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赤ちゃんが喜ぶ簡単手作り知育玩具の作り方5選

こんにちは!ライターのnya-coです。

赤ちゃんがおもちゃで楽しく遊んでいる姿って、見ていて微笑ましいですよね。

そんなとき、自分の子どもや友達の赤ちゃんに、新しいおもちゃをプレゼントしたいと思うことはありませんか?

せっかくなら、ただのおもちゃではなく「知育玩具」を選んでみるのはいかがでしょうか。

「知育玩具」とは、遊びながら手先や目、耳の発達を助けることができる工夫がしてあるおもちゃのことで、与えることで集中力や考える力も養うことにつながり、赤ちゃんの成長の手助けになってくれます。

赤ちゃん用品店やおもちゃ店などでは、その月齢に合わせたおもちゃがたくさん売っていますが、種類が多くてどれがいいのかわからなくなってしまうこともありますよね。

それに、知育玩具はけっこう値段が張るものもあり、せっかく買っても赤ちゃんが興味を示さず遊んでくれなかったら悲しいな・・・と考える方も多いことでしょう。

またこれから生まれてくる大事な赤ちゃんに、愛情のこもったものをプレゼントしてあげたいと思うお母さんも多いかもしれません。

そんなあなたにぴったりなのが、手作りおもちゃです。

今は100円ショップなどで文房具や手芸用品も数多くそろっているため、材料費もそんなにかからずリーズナブルに作ることができます。

手作りおもちゃのいいところは、何といってもお金があまりかからないことと、自分の好きなようにアレンジができること、そして何より手作りすることで愛情をたっぷり込めることができることだと思います。

そこで今回は、身近な材料で作れる赤ちゃんが喜ぶ簡単手作り知育おもちゃの作り方を5つご紹介します!

遊びに適した月齢も参考に、お子さんの発達に合ったものを作ってみましょう。


簡単に作れる!赤ちゃんが喜ぶ手作り知育玩具の作り方5選

ガラガラ(新生児から)

小さいペットボトルにさまざまなビーズやスパンコールなどを入れ、振って中身が動いている様子や音を楽しむおもちゃです。

赤ちゃんの顔の前で振ってあげれば、新生児から使えます。

<材料>

・小さいペットボトル

・いろいろなビーズやボンボン、スパンコール、鈴など

・ビニールテープ

・ボトル装飾用のシールなど

<使う道具>

・はさみ

<作り方>

① 小さいペットボトルに、お好きなビーズやボンボン、スパンコールなど材質の違うものを入れます。音が鳴る鈴を入れても楽しいです。
 
② ペットボトルのふたをしめ、誤飲防止にふたの周りをビニールテープでしっかりと覆います。

③ ペットボトルの周りをシールなどで装飾して、完成です。

実際に作っている工程や、ビニールテープのきれいな貼り方もこちらの動画で確認することができますよ。

【赤ちゃんへ初めての手作り!定番おもちゃ3選】

目の前で振って見せてあげることで、視覚や聴覚を養うことができます。

ものが握れるようになる3ヶ月頃からは、自分で振って遊ぶこともできます。

カシャカシャおもちゃ(5ヶ月頃から)

布の中にビニール素材を縫い込み、周りに感触の違うリボンやひもを縫い付けたおもちゃです。

何でも口に入れて確かめる生後5~6か月頃以降の赤ちゃんにぴったりです。

<材料>

・薄手の布2枚

・2ℓのペットボトルのラベル(厚手のビニール袋でも可)

・太さの違うリボンやひも

<使う道具>

・裁断ばさみ

・裁縫道具

<作り方>

薄手の布を赤ちゃんが持ちやすいハンカチほどのサイズの大きさに2枚切って用意します。(布A・B)

② 布Aの裏にペットボトルのラベルを縫いつけます。(ラベルのはみ出た部分は切ります)

③ 布Bにリボンやひもを縫いつけます。(布の周りを囲むように縫い付けたり、輪にして縫いとめたり、赤ちゃんが遊べるように飾りつけます)

※ひもの端を結んでおくとほつれず安心です。

④ 布A・Bを中おもてに合わせて、返し口を作りながら端を縫います。

⑤ 返し口から表に返し、返し口を縫い閉じて完成です。

真ん中に縫い込んだビニールのカシャカシャと言う音も楽しめ、周りについたリボンやひもの感触の違いを楽しむことで聴覚や触覚など、いろいろな感覚を養うことができます。

無限ティッシュボックス(8か月頃から)

ものをつまむことができるようになってくると、お家のあらゆるものを引っ張り出したりするのが楽しくなります。

手指でものをつまむことができるようになる8か月頃から遊べます。

<材料>

・使い終わったティッシュボックス

・装飾用のカラフルなハンカチや手ぬぐい(ティッシュボックスを包める大きさ)

・白いガーゼのハンカチ(できるだけたくさん)

<使う道具>

なし

<作り方>

① 用意した手ぬぐいやハンカチなどの布を広げ、その上にティッシュボックスを置きます。

布のサイズは、ティッシュボックスに布を沿わせるように持ち上げた時にティッシュの取り出し口が少し見えるくらいに調整してください。

② 先ほど下に敷いたでティッシュボックスを囲むように包み込み、布の両端を結んで簡易ティッシュケースを作ります。

まず、ティッシュボックスの短い辺の方にある布を箱に沿わせるように持ち上げて箱の上部で押さえ、そのまま今度はティッシュボックスの長い辺の方にある布を同じように箱に沿わせて持ち上げ上部で押さえます。

