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長靴(レインブーツ)の臭いを簡単に消す方法!臭いの原因をしっかり対策

ライターの市(いち)です。

あなたはどんなレインブーツをお持ちですか?

少し前までは「レインブーツ」なんて言わず「長靴」と呼んで、子供が雨の日に履いたり、雪が積もった時や農作業などで履いたりするものというイメージが強かったですが、今はとてもおしゃれなデザインのものや、通勤などでも使えるデザインのものがたくさん出てきて、前よりも気軽に履けるようになりました。

私も子供ができてから必要になり、ショートブーツに見えるデザインのレインブーツを買いました。

しかし、買ってもレインブーツを使うのは年に10回あるか無いか…。

しかもちょっとした雨の日に使って、帰宅したら玄関にそのまま置いておいて、乾いたら靴箱へしまっていました。

幼稚園の園庭を歩いて泥が付いた時も、外側の泥をシャワーで洗い流してそのまま玄関で自然乾燥させていました。

ところが最近、そのお手入れ方法だとレインブーツの中が臭くなってしまうと知り、慌てて自分のレインブーツを確認しに行きました。

確かに買った時と比べて、ゴムの臭いとは別の嫌な臭いがあり、思わず「ああ、やってしまった」と声を出してしまいました。

すぐに対策しないと!と思い、レインブーツが臭くなる原因や対策方法、便利なグッズについて色々と調べましたのでまとめて紹介いたします。

中でも知り合いに紹介してもらったグッズはとても便利でお手入れが簡単でしたので、こちらもたっぷりご紹介します!

 

長靴(レインブーツ)が臭くなる原因

ではまず、どうしてレインブーツが臭くなるか?という疑問についてです。

その答えは、ずばり「雑菌」です。

洗濯物が長時間乾かないと、生乾き独特の嫌な臭いがしますよね。

それと同じで、レインブーツも長い時間濡れていると、その水分で雑菌が増えて臭くなります。

さらに洗いたての洗濯物と違い、レインブーツは足の皮膚などから様々な雑菌が付いている状態のため、雑菌の数が桁違いに多くなります。

そうなれば、臭いがさらに強くなることは簡単に想像できますよね…。

またレインブーツは、当然ですが雨がしみこまないように天然ゴム合成ゴムが素材になっていますので、自然乾燥で中が乾くまでにはかなりの時間がかかります。

そのため、他の靴に比べて生乾きの時間が長く、より雑菌が増えて臭くなってしまうというのです。

私みたいに雨でぬれたレインブーツをそのまま玄関に置いておいたり、汚れた泥を洗い流してそのまま自然乾燥させたりというのは、レインブーツの臭い対策では一番のNGだったということです!

では原因が分かったところで、次はその臭いを消す方法や臭くならないようにするための対策方法をご紹介します。

 

長靴(レインブーツ)のニオイを簡単に消す方法

上でもお話しした通り、レインブーツは他の靴と違い素材がゴムという独特なものであるため、他の靴で通用する消臭方法が使えないことが多いです。

靴の臭いを消す一般的な方法で、綺麗な10円玉の銅成分で雑菌を分解するというものがあるのですが「全然効かなかった」という声がありました。

レインブーツは簡単に丸洗いできるのだから、洗ってきちんと乾かせば臭いも消えるのでは?

と思ってしまいますが、それでは不十分で、しばらくすると少しずつ臭くなってしまいます。

調べてみると、レインブーツの臭い1度ついてしまうとなかなか取れないことが分かりました。

そこで、まずは私が教えてもらった便利グッズを紹介します。

このグッズを使うと、付いてしまった臭いも手軽に薄くしてくれる上に、こまめに使えば臭いも付きにくくなるという、うれしいグッズですよ。

シューズ・ナースで除菌消臭する方法

 

