は、非常に冷え込むので、暖かくしてゆっくりとお楽しみ下さい。

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