ライターのMichelleです。
昔は一家に一台だったエアコンも、現代の生活では一部屋に一台の設置が当たり前となり、一年中なくてはならない物になりました。
使用している時間が多いので、じっくりと掃除をする機会を作るのも難しいものです。
ですが、掃除をしないまま使い続けていると何だかいやな臭いがするなと感じることはありませんか？
エアコンの掃除はした方がいいとは思うけど・・・
掃除をするとしてもどうやってするの？業者に頼むの？エアコン用のお掃除スプレーってどう？
わからないことが多く、何から手をつけていいのかもわかりません。
そこで、今や生活必需品となっているエアコンの掃除の疑問について調べてみました。
エアコンスプレーを使ったお掃除方法や洗浄効果を比較しています。
注意点や問題点なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
エアコン掃除のメリット・必要性は？
エアコンには日々汚れが溜まっていきます。
汚れによって吹き出し口の羽（ルーバーといいます）の動きが悪くなったり、風がきちんと出にくくなったりすると余計なパワーを使うことになり、動くのに余計なパワーが必要なので、電気代がかかってしまいます。
エアコンを掃除することによって稼働時の効率が良くなると、節電に繋がります。
さらに汚れや結露からエアコンの内部にカビが発生してしまった場合、嫌な臭いも発生するようになり、そんなエアコンから出てくる空気はただ臭いだけでなく、エアコンの送風によって、カビやハウスダストが部屋中に巻き散らかされて、アレルギーの原因になるとも言われています。
室内の空気をキレイにするには、こまめにエアコンの掃除をすることが大切になります。
自分で簡単にできるお掃除の仕方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
エアコン掃除の仕方
まず、エアコン掃除にとりかかる前に付属の取り扱い説明書を用意します。
それを参考にメーカーの指示に従いましょう。勝手にやってしまって故障の原因になっては大変です。
フィルターや前面のカバーのほこりなど、こまめに出来る部分は、1か月に2回くらい外して掃除機をかけたり、柔らかい布で拭いたりするだけでも随分違ってきます。
自分でもっとキレイにお掃除したい！という方は次の記事も参考にしてみてください。
パーツごとのお掃除の仕方を紹介しています。
どなたの家にもある中性洗剤を使って簡単にエアコンをきれいにすることができますが、その後水をスプレーしてしっかりと洗い流さないといけませんし、アルコールなどを使ってカビの除菌も必要です。
その点、洗い流し不要のエアコン洗浄スプレーは使いやすくてやっぱり便利です。
おすすめ洗剤・専用スプレー、商品紹介と特徴
自分でエアコン掃除をする際に便利なのが、洗浄用のスプレーです。
エアコンの洗浄用のスプレーにどんな商品があるのか、それぞれの特徴とともに紹介します。
【商品紹介：Amazon】アースエアコン洗浄スプレー 防カビプラス 無香性 [420mLx2本]
スプレーするだけでエアコンを洗える洗浄剤（エアコンフィン用）です。
自動お掃除機能付エアコンにも使用できます。
緑茶ポリフェノールと除菌剤を配合、エアコンのフィンに発生したカビの増殖を抑えてくれます。
ただ吹き付けるだけでいいので、誰でも簡単に使うことができます。
無香の他に「フレッシュフォレスト」「エアリーフローラル」など香りが付いているものもありますので、好みに合わせて選べます。
【商品紹介：Amazon】水から生まれたエアコン内部クリーナーシュ！シュ！
420ml 【2本セット】
多くのエアコン洗浄スプレーはスプレーを吹き付けるだけなので、とてもお手軽です。
ですが、洗浄スプレーの成分をお子さんが吸い込んだりすることを考えると、なるべく安心な物が使いたいと思いますよね。
そのような方にはこちらの商品がおススメです。
界面活性剤や酸・リン・香料・石油溶剤などの有害物質の入っていない、電解アルカリ水100％を使用した安心のエアコンクリーナーです。
汚れの度合いによっては2～3本使用することになり、少しコストパフォーマンスが高い商品だという意見もありましたが、使用後はニオイもなくエアコンの冷風（暖風）がとても効率よく出てくると好評です。
【商品紹介：Amazon】ショーワ㈱ くうきれい AFC-501 【お買い得2台分セット】
