冠婚葬祭

結婚の内祝い、マナー解説。出産祝いと一緒にしても大丈夫?

自分にも周りにも、結婚や出産が重なる20代から30代、

様々な行事のしきたりや風習に頭を悩ませることが増えます。

そんな大人の悩みをスマートに解決するため、

ここでは結婚の内祝いについて詳しく説明します。

 

 

その前に、そもそも内祝いとは何なのかということを知っておくと、

守るべきマナーが見えて来ます。

 

家庭を持ち、親となる節目に勉強しておくと損はありません!

 

参考記事: 内祝いのまとめ 結婚や出産の内祝い、由来など詳しく解説

 

結婚の内祝いはどれくらいの金額のものを贈ればいい?

 

 

結婚式や披露宴の出席者からご祝儀を頂き、引き出物を贈った場合、

基本的に内祝いは必要ありません。

 

ただかなり高額のお祝いを頂いた場合や、

特別にご挨拶したい方などに内祝いを重ねて贈ることは間違いではありません。

 

式や披露宴へ出席されなかった方からのお祝いに対しては、他の内祝いと同様、

頂いたものの3分の1から半額程度のものを贈るのがよいとされています。

 

親戚など近しい方から高価なものを頂いた時は、3分の1くらいの金額のものにしたり、

親族の中でのルールが決まっていたり、

地域独自の風習がある場合はそれに従ったりという例外もあります。

 

また、引き出物と同じものを贈ることも一般的には失礼ではありません。

 

迷った時はご両親や親戚や近所の年長者に尋ねてみるとよいでしょう。

 

 

内祝いを贈る時期とマナー

結婚祝いをいただいたらまず、2,3日中には電話で、
やむを得ない場合はメールなどで到着の報告とお礼を伝えましょう。

 

手紙やはがき、一筆箋など、相手に対して失礼にならない形式を選ぶ際に参考になるのがこちら。

贈り物に添えるメッセージにも、気配りを忘れないのがエチケットです。

 

結婚相談所茨城マリッジマナ 手紙・はがき・一筆箋・カードの特徴

 
内祝いは挙式や披露宴を済ませた後、あるいは後からお祝いをいただいた場合は、

品物が到着してから1ヶ月以内に贈るのが理想的です。

 

近所であれば、挨拶とともに手渡しするのがいいですね。

 

遠方にお住いの方に贈る時は、できたら手書きの礼状を添えましょう。

 

目上の方には便箋に書いて封筒に入れたものを添えると失礼がありません。

 

引き出物には両家の名前を入れるのに対し、

内祝いはお祝いをいただいた本人から返すものなので、

最近ではのしには新郎新婦2人の名前を並べて入れることが増えています。

 

水引きは金銀か紅白10本の結びきりが本来のスタイルです。

 

お返しするものに決まりはありませんが、

商品券などは金額がストレートに伝わるため、避けられる傾向にあります。

 

タオルや食器、洗剤類や陶器類などが多いようですが、

洗剤類は流れるから縁起が悪いととらえる人もいて、

相手の年齢や家族構成、好みなどを考慮した上で決めるのがよさそうです。

 

 

結婚の内祝いと友達の出産祝い、一緒にしてもかまわない?

内祝いとはそもそも、身内でおめでたいことがあった時、

喜びをおすそわけするために贈ったもの。

 

相手におめでたい事があった時に贈るお祝いとは全く意味が違います。

 

 

たとえ金額のバランスが取れていても決しておすすめできることではありません。

 

内祝いとお祝いは別々に用意して贈りましょう。

 

同時に渡したり送付したりすることは問題ありません。

 

 

堅苦しいと思いがちですが、

内祝いは、感謝やこれからのお付き合いをお願いする気持ちを

清々しく伝えることができるありがたい風習です。

 

上手に利用し、大人のたしなみを身につけられるといいですね。

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