こんにちは。ライターの長谷川です。
街で小さなお子さん連れのお母さんを見かけると、自分の数年前を思い出します。
小さなお子さんを連れて歩く時の必須アイテムに、ベビーカーや抱っこ紐があります。
ベビーカーはコンパクトタイプや、出先での貸し出しなどがあって便利ですよね。
『抱っこ紐』もとっても便利ですが、本体や紐がダラダラと全開になったまま歩いている…なんて方も多いのでは?
またいつの間にか、お子さんのよだれや、いろいろな汚れが目立つようになってしまったり。
でもこの『抱っこ紐』、実はスマートに収納・おしゃれにお出掛け♪できるんです。
今回は意外と簡単なのに、とっても便利!『抱っこ紐収納カバー』と『よだれカバー』の作り方をお伝えしていきましょう。
『抱っこ紐収納カバー』の作り方
こちらの作り方は、人気のエルゴベビーの抱っこ紐に取り付けるのに最適なサイズです。
お手持ちの抱っこ紐用を作る際には、【お子さんの脚を入れる部分~背中を支える部分の幅】を基準にして、カバーの生地幅を決めるといいですよ♪
<材料>
・48cm×55cmの布 2枚
(裏地がいらない場合は1枚でも大丈夫です)
・24cmのヘアゴム 2本
・スナップボタン 6個
※ 無い時には強力マジックテープでも可能
・装飾用のレースなど 45cm程度
<作り方>
1. 下記の参考図の寸法に、+3cmの縫い代をとって生地を裁断します。

2. 横45cm幅(図の上下の辺にあたる部分)の縫い代をアイロンでキレイにたたんで縫います。
※ 装飾をする場合は、この時点で一緒に縫い付けると◎です。
3. 縦52cm幅の方(図の左右の辺にあたる部分)も、同じように縫い代をアイロンでキレイにたたんで縫います。縦の両端にできた輪っかに24cmのヘアゴムを通して両端をゴムごと縫い付けます。
※この時、片側は簡単ですがゴムを引っ張って縫い付ける反対側の作業が、少し苦戦します。クリップなどでしっかりヘアゴムを固定して行うといいですよ!
4. 装飾用のレースや可愛いタグなどを縫い付けます。
5. スナップボタンを付けます。図の下側が上側をかぶせるようになりますので、ボタンを受け止める方は上に付くようになります。
6. できあがりです♪
このカバーは、抱っこ紐使用中にも、スナップボタンで紐に付けたまま持ち運べるタイプです。
お好みの生地で可愛く仕上げれば他の方と間違えたり、紛失する事もないので安心です。クルクルっと巻いてあっという間に収納が完了しますのでとっても便利ですよ。

生地の幅やゴムの長さなどを変えて、フィット感を持たせたり、ゆとりを持たせたりしてもいいですね!自分好みのカバーに仕上げて下さいね♪
よだれカバーの作り方
抱っこ紐を愛用すると、お子さんの顔や手が届く範囲が、よだれで濡れてしまう事もしばしば…。
そんな時はカバーがあれば安心です♪
簡単なのでいくつか替えも作っておくと便利です。ふんわり厚手にしてやわらかく仕上げれば、お子さんの気持ちよさもUPします。
<材料>
・21cm×16cmの厚手の布 2枚
・バイアステープ 75~80cm
・スナップボタン 4個
※ 着脱しやすいマジックテープでも◎です。
<作り方>
1. 下記の参考図の寸法に、生地を裁断します。ここでは、縫い代はとらなくてOKです。