こちらのシューズ・ナースという商品は、オゾンの力で殺菌・消臭をしてくれるグッズです。

この商品のオススメポイントは、何といっても「簡単・安全」という点です。

手間な準備は一切なし、スイッチを入れたら靴の中に入れて70分待つだけ。

70分経つとアラームが鳴って自動停止するので、取り出しておしまいです。

薬剤を使わないので、ペットや小さなお子さんがいる家でも安全ですよ。

数回使ったら充電するだけでまた使えますので、その点もとても簡単ですね。

また、1つ持っていればどの種類の靴でも使用できるので、「運動靴用」「レインブーツ用」などと消臭グッズが増えて場所を取るということもありません。

靴箱に入っている使っていない靴の中に入れてしまえば、場所を一切取らずに保管できますよ。

私も実際に使ってみたのですが、本当に簡単ですし、予想以上の効果があって驚きました。

また、結構きつい臭いだった靴も使用回数を重ねるごとに少しずつ臭いが減っていったと実感できました。

他にも、良かった点としてこれらが挙げられます。

・音が小さいので夜中でも大丈夫
洗濯機よりもはるかに音が小さいので、夜遅くに帰ってきてもすぐに使えます。

・コンパクトでコードレスなので、旅行や外出先に気軽に持って行ける
出勤時にレインブーツを履いて、仕事中は別の靴に履き替えるという方は、脱いだらすぐに使えば外出先でも雑菌が増えるのを抑えられます。

・スマホの充電器が使える
スマホでも使われているタイプBの端子で充電ができるので、専用の充電器を使わなくても充電ができます。

このようにとても便利で簡単なグッズなのですが、残念ながら乾燥機能は付いていません

なので、特にレインブーツはしっかり水分をふき取ってから(必要なら乾燥させてから)シューズ・ナースを使うことが大切です。

いくらシューズ・ナースで殺菌しても、水分が残っている限り、また雑菌は増えてしまいます。

シューズ・ナースは、こまめに使うことで臭いが薄くなるだけではなく、1日履いたものが臭くなりにくくなったように感じました。

梅雨時など雨が何日も続く時は毎日欠かさず使用すれば、後々のお手入れも楽になりますよ!

次に「今すぐ何とかしたい、商品を待っている暇はない!」という方のために、スーパーなどで簡単に手に入るものを使ってお手入れできる方法を調べました。

レインブーツには市販されている専用の消臭スプレーやパウダーを使う他に、キッチン用品のゴムパッキンの臭いを取る方法も使えることが分かりました。

 

レインブーツに使える消臭方法

①重曹(パウダー)を使う
重曹の粉(1/2カップ)を使い古しのストッキングや靴下などに入れて口を縛ります。

作ったものを靴の中に入れることで、湿気を取りつつ、臭いを中和してくれます。

②重曹(水に溶かしたもの)を使う
タッパーなどのゴムパッキンでは「重曹大さじ4杯を熱湯1Lに溶かして一晩漬ける」という方法なのですが、レインブーツの場合は1Lでは足りなく、大量の熱湯を準備するのは大変ですので、お風呂の残り湯で代用することになります。

レインブーツがすっぽり入る大きさのバケツや洗面器などにお風呂の残り湯を入れて、1~2カップ程度の重曹をしっかり溶かします。そこにレインブーツをひたして一晩漬け置きします。

大きなバケツなどがない場合は、湯船のお湯をレインブーツが浸かるギリギリの量まで減らして使っても大丈夫です。

漬け置きが終わったら流水ですすぎ、しっかり水気をふき取ってから日陰で天日干しをしてください。

重曹は100円ショップで売られている掃除用(工業用)のもので問題ありません。

①と②の重曹は同じものを使いますので、2つの方法を組み合わせるとより効果が出ますよ。

また、使い終わった重曹パウダーや重曹水もまだ使えますので、そのままお風呂掃除などに使えば経済的です。(重曹にも雑菌や汚れが付いていますので、キッチン周りなどの掃除には使わない方が良いです)

ただし、重曹水はしばらくすると腐ってきますので、掃除に使えるのは3日以内に限られている点だけ注意してくださいね。

③米のとぎ汁を使う
レインブーツを米のとぎ汁に一晩漬け置きをします。

1度の炊飯でレインブーツを丸々浸せるほどのとぎ汁が出ることはあまりありませんので、少ない場合は臭いが強いレインブーツの中にとぎ汁を注いでおくという方法になります。

