風邪をひいてしまったけれど、病院にも行けそうにないし、仕事が忙しくてなかなか自炊もできない……
それでもちゃんと食べて栄養をつけるために、手軽な食べ物が欲しいときってありますよね。
そんなときにぴったりのものを探してみました。
目次
風邪で熱を下げるときにおすすめしたい食べ物
熱を下げるためにはビタミンCが欠かせません。
そこで活躍するのが野菜や果物です。
では、どんなものを選べばよいのでしょうか?
きゅうり
生のきゅうりは熱を冷ます作用があります。
体内にこもった熱を放出する作用もあるので、熱を下げるのに適しています。
ゴーヤ
きゅうりと同じく余分な熱を放出します。
解熱作用があり、ビタミンCやミネラルが豊富です。
ゴーヤの苦みが苦手なひとは、きゅうりなどの瓜を食べるようにしましょう。
みかん
ビタミンCと言えばこれ。
身体を冷やす作用もあります。
いちご
こちらもビタミンCを多く含む果物のひとつ。
ビタミンCはすぐに排出されてしまうので、意識してたくさん摂るようにしましょう。
熱で寒気がするときはなにを食べればいいの?
風邪で寒気がするときに摂りたい食事のポイントは次の3つです。
③消化によいもの
では、このポイントを満たす食事を見ていきましょう。
おかゆ・雑炊
あたたかく、柔らかく、消化に良い。
ポイントをすべて押さえた風邪には最適の食事です。
もちろんレトルトでも構いません。
あたたかいうどん
冷たいうどんは風邪のときは厳禁です。
刺激の多いカレーうどんや、油分の多い天ぷらうどんなどは避け、シンプルなうどんを食べるようにしましょう。
卵は消化に良い食べ物なので、煮込みうどんやかきたまうどんは特におすすめです。
スープ
風邪のときはとにかく身体をあたためることが大切。
スープを飲んで身体のなかからほっこりしましょう。
自分で作ったものでなくても、インスタントの野菜スープやポタージュなどで十分です。
白身魚の煮物
白身魚は消化しやすい食べ物です。
大切なたんぱく質を摂るためにも、汗で出てしまう塩分を消費するためにも、魚の煮物はぴったり。
しょうがを使った煮物をお店で見つけたらぜひ食べてください。
身体をあたためる効果がより増します。
風邪をひいたときの寒気は、目立たないけれどつらいもの。
寒気が止まらないときの対処は以下の記事を参考にしてみてください。
風邪で熱があるときにはコレを飲もう!
熱があるときにはよく汗をかきます。
脱水症状を起こさないよう、こまめに水分摂取をしましょう。
あたたかい飲み物が身体をあたためるような気がしますが、そういうわけではないようです。
以下の動画で見てみましょう。
「「温かい飲み物」は、体を暖める? 町田 鍼灸」
常温の水
もっとも適しているのは常温の水や白湯。
喉が渇くので冷たい水を飲みたくなりますが、ここは我慢して常温のものを飲みましょう。
スポーツドリンク
言わずと知れたスポーツドリンク。
やはり風邪のときには欠かせないマストアイテムです。
ただし糖分が多量に含まれているので、飲みすぎには注意しましょう。
栄養ドリンク
弱っている身体を支えるために、水分ではなく栄養を摂取する目的で飲みましょう。
これを飲むことで風邪を治すのが目的ではないので、ノンカフェイン・ノンアルコールのものを選んでください。
緑茶や紅茶など、利尿作用のあるお茶は脱水症状を引き起こしてしまうかもしれないので、控えるようにしましょう。
スポーツドリンクも水分摂取によいですが、より本格的なものとして経口補水液があります。
熱中症のときだけでなく、発熱時にももちろん効果があります。
以下の動画に詳しい作り方がありますので、材料を常備しておくと、もしものときに役立ちますよ。
「【動画HowTo】熱中症対策に! 「経口補水液」の作り方」
コンビニは風邪の強い味方!
ここまで紹介してきた食べものの多くはコンビニで手に入れることができます。
・冷凍の鍋焼きうどん
いずれもあたためるだけで風邪をひいた身体に優しい食事になります。
ほかにも、おにぎり活用法として
など、おにぎりを少しアレンジすればあたたかい食事が食べられます。
うどんやおかゆ、雑炊に、チューブのしょうがを入れれば、より身体をあたためる効果があります。
また、食事を摂るほどの食欲はない…という方におすすめなのがスイーツです。
ハーゲンダッツなどのバニラ「アイスクリーム」
バニラアイスは卵や乳、砂糖などのシンプルな材料でできているため、栄養補給にぴったりです。
「ラクトアイス」や「シャーベット」ではなく、「アイスクリーム」という表記のついたアイスを選びましょう。
ゼリー
つるんと冷たいゼリーは、食欲のないときにも食べられるものです。
少しでも糖分を取ることで、エネルギーを確保しましょう。
また果物入りのものは、ビタミンCを摂ることもできます。
風邪で熱があるときは、気持ちも弱く不安になってしまうものです。
そんな不安を軽くするためにも、発熱したときの対処を知っておきたいですね。
以下の記事でつらい症状への対処法をチェックしましょう。
体力をつけるために食べることも大切ですが、発熱時は胃腸も弱っています。
食欲がないときは無理に食べ物を詰め込む必要はありません。
食べられる量を、ゆっくりと食べるようにしてください。