2. 裁断した生地の周囲をバイアステープでくるんで、点線部分を縫います。
3. スナップボタンや、マジックテープを付けたらできあがり。
※ 図では角が鋭角ですが、丸めに角を取ってあげて下さい。
☆ふんわりキレイに仕上げるコツ☆
・生地は表地と中生地を選んでおく(表はWガーゼ・裏地はタオルなど吸収しやすい生地がおすすめ)
・バイアステープをやわらかく縫い止める。(直線縫いよりも、まつり縫いがおすすめ)
・生地を張りすぎないようにして縫う(包んだ時に生地がつらないように)
サイズ的に、ベビーカーなどの持ち手などにも合いそうです。
洗い替えも含めて、いろんなシーンで大活躍しそうですね!
こちらの動画では、綺麗に仕上げるコツの1つ「バイアスの仕方」を丁寧に説明しています。
初心者でもスムーズに出来るように説明も分かりやすいので、是非参考にしてみて下さい。
【バイアステープの付け方(カーブ編) | nunocoto】
簡単そうで手こずるのが、ちょっとしたカーブ。
ポイントはまち針を細かく打つ、など丁寧にゆっくり作業を進めるところにあります。急がずに幸せな針仕事の時間を楽しんで下さい。
抱っこ紐カバー・よだれカバー作りに☆材料紹介
自分で手作りする時の材料の買い出しも、少し遠出しなくてはならなかったり、小さなお子さんを連れて歩くのも大変な時ってありますよね?
そんな時は、Amazonや楽天などの通販を利用するのもおすすめです。豊富な商品の中からゆっくり選んでみて下さい。
□スナップボタン
】
優しい色合いのスナップボタンです。
9色から選べるので、ベースの生地の色に合わせていろいろな組み合わせが楽しめます。
肌にやさしいプラスチック製で、軽くてサビないのも魅力ですね。着脱が簡単なので、ベビー用品におすすめです。
【サイズ】 直径 10mm(T-3)
【カラー】 9色(ベールピンク・ホワイト・ネイビー・他)
【数 量】 単色10組
・ プラスナップハンティプレスセット
こちらは、カラフルで元気なスナップボタンと一緒に、工具もセットになっています。
到着したらすぐに始められますね。
見てるだけで元気が出てきちゃう色合いですね~!カバー類だけでなく、ベビー用品をたくさん作りたくなってきますね♪
【サイズ】 12mm(T-5)
【数 量】 24色240組
【取 付】 付けたい位置にスナップボタンをセットし、専用ハンディプレスでカシめて取付完了。
□装飾用レース類
・コットンタグテープ 価格:396円
タグを使用すれば、できあがりも本格的になります。
一枚ずつの購入だと少しお高いですが、リボンタイプならリーズナブルで可愛いデザインも豊富なので使用しやすいですよ。
【サイズ】長さ182cm/幅20mm
【カラー】カラー/生成り地
【素材】コットン
・コットンレース 価格:260円
抱っこ紐カバーの収納時にチラリと見えるレースは、抱っこ紐の完成度をぐっと高めます。
テープ付きだから固定して縫いやすくて重宝します。よだれカバーのほうにもお揃いで使用してみてはいかがですか?
【素 材】コットン
お仕事をしていたり、兄弟にも手がかかって作る時間がどうしても無い!!
そんな方は、購入だっていいんです。たくさんの商品がありますので、ご予算に応じて選んでみて下さい。数点ご紹介しましょう。
1. 抱っこひも用収納カバー(キャリアカバー)
腰ベルト付きの抱っこ紐なら、使用が可能なタイプです。
素材もポリエステルを含むので、軽くて便利です。プリーツになっていますから、収納時は膨らみます。
2. ベビージャクソンズ抱っこひも用よだれパッド今治タオル
やさしい今治タオルでできたよだれカバーです。
リバーシブルなので、その日のコーデにあわせて使い分けてみるのもいいですね。自分で作る際にも、リバーシブルになるように生地を選んでいくのも参考になりますね!
まとめ
抱っこ紐収納カバーとよだれカバーの作り方は、少ない材料で、どんなお母さんでも簡単に作れるものでした!
抱っこ紐<材料>
・51cm×58cmの布 2枚(縫い代含む)
・24cmのヘアゴム 2本
・スナップボタン 6個(もしくはマジックテープでも可)
・装飾用のレースなど 45cm程度
抱っこ紐<作り方>
1. 48cm×55cmに+3cmの縫い代をとって生地を裁断します。
2. 横45cm幅の両側を縫い代をアイロンでキレイにたたんで縫います。(装飾はここで付けます)
3. 縦52cm幅の方も、同様です。
4. 縦の両端に輪っかにヘアゴムを通して両端をゴムごと縫い付けます。
5. 装飾用のレースや可愛いタグなどを縫い付けます。スナップボタンも付けます。
6. できあがりです。
よだれカバー<材料>
・21cm×16cmの厚手の布 2枚
・バイアステープ 75~80cm
・スナップボタン 4個
よだれカバー<作り方>
1. 21cm×16cmに、生地を裁断します。
2. 裁断した生地の周囲をバイアステープでくるんで、点線部分を縫います。
3. スナップボタンや、マジックテープを付けたらできあがり。
誰かの為に、時間を紡いで作業するって本当にいいですよね。
それが大切なお子さんの為、スムーズな育児を手助けする自分用のアイテムにでもステキ☆
何よりも、大切に使いたくなる気持ちになれるのが幸せだと思います。
兄弟や娘さんへのプレゼントにしても喜ばれそうですね。素敵なハンドメイドを楽しんで下さいね!