このように、ティッシュボックスの角を中心にして、隣り合う2方向から布を持ち上げてできるたるみ部分を2つずつ結び合わせてティッシュケースを作っていきますので、たるみ部分は内側に折り込まず外側に出しておきます。

角をきれいに整えておくと、結びやすいです。

同じように、反対側と残りの角も布を箱に沿わせるようにして包んでいきます。

③ケースから引っ張り出す無限ティッシュをガーゼで作ります。

まず白いガーゼのハンカチを2枚用意し、それぞれのハンカチの角と角を対角線上に結び合わせ、同じ要領で何枚もつなげていきます。

こうすると、赤ちゃんがガーゼを引っ張り出した時につながって出てくるので、本物のティッシュのように散らからず、片付けも楽になります。

④ つなげたガーゼのハンカチをティッシュケースに重ねてしまいこみ、完成です。

ガーゼをティッシュボックスに入れる時は、端から順々に入れていくと赤ちゃんが引っ張った時に出しやすくなります。

最後のガーゼは取り出し口から少しのぞかせておきましょう。

ティッシュボックスと布のサイズ感やガーゼハンカチの結び方などの確認はこちらの動画をご覧ください。

【赤ちゃんへ初めての手作り!定番おもちゃ3選】

ガーゼのハンカチを引っ張り出すことによって、手指の発達を促します。

ハンカチはできるだけたくさん用意し、長くした方が赤ちゃんも飽きにくく、楽しんで遊べます。

本物のティッシュを引き出されて大変な思いをしたことのある方は、ぜひ作ってみてください。


ポットン落とし(1歳頃から)

ペットボトルの蓋で作ったコマを入れ物の蓋に開いた穴に落として遊ぶおもちゃです。

物をつかみ、決まった場所に入れることができるようになる1歳頃から遊べます。

<材料>

・深さのあるタッパーまたは粉ミルクの缶

・ペットボトルの蓋たくさん(偶数個)

・ビニールテープまたはマスキングテープ

・キャラクターやハート・星型のシールなど(入れ物の装飾用)

<使う道具>

・カッター

<作り方>

① タッパーか粉ミルクの缶の蓋に、カッターでペットボトルの蓋より少し大きめの穴を開けます。ケガ防止に穴の切り口の周りをビニールテープで保護します。

② ①で作った入れ物の周りをシールなどでかわいく装飾します。

③ ペットボトルの蓋を2つ合わせてビニールテープで巻き、くっつけます。さらにその上をマスキングテープなどで装飾します。このコマを何個かつくり、完成です。

持ったコマを入れ物の決まった穴に落とすことで、手や指を動かす練習はもちろん集中力や達成感も養えます。

ひも通し(1歳半頃から)

穴を開けたいろいろなモチーフに、ひもを通して遊ぶおもちゃです。

ひもを指先でつまむ力、穴にひもを通すという楽しさが味わえます。

手先が器用になる1歳半以降のお子様に適しています。

<材料>

・フェルトシール(3~5色ぐらい)
      
・牛乳パック
                  
・コップ袋やお弁当袋などに使う中太のひも
      
・セロハンテープ

<使う道具>

・穴あけパンチ

・ハサミ

<作り方>

牛乳パックを好きな形(ハート・星・くまなど)にハサミで切り取ります。

② フェルトシールを重ね、同じ形に切り取り牛乳パックに貼りつけます。

切り取ったモチーフ地の色とは別のフェルトシールを数字の形に切り取り、その上に貼りつけます。動物は同じくフェルトシールを切って目や鼻をつけます。

穴あけパンチでそれぞれのパーツ上部にひもを通す穴を開けます。

⑤ ひもの端にセロハンテープを巻き付け細く留め、ひもを通しやすくして完成です。(ほつれ防止にもなります)

「ひも通し」の作り方の動画がこちらです。動画で手順を見ることができるのでイメージが湧きやすく、取り掛かりやすいですね!

【手先の器用さと集中力を養える!ひも通し遊び】

ひもを穴に番号順に通したり、動物を並べて通したりすることで、数字や動物を覚えることができ、手指の発達と集中力も養うことができます。

最後に、赤ちゃんのおもちゃを手作りする時のポイントをお話しさせていただきます。

それはおもちゃの「色」です。

最近はおしゃれなママさんが増えているので、赤ちゃんにも大人と同じようなシックな服を着せていたり、子ども部屋も落ち着いたモノトーンなどにしたりしている方が増えています。

でも生まれて間もない赤ちゃんは、柔らかい色よりも赤、黄、緑などから識別していくと言われています。

明るくはっきりした色合いは赤ちゃんの視覚の発達にも役立ちますので、ぜひカラフルなおもちゃで一緒に遊んであげてくださいね。


まとめ

いかがでしたか?100円ショップでそろう材料や身近にあるものを使って、簡単に作れる月齢ごとにおすすめの知育おもちゃの作り方を紹介しました。

自分で作ったおもちゃで赤ちゃんが喜んで遊んでくれれば、お母さん自身も嬉しいし、今よりももっと子育てが楽しくなっていくのではないでしょうか。

どれも本当に簡単に作ることができるものばかりですので、「不器用なんだけど・・・」という方も一度チャレンジしてみてください。

友達が遊びに来た際に材料を準備して一緒に作ろう!と誘ってみるのもいいですね。

赤ちゃんの心と身体の発達を助ける知育おもちゃ、ぜひ手作りしてみてくださいね!

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