ライターのさとです。
頭皮にできたかさぶた、治るまでほっとかなくちゃいけないってわかってはいるのですが、できると気になるものですよね!
私も頭皮にできたかさぶたをはがしてしまうことがよくあります…。
頭を何気なく触った時に指に触れると気になるし、はがしても大丈夫だろうと軽い気持ちで取ってしまいますが、頭にできたかさぶたをはがしてしまうと後ほど大変なことになる可能性があるそうです!
美しい髪の毛のために、頭皮環境は大事にしたいところですよね。なのに、かさぶたをはがすことで頭皮環境に悪影響がでてしまうなんて、怖いですね…。
知らないで大変なことになる前に、かさぶたをはがし続けているとどんな悪影響があるのか、一緒に勉強していきましょう!
頭皮のかさぶたはがすと治らないワケ
頭皮にできたかさぶたに限らず、かさぶたというのは傷が治る手前の状態です。そのかさぶたを早い段階ではがしてしまうと、また傷の状態に戻ってしまい、傷が治らなくなります。だからかさぶたは無理にはがしてはいけないのです。
また、かさぶたをはがしてできた傷口から雑菌が入ってしまうこともあります。雑菌によって傷が炎症を起こしてしまい、余計に傷の状態を悪化させてしまうこともあるのです。頭皮の傷口が炎症を起こしてしまうと、その部分だけ髪の毛がなくなってしまうことも…。
そんな恐ろしいことにはなりたくないですよね。また、かさぶたを無理にはがすことを続けていると、頭皮の環境を悪化させ、フケや抜け毛の原因になってしまうのです。安易にはがしていたかさぶた。その結果、頭皮にはかなり負担がかかっているのです。
頭皮のかさぶたをはがさなくするには?クセにならないためにどうする?
かさぶたをはがさなくするためには…かさぶたをはがしてしまうと頭皮には悪い影響があることを強く自覚することです!精神論な感じもしますが、やはり気持ちで抑えることが大事です。かさぶたをはがした時の気持ちよさは抗えない魅力がありますが、将来の自分のためと思い、思いとどまってください。
どうしても気になる時やかゆい時には、爪でひっかいてかさぶたをはがしてしまわないように指の腹でなでるようにしてください。起きているときは意志の力で止められるけど、寝ているときに無意識に掻いてしまう!という方は、寝るときに手袋をすると良いでしょう。
また、どうしてもかゆみが引かないときは市販薬に頼ったり、皮膚科に行くことをおすすめします。ただのかさぶたと侮ることなかれ、実は皮膚の病気である場合もあるのです。脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)という病気で、原因とされているのは、マラセチア菌(真菌)による頭皮の刺激、ビタミン不足(B2,B6)ストレスなどです。
実は頭皮のかさぶたはこの脂漏性皮膚炎が多いとされています。この場合は皮膚科に行って診てもらうことが一番早い解決方法でしょう。シャンプーの仕方も要注意です。頭をあらうときに爪でひっかいてしまうことありませんか?強くこすりすぎては頭皮にダメージを与えてしまいますし、そのつもりはなくてもシャンプー中にかさぶたをはがしてしまうこともあります。
頭皮環境のためにはシャンプーの仕方もとても大事です。正しいシャンプーの仕方なんて、実はあまり教わったことのない人も多いのではないでしょうか?参考になる動画がありましたので、ご覧ください!
【シャンプーの仕方0ポイントは1分間0】
シャンプーは指の腹で優しく。頭皮にダメージを与えないように気を付けてください。
頭皮のかさぶたどうしたら治る?
そもそもどうしてかさぶたができてしまうのかというと、頭皮の状態が正常でないことが考えられます。頭皮の環境を正常に保つために重要なのがシャンプーです。頭皮のかさぶたやかゆみがおさまるシャンプーをご紹介している記事がありますので、こちらをご覧ください。
シャンプー剤をしっかり洗い流すことも大事です。シャンプー剤が頭に残ることによって雑菌が繁殖し、かゆみやニキビの元になります。それで頭をかいたときにかさぶたができてしまうこともあります。シャンプー剤はしっかりすすぎしょう。
また、雑菌の繁殖をおさえるという理由で、ドライヤーで髪を乾かすことも大事です。しかし、乾燥させすぎてしまうと、乾燥からくるかゆみでこれもまたかさぶたの原因になってしまいますので適度な乾燥が好ましいのですが…難しいですよね。
最近のドライヤーにはスカルプモードという、頭皮を適度に乾燥させるためのちょうどよい温度の風を当ててくれる機能がついているドライヤーがあるそうです!ドライヤーを買い替えてみるのもいいかもしれませんね。

【商品紹介:パナソニック ヘアードライヤー ナノケア ビビッドピンク】
一度使ってみると違いがわかるドライヤーです。お値段は少々お高いですが、髪にも頭皮にも効果があると評判です。さらに、帽子やまくらなど、頭に触れるものの衛生を保つことも大切です。除菌スプレーをかけたり、可能なら洗濯をするなど、除菌対策をしてください。
そして、食べ物からも改善することができます。前にも書いた通り、ビタミンB2やビタミンB6の不足で脂漏性皮膚炎になることもあります。ビタミンB2はレバーやウナギ、卵、納豆に含まれ、ビタミンB6はマグロの刺身やバナナ、大豆などに含まれています。
ビタミンB2、B6は代謝の改善や、傷ついた頭皮の回復をしてくれる働きがあります。積極的に摂りたいですね。
まとめ
かさぶたをはがしてしまうと、せっかく治りかかっていた傷が元の状態に戻ってしまいます。さらにその傷口から雑菌が入ってしまい炎症を起こしてしまうと、その部分だけ髪の毛がなくなってしまうことも…。また、かさぶたを無理にはがすと、頭皮の環境を悪化させ、フケや抜け毛の原因になってしまいます。
② 頭皮のかさぶたクセにならないためにどうする?
・かさぶたをはがしてしまうと悪い影響があることを強く自覚する
・寝るときに手袋をするのがおすすめ
・かゆみが引かない時は市販薬を使う
・脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)という病気の可能性もあるので皮膚科に行く
・シャンプーの仕方を見直す
③ 頭皮のかさぶたどうしたら治る?
・シャンプー剤はしっかりすすぐ
シャンプー剤が頭に残ることによって雑菌が繁殖し、かゆみやニキビのもとになります。それで頭をかいたときにかさぶたができてしまうこともあります。
・ドライヤーで髪を乾かす
ただし、乾燥させすぎてしまうと、乾燥からくるかゆみでこれもまたかさぶたの原因になってしいます。
・帽子やまくらなど、頭に触れるものの衛生を保つ
除菌スプレーをかけたり、可能なら洗濯をするなど、除菌対策をしてください。
・食べ物から改善
栄養不足で脂漏性皮膚炎になることもあります。ビタミンB2はレバーやウナギ、卵、納豆に含まれ、ビタミンB6はマグロの刺身やバナナ、大豆などに含まれています。ビタミンB2、B6は代謝の改善や、傷ついた頭皮の回復をしてくれる働きがあります。
頭皮のかさぶた、甘く見ていると大変なことになるのがお分かりいただけましたでしょうか?かさぶたができてしまったらいじらずに、治るまでほっといてあげてくださいね。私も頭皮のために、安易にかさぶたをはがすのはやめようと思います!
将来の美しい髪の毛のために、頭皮環境は大切にしていきましょう。