女性にとって、一番健康に気をつかうのは妊娠している時です。
お腹の中の赤ちゃんが元気に産まれてくるように日頃の食事や生活を見直す方はたくさんいます。
そんな中で熱を出すととても不安になります。
自分で対処しても大丈夫なのか、病院へ行った方が良いのか、病院は産婦人科に行った方がいいのか内科に行った方がいいのか・・・
妊婦さんが発熱した場合の対処方などをくわしく調べました。
慌てずに対処しましょう!
目次
妊婦さんが熱を出したら・・・
「妊婦さんが高熱がでたら胎児に影響あるの?安城市 妊婦専門整体院」
妊婦さんが発熱すると一番気になるのはお腹の中の胎児への影響です。
自分1人なら寝てれば治ると思える症状でも妊娠していると心配になってしまいます。
そこで、妊婦さんが熱を出した時の対処法をまとめました。
微熱(37.0度~37.9度)の時
平熱が36度台の人は胎児への影響がすぐに出るということはありません。
家で安静にして2日~3日たっても熱が下がらないようであれば病院へ行きましょう。
中等度熱、高熱(38.0度以上)の時
胎児は母体より0.5度高いため、胎児への影響が心配されます。
出来るだけ早く熱を下げる必要があります。
すぐに病院へ行きましょう。
受診するのは内科?産婦人科?
産婦人科を受診することをおすすめします。
内科医によっては妊婦に処方しても大丈夫な薬を全て把握していない可能性があります。
その点、産婦人科医は妊婦さん専門です。
妊娠周期に合った診療をしてもらえます。
ただし、受診する前に一度産婦人科へ電話連絡して指示を受けることをおすすめします。
産婦人科医によっては、通院している他の妊婦さんへの影響を考えて信頼できる内科医を紹介している場合があります。
内科や(症状によっては)耳鼻科を受診する際は必ず最初に「妊娠○週(○ヶ月)ですけど受診できますか?」と確認して、診療の際には医師にも妊娠していることを確実に伝えることが大切です。
自分でできる対処法
微熱(37.0度~37.9度)の時は妊娠していない時と同じです。
水分補給をして安静にしてください。
また、頭、脇の下、首元などを冷やしたり、薄着になって体温を下げるのも効果があります。
微熱であっても心配ならかかりつけの産婦人科医に電話で相談しても良いでしょう。
普段の様子を一番知っているので適切な指示を受けられます。
熱がある時に効果的な食べ物
妊婦さんが熱を出した時、一番大切なのは胎児に影響が出ないようにできるだけ早く熱を下げることです。
こちらでは、熱がある時に効果のある食べ物をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
発熱で妊婦さんが注意するべき5つの点
「31才妊婦日記 その28 『風邪をひく』」
熱を出した時、普段は気にしていないことでも妊婦さんは注意しないといけないことがあります。
妊婦さんが注意するべき5点をまとめました。
安静にする
妊婦さんが熱を出して心配な点は胎児への影響だけではなく、熱でフラついて物にぶつかったり倒れたりすることも心配です。
微熱でもフラフラする時は静かにしていましょう。
栄養と睡眠をしっかりとる
妊婦さんでなくても一番必要なことですが、特に妊婦さんはいつも以上に気をつかって栄養と睡眠を十分にとりましょう。
水分補給を忘れずに!
熱が出ると汗が大量に出て脱水症状になる恐れがあります。
脱水症状は母子ともに危険な状態になることがあります。
必ず水分を多めにとりましょう。
トイレの回数や尿の量がいつもより少なくなったら要注意です。
マスクをつける
熱が出ている時は免疫力が落ちます。
別の病気をもらわないようにマスクをつけましょう。
特に産婦人科へ行く時は自分が他の妊婦さんにうつしてしまわないように必ずマスクをつけてください。
絶対に市販薬を服用しない!
母子健康手帳に書かれていたり妊娠した際、産婦人科医に言われることですが、市販の薬を服用することはとても危険です。
薬で早く熱を下げたい時は、必ず医師に処方してもらった解熱剤を飲みましょう。
その際は、医師や薬剤師にどのタイミングで服用を止めても大丈夫か確認してください。(妊婦さん用の薬でも無駄に服用することは良くありません。)
とにかくつらい!症状を和らげる対処法が知りたい
熱が出ると、お腹の胎児も心配ですが自分がつらくて困ることもあります。
そんな時の対処法をまとめました。
たかが発熱と甘く見ないでなるべく早く治しましょう。
そして、また発熱をしないよう日頃から気をつけて元気な赤ちゃんを産んでください!