一年の計は、元旦にあり!ということわざがあるように、昔から、新年を大切に祝ってきた日本人。
初日の出は、まさにその始まりを象徴し、年に一度しか見られない朝焼けの美しい光に包まれると、心新たな気分になります。
そんな貴重な一瞬を東京の「京浜島つばさ公園」で堪能してみては、いかがでしょうか?
海辺の情緒と変化に富んだロケーションの数々をご紹介いたします。
東京の初日の出は、穴場の京浜島つばさ公園で
一年に一度の初日の出は、その場所ならではの景観を楽しみ、ゆっくりと初日の出を見たいものです。
京浜島つばさ公園は、大田区で初日の出が見られる穴場スポットとして、地元の人に親しまれています。
ここでは、目の前に羽田空港と広大な海があり、昼間はバーベキューをしたり、ピクニックシートを敷いて子供と遊んだりできます。
そして初日の出は、目の前の空港から太陽が顔を出すので、待っている時や見終わった後に飛行機が現れることも。
また、海には初漁に向かう漁船や、航行する船も見え、情景がとても味わい深いスポットです。
そんな、知る人ぞ知る京浜島つばさ公園の様子がほんの少し分かる動画をご用意しました。
初日の出2011 羽田京浜島つばさ公園
こちらでは京浜島つばさ公園で初日の出を見るための情報を詳しくまとめました。
●元旦の日の出時間
東京都 6:50頃
《京浜島つばさ公園情報》
●住所
東京都大田区京浜島2
●営業時間
終日開放
●定休日
なし
●料金
無料
●設備
トイレ、各所にあり
●駐車場
北側1箇所、南側1箇所、計18台(区画なし)
●利用料
無料
《主な駅と公共交通機関》
・JR東海道本線 大森駅(東口)
・京浜急行電鉄 平和島駅
・東京モノレール 昭和島駅
・京急バス 京浜島海上公園バス停
《元日のアクセス方法》
京浜島つばさ公園へは、大森駅や平和島駅から京急バスに乗り、京浜島海上公園下車するとすぐですが、年末年始は「休日ダイヤ」で運行されるため、始発バスを利用しても日の出後の到着になってしまいます。
なので、行きは東京モノレールの2016年年始の特別ダイヤを利用し、昭和島駅下車で約20分歩くか、タクシーを利用することになります。
日の出後は、バスが運行している時間になりますので、バスを利用して帰ることができます。
☆東京モノレール路線図

〈行き〉
東京モノレール&徒歩20分
・モノレール浜松町駅
5:11発 5:24発 5:38発 5:55発 6:10発
(乗車時間・約12分)
↓
昭和島駅下車、徒歩
・羽田空港第2ビル駅
5:21発 5:39発 5:53発 6:07発
(乗車時間・約12分)
↓
昭和島駅下車、徒歩
時刻は、すべて2016年年始の特別ダイヤです。
※年末年始特別ダイヤ期間
12月30日(水)~1月3日(日)
詳細情報は、こちらのサイトからご覧ください。
〈帰り〉
京急バス&電車
(モノレール、JRなど)
・バス森24系統(京浜島循環)
京浜島海上公園
8:14発 8:34発 以降1時間2本程度あり
↓
平和島駅・大森駅(東口)など
・バス森36系統
京浜島海上公園
7時19分のみ
↓
昭和島駅・平和島駅・大森駅(東口)など
この区間の年末年始の運行は、休日ダイヤとなります。
詳細情報は、こちらのサイトからご覧ください。
《マイカー利用》
首都高速湾岸線大井南ランプから約10分。
国道357号線 京浜大橋南詰 交差点から北大通方面へ東に向かい、突き当り。
ただし、京浜島つばさ公園の無料駐車場は18台分と狭く、多くの車が路上駐車している状況です。
そんな状況で駐車場を心配される方にはこちらの周辺駐車場をおススメします。
☆周辺の駐車場
こちらの地図で、京浜つばさ公園や最寄りの駅、停留所、駐車場をご確認いただけます。
京浜島つばさ公園の初日の出のビュースポット
京浜つばさ公園内で、初日の出を見るスポットをまとめました。
海岸沿いの遊歩道
(直線で長く続く公園)
京浜つばさ公園は、東を正面に北東から南に1キロ続く遊歩道があり、それにそって陸側には、芝生斜面やベンチがあります。
初日の出は、海側の空港を見れば、ほぼ正面に見えますので、海側の柵にもたれながら立って見たり、芝生斜面にシートを引いて座って見たり、ゆったり見ることができます。
展望台
海沿いの遊歩道の南には、展望台が2箇所あります。
ここからは、空港内の飛行機もよく見えて、見晴らしのいい初日の出が見られます。
広場
中央からやや北東よりに三角形の芝生広場があり、その広場の中央には、東屋があって、ベンチも少し備えられています。
ここでは、シートを引いて、座ってみることができます。
初日の出の時間に合わせて京浜島つばさ公園へ行くには、年末年始の特別ダイヤや始発チェックは、欠かせません。
この記事を参考に、事前リサーチを!