こちらも浸した後はしっかりとすすぎ、水気をふき取って日陰で天日干しをしてください。

これらの方法で、付いてしまったレインブーツの臭いを消すことができます。

もし、1回で消えなかった場合は、2~3回繰り返すことで、だんだん臭いが薄くなります。

続けて、臭いが消えたレインブーツが再び臭くならないようにするための対策方法をご紹介します。

 

 

レインブーツに使える臭い対策方法

①雑菌をなるべくレインブーツに付けないように靴下をはく

靴の中に雑菌が付く一番の原因は、人のにあります。

履くものなので足を入れないということはできませんが、足に付いている雑菌をあらかじめ減らしておくことで、靴に付く雑菌を減らすことができます。

これは「足をしっかり洗うこと」と「靴下を履くこと」で対策ができます。

足をしっかり洗って雑菌を落とした後、すぐに乾かすことで雑菌が少なくなります。

また、爪と指の間に雑菌はたまりやすいです。

爪の中をしっかり洗うのと同時に、こまめに切って雑菌がたまらない環境にしましょう。

そして足から雑菌が付く他にも、足の汗で湿気がたまり雑菌の増える原因となります。

靴下を履くことで足からの汗を靴下が吸収し、レインブーツに付く水分が少なくなります。

靴下は水分を吸収してくれる綿絹素材のものがオススメです。

さらに5本指の靴下は、一番汗をかく指の間の汗も吸収してくれるので、より効果が高くなりますよ。

②雑菌が増えないように水分をしっかり取る
雑菌が増える一番の原因は「湿気」です。

レインブーツを脱いだらすぐに表面だけでなく、内側もしっかりと拭いて湿気を取りましょう。

特につま先は、拭きにくく湿気のたまりやすい場所ですので、念入りに拭いてください。

新聞紙や重曹パウダー入りのストッキングを詰めたり、市販の靴乾燥機やドライヤーなどで一気に乾燥させたりするとより効果があります。

③雑菌が付いたらできるだけ早く取り除く
一度雑菌が付いて増えてしまうと、上で紹介したようになかなか臭いが消えません。

履けば必ず雑菌が付いてしまいますので、脱いだらすぐに水分と一緒に中も拭くようにしましょう。

また、雑菌が少ない時ならば、一般的な除菌スプレーも有効です。

その際、スプレーをしたままにせず、しばらく置いたら水気をふき取ってください

運動靴などは通気性があるので、スプレー後に自然乾燥しても雑菌が増える心配はほとんどありませんが、レインブーツはスプレーの水分が長く乾かず、その間に雑菌が増えてしまいます。

他にも消臭パウダーという殺菌効果のある粉状の消臭剤も売っていますので、そちらを使って殺菌することもできます。

(材料にミョウバンタルクが含まれている消臭パウダーは殺菌効果があります)

 

まとめ

レインブーツの臭いの原因、臭いの消し方と臭いの対策法などをご紹介しました。

レインブーツの嫌な臭いは、濡れたまま置いておくことで増えてしまう雑菌が一番大きな原因でした。

私は、ゴム素材で雨水がしみこむことがないので内側は大丈夫だと思っていましたが、足の汗などの水分が通気性のないレインブーツの中にこもって雑菌を増やしてしまい、嫌な臭いを発生させていることを今回初めて知りました。

レインブーツに付いてしまったしつこい臭いは、簡単に取ることが難しいですので、日ごろからの臭い対策をしましょう。

臭い対策は、雑菌が増える原因の水分を早く取り除くことと、雑菌が少ないうちに除菌や殺菌をしてしまうことがポイントです。

特に通気性の悪いレインブーツの中の水分は、つま先までしっかりと取るようにして、除菌スプレーなどをしましょう。

(スプレーの水分にも注意です!)

その中でも、一番お手軽にできる臭い(除菌)対策として「シューズ・ナース」というグッズを紹介しました。

薬剤もスプレーのように水分も使わずスイッチ1つで手軽にできる便利グッズで、どんな靴でも使えますので、1つ持っていればレインブーツ以外にも臭くなりやすい運動靴や通勤靴のお手入れにも役立ちます。

他の靴に比べて、使用回数が少ないレインブーツですので、できるだけ長い年月きれいに使用したいですよね。

そのためにも、臭い対策をしっかりしてあげてください!

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