ライターのMichelleです。
結婚式や披露宴の招待を受けるとウキウキする反面、どのような服装で参列しようかと頭を悩ませることになります。
多くの人が私と同じような気持ちになるのではないでしょうか。
日本の冠婚葬祭ではタブーとされる服装やマナーがたくさんあります。
特に結婚式でマナー違反をしてしまうことは、主役である新郎新婦の新たな門出に泥を塗ってしまうことにもなりかねません。
もしかすると、結婚式でのマナー違反から大切な友人・知人と疎遠になってしまうこともあるかもしれません。
この記事では、結婚式・披露宴に参列するうえできちんと知っておきたい服装や小物についてのマナーについて、紹介します。
しっかりと身につけておきたい知識ばかりですので、じっくりとご覧ください。
結婚式にタブーな服装
日本の結婚式では、いくつかタブーとされる服装があります。
ポイントは以下の通りです。
① 新郎新婦より目立つものはNG
② 新郎新婦の気分を害するものはNG
③ 「葬式」「別れる」「殺生」などのマイナスのイメージを連想されるものはNG
④ 露出度の高いものはNG
一つずつ詳しくみていきましょう。
① 新郎新婦より目立つものはNG
当然のことですが、結婚式・披露宴の主役は新郎新婦です。その主役より目立ってしまうのはマナー違反です。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
・ウェディングドレスと間違えてしまうような白、アイボリー、ベージュなどはNG。(アイボリーなどはカメラのフラッシュで白く見えてしまうため)
・真っ赤などの派手な色や柄の入ったドレスなど(新婦より目立ってしまう恐れがあるため)
・スパンコールなどが散りばめられたキラキラのドレスなど(こちらも目立つため)
② 新郎新婦の気分を害するものはNG
抽象的な表現になってしまいますが、自分が新郎新婦の立場になって、この服装では来て欲しくないというものです。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
・普段着として使い回しができそうなワンピース。(暗に「あなたのためにわざわざ服を用意したくない」と言っていると思われます)
・パンツスーツやスーツ。
(女性はOLの服装と区別するためにスーツはNGです)
~パンツドレスについて~
【商品紹介:オールインワン パンツドレス】
こちらは上下がつながっているワンピースタイプのパンツドレスです。
シンプルなデザインですので、小物で華やかさをプラスすれば結婚式・披露宴にも活躍してくれます。
【商品紹介:ロング丈 パンツドレス】
上下が分かれた2ピースタイプのパンツドレスですが、上下の色が同じなので2ピースであることが目立ちにくのがポイントです。
また、ロング丈のワイドパンツのため、パンツスタイルであることも目立ちにくい点でおすすめです。
このように、最近ではドレッシーなパンツドレスが販売されています。普段着としては使えないデザインですのでマナー違反にはあたりません。ですが、女性はスカートが常識と考えている方も多くいるので事前に新郎新婦にパンツドレスでの参列について聞いてみると良いでしょう。
③ 「葬式」「別れる」「殺生」などのマイナスのイメージを連想されるものはNG
挨拶で「時々」などの重ね言葉、お祝儀に「2万円」などの割れる金額がタブーとされているように服装もマイナスのイメージを連想させるものはNGです。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
・「葬式」を連想させる真っ黒な衣装。
・「別れる」を連想させるバイカラー(2色使い)やツーピース。
・「殺生」を連想させるアニマル柄、革素材、ファー(フェイクファーも)。
④ 露出度の高いものはNG
教会や神社では露出度の高い服装はマナー違反です。
たとえ結婚式の会場が教会や神社でなかったとしても、嫌がる人がいますので露出は控えましょう。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
・肩が露出している。
(ノースリーブのドレスなどはショールやボレロを着用すればOK)
・胸元が大きく開いたデザイン。
服装以外でも注意が必要です!
結婚式・披露宴への参列では、服装同様に靴・ストッキング・アクセサリー・小物類にも注意が必要です。
理由は服装と全て同じです。
マナー違反なのは以下のようなものです。
・スパンコールやストーンがびっしりと散りばめられているバッグや小物。
・革素材の小物
・派手なアクセサリー
・花(造花)をあしらったヘアアクセサリーなど。
・ブラックパールを使用したアクセサリーや小物。
・つま先やかかとが露出しているヒール。
・網タイツ、生足、真っ黒なストッキング。
・カジュアルすぎるヒール。
(ローヒール、ヒールが太いものなど)
・ブーツ
(カジュアルのイメージが強いので)
また、服装・小物類と一緒に気をつけないといけないのはメイクも同じです。特別な日だからと言って派手になりすぎないように気を付けてください。
こちらの動画では、派手ではなく写真映えするナチュラルメイクの方法を現役のモデルさんが教えてくれます。
【写真で映える!簡単華やかメイク 】
結婚式・披露宴の当日までに何度か練習をして、服装とのバランスを見てみるのがおすすめです。
以上のように結婚式・披露宴の服装や小物選びにはタブーのものが多く、一体どれが問題ないのか迷ってしまいます。
そんな方に、こちらの記事では結婚式にふさわしい服装を紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
2次会の服装でもタブーはあります!
結婚式・披露宴と続き2次会にも出席することがあります。
よく勘違いされがちですが、2次会の服装は全て自由というわけではありません。
結婚式同様にタブーとされるものがあります。
・白、黒の服装
・動物柄、革素材の服装
・デニム素材の服装
・ブラックパールの小物
・生足
・つま先やかかとが露出したヒール
・ブーツ
逆に、結婚式ではタブーとされていても2次会ではOKというものもあります。
・肩などの多少の露出
・柄の入ったワンピース
・パンツドレス
・少し派手めのアクセサリー
その他、2次会は会場によって服装を考える必要があります。
・披露宴会場と同じ、もしくは高級なレストランなどが会場の場合は結婚式と同じスタイルで参加するか、アクセサリーを少しだけ派手めのものに変える。
・レストランやカフェバーなどの貸し切った会場の場合はドレスから普段使いしない(よそ行きの)ワンピースなどに結婚式で使用した靴や小物を合わせたセミフォーマルのスタイルに変える。
・居酒屋やカラオケを貸し切った会場の場合はかしこまりすぎないように、普段使いしない(よそ行きの)ワンピースなどに普段使いしているアクセサリーに変える。
忘れてはいけない2次会の服装の
ポイントは、以下の通りです。
・上記のタブーは避けた服装にする。
・あくまで特別な日であることをアピールする服装にする。
・主役の新郎新婦より目立たないような服装にする
まとめ
結婚式や披露宴に参列する際のタブーについて紹介しました。
服装では、以下のことがタブーとされています。
・新郎新婦より目立つもの
・新郎新婦の気分を害するもの
・「葬式」「別れる」「殺生」などのマイナスのイメージを連想されるもの
・露出度の高いもの
服装以外の靴・ストッキング・アクセサリー・小物類についても避けた方が良いものを紹介しました。
たくさんのマナー・タブーがあるので、きちんとしたマナーを覚えるまでは色々と難しい感じるかもしれません。
ですが、こうしたちょっとした気遣いができると、あなた自身の評価を上げることができます。
また、当日の主役である新郎新婦とその親族たちの最高の思い出に一花添えることもできます。
多くの人がお祝いを伝えるために集まる場ですから、しっかりとマナーを守って素敵な結婚式・披露宴になるようにしましょう。
あなた自身も周りの視線が気になることなく、結婚式・披露宴を楽しむことができますように。