また、当日は天候チェックもお忘れなく。
降水確率が高いと、せっかくの初日の出も見られないので、予定変更も考えておきましょう。
その他、初日の出を見に行くためには、次のような準備をしておくとよいでしょう。
初日の出を見に行く時の準備は?
初日の出を見に行く時、一番に考えないといけないことは、寒さ対策です。
一番冷え込む早朝に外で長時間待つことになりますので、しっかりとした準備が必要になります。
・歩きやすい靴
・防寒着
・マフラー
・マスク
・ニット帽
・手袋
・カイロ
・懐中電灯
・携帯電話
・充電器
・デジカメ
・水筒(温かい飲み物)
・食べ物
・トイレに流せるティッシュ
・ピクニックシート
・ひざかけ
・折りたたみ傘
以上の準備をしていくと、思いもよらない天候不良にも対応できます。海風が出てきた時、雨傘は風よけにもなりますよ。
京浜島つばさ公園の周辺にも初日の出ビュースポットはある?
大田区の人工島「京浜島」の左右にあるのが、城南島と羽田空港です。
お隣の島ですが、そこから見える初日の出は、京浜島つばさ公園とは違った楽しみ方ができます。
◆城南島海浜公園◆
城南島海浜公園は、お台場海浜公園、葛西臨海公園の砂浜に次いで、東京で3番目の人工海浜(砂浜)です。
浜辺で打ち寄せる波の音を聞きながら、初日の出を見たい方におすすめの場所です。
また、羽田空港が見える公園なので、離着陸する飛行機も眺めることができます。
《公園情報》
●住所
東京都大田区城南島4-2-2
●営業時間
終日開放
●定休日
なし
●料金
無料
(キャンプ利用は、別途料金が必要です。)
●設備
トイレ、各所にあり
●その他
食事の持ち込みOK
●駐車場
第1駐車場85台
第2駐車場190台
(利用時間)
7:30~21:00
※元日のみ 6:00開場
(利用料金)
土日祝 1時間当たり200円
以降30分毎に100円加算
平日
1時間当たり100円
以降1時間ごとに100円加算
こちらは、城南島海浜公園の初日の出の様子です。
「2014年元旦 初日の出 @城南島海浜公園 東京:6時50分日の出」
このように、晴れるとたくさんの人が訪れます。
◆羽田空港◆
羽田空港には、展望デッキがあり、入場無料で美しい初日の出が見られます。
迫力満点の飛行機も見たいなら、羽田空港がおすすめです。
また、国内線第2ターミナルには屋内から楽しめる展望フロアがあるのがうれしいポイントです。
さらに、羽田空港へは都内各所から深夜バスが運行しています。
別の場所でカウントダウンイベントを楽しんでから、深夜バスを使って羽田空港で初日の出!なんてプランも立てられますよ。
ただし「高速バス」なので、満席になってしまうと乗車できませんのでご注意ください!
《各展望デッキ営業時間》
●国際線ターミナル
●国内線ターミナル
5:30~
(元日のみ、通常は6:30~)
・第2ターミナル展望デッキ
5:30~
(元日のみ、通常は6:30~)
・第2ターミナル屋内展望フロア
「FLIGHT DECK TOKYO」
5:00~
国際線ターミナルは立地の関係で、初日の出の視界が狭くなりますので利用の際はご注意ください。
羽田空港展望デッキの場所は各ターミナルの公式サイトをご確認ください。
羽田空港は、天候が悪くなっても、施設内で過ごすことができるので、毎年多くの人が集まります。
さて、このような海辺の初日の出スポットは、他にもあるのでしょうか?
その他、東京湾の初日の出情報をお知りになりたい方は、葛西臨海公園の情報もご覧ください。
【参考記事】
初日の出は葛西臨海公園で☆絶景!東京の穴場ビュースポット
また、東京のおすすめ初日の出スポットをご覧になりたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【参考記事】
東京初日の出スポット2016まとめ!おすすめスポットと絶景ビュー紹介
東京の初日の出ビュースポットは、いかがでしたか?
どの場所も行きたくなるようなスポットばかりですね。
2016年元旦は、ぜひ「京浜島つばさ公園」で、ゆっくりと昇る初日の出を見ながら、心新たに新年の朝を迎えてください。