ライターのふみえです。
24時間営業で、パンやおにぎり・お弁当からちょっとしたおかずにおつまみ・野菜・果物・アルコール類・・・と品揃えも豊富で、文字通り便利なのが「コンビニ」です。
また、店内に設置されているマルチコピー機ではコピーはもちろん、デジカメプリントやFAXの受信もできてしまいます。
さらに嬉しいのが、「銀行ATM」の設置!!私も何度か急な出費や入金し忘れていた支払いの際に、コンビニのATMに救われたことがあります。
そして、先日はネットショッピングした商品の代金の振込みで、コンビニATMを利用しました。
操作も簡単で仕事帰りにササッと済ませられるので、大助かりでした。
ですが、コンビニATMの利用には、ちょっとしたポイントがあります。
知らないと手数料で損をしてしまったり、コンビニATMに寄ったのに、手持ちのカードが使えなかった・・・なんていうことがあります。コンビニATMについて、詳しく紹介します。
コンビニのATMから振込って出来るの?
結論から言うと、答えは「YES!!」です。ただし、コンビニATMから振込をする際には、以下の2点の確認が必要です。
- 自分の口座がある取引銀行が、コンビニATMの提携銀行であるか
- ②自分の銀行口座で、通帳だけでなくキャッシュカードを持っているか
コンビニATMからの振込には、必ずキャッシュカードが必要で現金での振り込みはできないからです。そもそもコンビニATMは、コンビニATM運営会社と提携する都市銀行や地方銀行が地域ごとに行っています。なので、コンビニによって提携銀行は変わってきます。
「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」、それぞれでATMに対応した提携銀行の一覧のページは、次の通りです。
上記のを参考に提携銀行があるコンビニATMを選ぶ必要があります。
そして、「現金」での振り込みではなく、キャッシュカードを使って自分の口座から振込先の口座へお金を送る「カード振込」という取引になります。
振込の際には、口座に支払いが可能なだけの残高があることも必ず確認してください。
提携銀行の口座ですので、コンビニATMから入金することもできます。振込手続きに入る前に「残高確認」をして万が一、残高が不足しているようであればその場で入金しておきましょう。
コンビニATMの振込方法は?
振込方法は、どこのコンビニATMでもほぼ同じで、おおむね以下のような手順になります。
- 自分のキャッシュカードを挿入(カードを入れると取引が始まります)②画面上の「カード振込」のボタンを押す
- キャッシュカードの暗証番号を入力(カード投入口の下にあるテンキーで入力)
- 振込金額を入力(テンキーで入力)
- 振込先を指定(銀行など金融機関名・支店・預金種目・口座番号など)
- 依頼人(自分)の電話番号を入力(固定電話でも携帯電話でもOK)
- 確認画面の内容を確認(銀行名・支店名・預金種目・受取人振込金額・自分の氏名、電話番号など)
- キャッシュカードと明細書を受け取る
振込先は、金融機関名・支店・口座番号を正しく入力すれば、受取人の名前が自動検出されて表示されます。
自分の氏名も、キャッシュカードの口座番号から自動取得していますので、ほぼ間違いはないはずですが、念のため、きちんと確認しましょう。
セブンイレブン(セブン銀行)での振り込み手順を紹介した動画がこちら。
【セブン銀行ATMの使い方(お振込み)】
これで、銀行の営業時間であれば即反映され相手口座に入金できます。
ゆうちょにも振り込めるの?
また、ゆうちょ銀行への振り込みも可能です。
が、ゆうちょ銀行への振込みの場合も、確認しなければいけないことがあります。
ゆうちょ銀行は、「記号5ケタ」「番号8ケタ」が口座情報になっています。
そのため、普通の銀行やコンビニATMから振り込めるようにするためには、ゆうちょ銀行の口座を「支店3ケタ」「口座番号7ケタ」に変換する必要があります。
振込先がゆうちょ銀行の場合は、下記のゆうちょ銀行の「ゆうちょ口座と他の金融機関口座間の送金」のページで、調べて変換することができます。
コンビニに行く前に変換して「支店」と「口座番号」をメモしておきましょう。
手数料はどれくらい?時間によって違う?
振込に関する手数料や取り扱い時間は、口座を持っている銀行やコンビニATMによって違いがあります。ここでいう「手数料」とは、コンビニATMを利用するための「利用手数料」であり、銀行の「振込手数料」(振り込み金額が3万円未満、3万円以上で設定されているものです)が、別途かかります。
コンビニごとの「手数料」と「取扱時間」は、次の通りです。
上記のページで、自分の取引銀行の「利用手数料」と「振込手数料」を調べ、振込する金額に手数料を加えた金額が口座にあることを確かめてから手続きする必要があります。
私が実際に利用したときの金額を一例にあげますと・・・
【自分名義の銀行口座】三井住友銀行 △△支店
【振込先】 東京三菱UFJ銀行 ○○支店
【金額】 6,500円
【利用時間】平日の22:00
まず必要なのが、ファミリーマートのATMカード振込手数料が216円。
三井住友銀行の「振込手数料」は、『当行のキャッシュカード』を持つ『個人のお客さま』が『他行あて』に振込をする際の振込手数料3万円未満で216円。
振込金額とすべての手数料を合わせて、合計6,932円必要
- 上記と同じ条件でATMを使用した場合。
- ファミリーマートを利用した場合、銀行手数料216円とATM手数料216円で合計6,932円
- セブンイレブンを利用した場合、銀行手数料216円とATM手数料324円で7,040円
- ローソンの場合は、ファミリーマートと同じ、6,932円ということになります。
このように、振り込む金額や時間帯などと各コンビニATMと自分の取引銀行との手数料をよく調べて利用することをおすすめします。
まとめ
金融機関の店舗にあるATMの営業時間と比べて、大幅に営業時間が長いコンビニATM。忙しいビジネスマンや働く女性にとって、強い味方であることに違いありません。
利用するコンビニと自分の取引銀行の手数料など、事前にしっかりリサーチすれば、さらに賢く利用できることもわかりました。
銀行ATMだと長蛇の列に並ばなければいけないなんてこともあります。近くて便利、時間にも余裕があるコンビニATMを上手に使っていこうと思います!