掃除

掃除の仕方が分からないアナタも即実践!基本的な仕方とは?

ライターのみゆきです。

私ごとなのですが、久しぶりにあった友人から家事、特に掃除の仕方について相談を受けたことがありました。

先頃、待望の子どもを授かり幸せいっぱいの彼女ですが、育児が最優先の生活となり、次は料理と洗たく、最後に掃除という順番にならざるをえないとのこと。

慣れない育児に奮闘していたら、掃除の時間がなかなか取れない。
「そもそも基本的な掃除の仕方ってあるのだろうか。」
「短時間で掃除が終わる『コツ』があれば教えてほしい。」
と悩みを打ち明けられました。

それまでは家事、特に掃除は自己流でやっていたそうです。

子育てに忙しい生活を送っていても、たまに旦那さまの同僚や自分の友人がふらりと立ち寄っても、恥ずかしくない程度にはきれいにしておきたいものですよね。

そこで、少ない時間で効率よくお掃除できる「お掃除の基本」を紹介します。お掃除の仕方に頭を悩ませているあなたも、即実践できますよ。

掃除の基本の仕方、まず最初はここをおさえよう!

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計画を立てる

私も身に覚えがありますが、一度に全体をきれいにしようと決意し、挫折した経験はありませんか。人間が一つの作業に集中できる時間は、そう長くはありません。

よほど意志が強い人でない限りは、途中で飽きてしまうものです。

それを防ぐためには、今日はキッチン、明日はリビングといった具合に短い時間で掃除を楽しみながら、きれいになる喜びを感じられるようにポイントを絞りましょう。

それが習慣になると、ポイント掃除をしないと何か物足りないような気分になります。そうなるとしめたものです。継続は「きれい」の素なのです。

●素早く対処する

一般的に、汚れは時間の経過とともに落ちにくくなります。洗たく物が良い例です。住まいにも同じことが言えます。子どもがテーブルに料理をこぼしてしまった。調理中、ガスレンジやキッチンの壁に油がはねてしまったなど。

そんな時に便利なのが、もう着なくなった衣類(Tシャツや肌着類)を適当な大きさに切っておいたものです。古新聞やチラシの小片も重宝します。汚れたらサッと拭けて、あとはごみ箱にポイッと使い捨てにできます。小さなかごや箱に入れて、キッチンやリビングに常備しておくことをおすすめします。

注意事項

掃除用の洗剤や道具を選ぶときに、注意しなければいけないポイントがあります。

はたしてその洗剤や道具が、自宅の壁や床の材質に合っているか、電化製品等に使えるかどうかを念入りにチェックすることです。もし合っていない場合は、汚れが余計に広がったり傷が残ったり、機能に支障をきたす原因になります。

良かれと思って購入したのに、それが使えないと無駄な出費かつ不用品が増えるという、悔しい思いをすることになります。

そうならないためにも十分検討しましょう。また、説明書には「この素材に使えます」と書かれていても思わぬ色落ちなどが出てしまうことがあります。

初めて使う洗剤や初めて使う場所には1度目立たないところで使用してみると安心です。

はずせない掃除のコツとは?

掃除で無駄な動きをしないためには、どのようなコツがあるのか考えてみましょう。

せっかくきれいにしたのに、またやり直さなければならなくなるのは、時間と労力の無駄です。掃除は手早くササッと済ませたいですよね。掃除は「一方通行」が大前提です。

上から下へ

ほこりは、上から下へと落下していきます。先に床面の掃除をした後に、家具や電化製品のほこりを除去すると、また床が汚れてしまうので、二度手間になります。

奥側から手前に向かって

家具のすきまや部屋の奥から始めて、後ずさりするように掃除をしていき、最後に部屋の入口に到達する手順で行うと、きれいにした場所を再び踏まずに済みます。
カーペットの掃除って適当にやっていませんか?実は、掃除機の正しいかけ方があるのです。こちらの動画で詳しく紹介していますのでぜひ、参考になさってください。

【カーペットの掃除機のかけ方 byじゅうたうん】

 

下から上へ(洗剤の塗布とふき取り)

ドアや家具のガラス面、窓の掃除をするときに、ついやってしまうのが洗剤の液だれです。これらを掃除する際はほこりとは逆に下から上へ掃除します。汚れが混じった洗剤の液だれは、その下の素材が傷む、汚れが残る原因になる場合もあるので、十分気をつけましょう。

弱から強へ(汚れ具合)

最初に、汚れがひどいものからチャレンジすると達成感はありますが、ぞうきんや掃除シートを多く消費してしまいます。

まずは汚れの軽いものから落としていき、徐々に汚れのひどいものへというように進めていくと経済的です。

ほこりを取り除く掃除の仕方とは?

掃除の原点ともいうべき、ほこりの問題ですが、最も効果的に掃除するにはどうしたらよいのでしょう。

吸引可能なほこりは掃除機で吸い取る

たとえば、家具と壁のすき間や冷蔵庫の後ろ側などは、掃除機の付け替え可能なパーツを利用して吸引します。

市販のほこり取りグッズを利用する

量販店やホームセンター、100円ショップなどでも便利な道具がいろいろ揃っています。

ハンディワイパーなどを利用すると楽にほこりを取ることができるのでおススメです。

機能はもちろんのこと、好みの色やデザインのものを選んで、楽しく掃除しましょう。

●古いパンストやタイツを再利用する

これは私が実際に試している方法なのですが、伝線したパンストや毛玉だらけのタイツを手ごろな大きさにはさみで切って、市販のハンディワイパーや床用ワイパーにかぶせて、ほこり取りに使っています。冷蔵庫や洗たく機の下にたまったほこりを取るのに、意外と便利です。

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●市販の柔軟剤を使って、お手製化学ぞうきんを作る

先ほど紹介した衣類の端切れや使い古しのタオルなどを、洗たくに使う柔軟剤を水で5倍に薄めた液の中に漬け込みます。

絞って乾燥させると、静電気を防止する化学ぞうきんができます。この布で拭き掃除をすると、静電気の作用でほこりが付きにくくなります。ぜひお試しください。

まとめ

① 掃除の仕方の基本
・今日はキッチン、明日はリビングというように計画を立ててポイント掃除を継続する。
・着なくなった衣類や新聞紙・広告などを常備しておき、汚れがついたら素早く対処する。
・お掃除する場所、物に合った道具や洗剤を選ぶ。② 掃除のコツ
掃除は「一方通行」が基本。上から下へ(ほこりなど)、奥側から手前に、下から上へ(洗剤などの液体)、弱から強へというように、汚れができるだけ広がらないよう掃除する。

③ ほこりを取り除く掃除方法
・掃除機で吸い取る。
・市販のほこり取りグッズを利用する。
・市販のハンディワイパーに古くなったストッキング・タイツをかぶせて掃除する。
・市販の柔軟剤で作った、お手製化学ぞうきんで掃除する。

これまで何となく自己流で、適当にやってきた掃除。この機会に基本をしっかり押さえて、効果的な掃除のコツを身に着け、掃除を「面倒」から少しでも「楽しい」「きれいになってうれしい」に変えてみませんか。掃除はなるべく手軽にササッと済ませて、その分子どもとの時間をゆっくり大切に過ごしたいものですね。

私も、自分の掃除の仕方をもう一度検証してみたいと思います。

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