冷却フィンの掃除だけではニオイは取りきれません。
それは送風口の奥にある送風ファンが汚れているからです。
こちらの商品はムース状の洗浄剤と防錆用のリンスがセットになっています。
ムースがファンに密着し、汚れを浮かせてくれます。
送風ファンのカビ、バクテリアを洗浄できて、ニオイもとれる洗浄剤です。
通常は別途用意が必要な養生シートもセットになっているので、購入したらすぐに使用できるのもこの商品の特徴です。
エアコン掃除、業者に頼むほうがいい？
実はエアコンで一番掃除が必要なのは、外から見える部分ではなくエアコンの内部です。
フィン掃除だけでなく、送風ファンの方の掃除をしないと、汚れやカビは取りきることはできません。
エアコン内部の送風ファンまで掃除・・・となると、エアコンの解体が必要となります。
それほど難しいわけではないのですが、やはり時間と手間がかかります。
さらには、フィン掃除用だけでなく、ファン掃除用の洗浄スプレーも購入する必要があります。
「うーん、そんなに大がかりな掃除を自分でやるのはちょっと無理だなぁ」と、思われる方も多いでしょう。
エアコンを解体して内部のカビなどをしっかり取り除くには、やはり専門の業者に頼むのも選択肢のひとつだと思います。
家にあるすべてのエアコンを解体してピカピカにする。
その労力と手間を考えたら「業者に頼むのもアリなのでは？」と、考える方もいますよね。
業者に頼むと、どれくらいの費用が必要なのかは、こちらの記事を参考にしてみてください。
洗浄スプレーを使ってちょくちょく自分で掃除をしつつ、年に一度は業者に頼むなど、使い分けをして上手にエアコンの掃除をしていくといいかもしれませんね。
生活必需品のエアコン。
清潔に保って快適に過ごしましょう。
エアコンスプレーの注意点とデメリット
自分で手軽にエアコンの洗浄の掃除ができるということで、最近はエアコン洗浄用のスプレーがたくさん売られています。
ホームセンターやドラッグストアでも手に入れることができるので、気軽に簡単に掃除にとりかかることができますよね。
自分でこの動画のように掃除をされている方も多いのではと思います。
【youtube動画】市販の洗浄スプレーでエアコン(クーラー)の掃除をしてみた 動画
この便利なエアコンスプレー。
スプレーするだけで、その後洗い流さなくていいという手軽さが売りですが、洗浄成分がエアコン内に入り込むとそこからカビが発生してしまうこともあるようです。
さらには、内部に残った洗浄成分にほこりや汚れがついてしまうことで、汚れが固まりになってしまうことも・・・。
また、エアコンは機械ですので間違った場所（方向）にスプレーしてしまうと濡れてはいけない部品が濡れてしまったりします。
そうすると、故障や漏電の原因にもなりかねません。
また、どのエアコンにも使用できるというわけではないので、ご自宅のエアコンの掃除の洗浄に使えるか、使用前にきちんと確認をしましょう。
掃除の時には、薬剤が垂れたり、飛び散ったりすることを想定して、ビニールなどで養生する必要があります。
また、洗浄スプレーは手軽でコストがかからないとはいえ、素人がやるには、結構大がかりな掃除になります。
さらには、掃除の時に落ちた汚れがドレンホースに詰まり、水漏れを起こすという可能性もあります。
洗浄スプレーは洗い流さなくて良いとはなっていますが、水で洗い流した方がいいでしょう。
まとめ
家にある台数や稼働させる時間が増えているものの、あまり掃除をすることがないエアコンについて、掃除の必要性ややり方を紹介しました。
簡単に自分でエアコン掃除をするために使いたいのが洗浄スプレーですが、いくつか種類があるのでそれぞれの商品の特徴を紹介しました。
洗浄剤の成分や使い方によって自分に合ったものを使うのがいいようです。
洗浄スプレーはお手軽ですがきちんとした使い方をしないと、エアコン内に新たなカビを発生させる原因にもなりますので気をつけましょう。
家に何台もあるエアコンを自分で掃除するのは時間と手間がかかるという方には、年に一度の業者によるエアコンクリーニングもおすすめです。
大手業者の特徴や価格を比べて、ご検討ください。
エアコンの中がスッキリ＆キレイになったら、室内の空気もきれいになります。
ぜんそくやアレルギー対策・改善の第一歩にもなりますので、こまめに掃除をするようにしたいものです。
