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ハーバリウムオイルの安いおすすめ品はコレ!代用品ってないの?

はじめまして。ライターのNorikoです。

家の中にいつも花が飾られている家庭って憧れませんか?

玄関やリビングなどに色鮮やかな花があるだけで気分も晴れやかになり癒されますよね。

私の母は家の中にその季節折々の花を絶やさない人でしたので、私も結婚してから母のまねをして何度か部屋に花を飾ったことがあります。

でも、気がつくと枯れてしまったり、しおれてしまったり…そんな時に出会ったのが「ハーバリウム」というビンの中にお花がゆらめいている綺麗なインテリア雑貨でした。

これなら手入れもいらないし、置くだけで華やかになります。

だけど買うとなったら、高級品とまではいかなくてもそれなりのお値段がする…

家計を切り盛りする主婦としてはお安く、かつ綺麗な「ハーバリウム」が欲しい!そこでたどりついたのが「自分で作る」という選択です。

一番費用を削れるのはどこだろうと考えて出た答えは「オイル」でした。

オイルを買うための出費を少しでも抑えられたら、その分中に入れる花の量を増やすことができ、自作のハーバリウムを何個も作ることができますよね!

ここではハーバリウム作りにおすすめの安いオイルや、さらに費用を削れるオイルの代用品の紹介、安いからこそ、代用品だからこそ起こり得る注意点をお伝えします。

私と同じように、家計に優しく、自分らしさあふれるハーバリウムが作りたい!とお考えの方に役立つ情報をお届けします。

安いおすすめのハーバリウムオイルの紹介

ハーバリウムオイルには大きくわけてミネラルオイルとシリコンオイルの2種類があります。

ミネラルオイルはベビーローション・化粧品・医薬品など、シリコンオイルは工業用品から洗濯の柔軟剤・リンスなどに入っています。どちらも日々の生活に密着したものですね。

ミネラルオイルのおすすめはコレ!

ハーバリウムを手作りするならば一つだけでなくいくつか作りたいですよね。

せっかくお花をビンに詰めたのにオイルが足りないってことにならないためにも、少し容量が多いものを購入するのがおすすめです。

よくお店で見かける長細いビンだとだいたい150mlから200mlぐらい入るのが一般的です。いくつか作ってみたいという方におすすめなのが、内容量1Lのオイルです。

しっかり1Lの容量なのに安く、メープルシロップなみの粘度(粘度350)なのでお花をしっかり保持してくれます。

 

 

使いやすいペットボトルタイプです。サイトを見ると花材も豊富に取り扱っており、ハーバリウムの材料を一度で全部そろえることができるので始めやすいですね。

シリコンオイルのおすすめはコレ!

ハーバリウム専門店の商品です。

国産のシリコンオイルで安心度も高く、送料無料なのもうれしいですね。

他にも容量ちがいのオイルや、制作用パーツ・ドライパーツも販売していてかなりの充実度です。

粘度が500cs(ミネラルオイルは350csが多い)と高粘度のため、お花をしっかりと固定することができます。

Amazonプライム対象で通常送料無料になるのがうれしいポイントです。安い価格で仕上げるならミネラルオイルがおすすめですね。

高い材料費をかけなくても、お手軽価格で作りあげることができるのもハーバリウムの良さの一つです。

ハーバリウムオイルの代用品ってないの?

ハーバリウムを作るなら専用のミネラルオイルやシリコンオイルを使えば間違いありません。

ですが、無色透明でとろみのあるオイル、これってもっと身近なもので代用できないのでしょうか?

実はわざわざ専門店に行かなくても、通販で買って届くのを待たなくても、どこのお店にも必ずあるもので代用できるんです。

ハーバリウムオイルとして使えるおすすめの代用品

ベビーオイル

スーパーやドラックストアで販売されており、価格は500円から900円くらいです。

ジョンソンベビーオイルが一番使われているようです。

さまざまな容量のものが販売されているので、作る個数分に合わせて購入できますね。

グリセリン

別名「グリセロース」と呼ばれるアルコールの一種で、化粧水の中に入っていることが多く、便秘対策にも効果を発揮するという医薬品の一つです。

価格は小さいもので300円から、500mlでも1,000円くらいで販売されています。

ドラッグストアのお薬コーナーに置かれていますね。

洗濯のり

Yシャツをパリっと仕上げたい時、アイロンがけをしたくない時に活躍する洗濯のりですが、スーパーはもちろん100均でも販売されています。

価格は100円から高くても300円くらいで購入できます。内容量は750mlが一般的のようです。低価格でたっぷりの内容量を購入できるので嬉しいですね。

 

以上のように、すぐに買うことができるものでハーバリウムオイルは代用できるのです。

これだけ身近なものならわざわざ買いに行かなくても、すでに家にあるかもしれないですね。ここで洗濯のりを使ってハーバリウムを作成している動画を紹介します。

こちらの動画は洗濯のりに精製水を混ぜている方法ですが、他にも色々な作り方があるようです。

【洗濯糊で、ハーバリウムにチャレンジ!【綾子 Aroma PolePole】】

 

作ってみての感想もコメントしてくれているので参考にしてみてくださいね。

安いハーバリウムオイルや代用品の注意点

ハーバリウムの中に入れるオイルは、ハーバリウム専用のオイルにこだわらなくても安いミネラルオイルやシリコンオイルで代用できることが分かりました。

また、スーパーやドラッグストアなどで購入できる安価なものでも代用が可能ですが、それぞれに知っておいた方がいい注意点や特徴があります。

満足のいく仕上がりを目指すためにも、しっかりと押さえておきましょう。

ミネラルオイルとシリコンオイルの注意点

最初の項目でお伝えした2つのオイル、これらにはそれぞれ知っておくべき注意点があります。

シリコンアレルギー(シリコーンアレルギー)

ハーバリウムに使われるシリコンオイルですが、本来は「シリコーンオイル」が正しい呼び名です。

このシリコーンオイルは天然ミネラルから取る油のことです。非常に安定性の高い成分なので化粧品などにもよく使用されていますが、ごくまれにシリコーンアレルギーを持っている方もおられます。

ハーバリウムを作成する際に直接手に触れることもありますので、シリコーンアレルギーをお持ちの方はかぶれることがあるのでミネラルオイルを選びましょう。

寒い地域にお住まいのかたはシリコンオイル

なぜ住んでいる地域が関係するの?と思う方もいらっしゃると思いますが、この2つのオイルは気温が下がるとオイルの一部が白く濁る現象が起きてしまいます。

その現象が起きるのがミネラルオイルでは-10度以下、シリコンオイルでは-50度以下となっています。

ミネラルオイルの-10度という気温は、寒冷地ではありえる温度ですよね。

せっかくハーバリウムを作ったのに次の日にボトルの中が真っ白になっていた!なんてことがないように気をつけてください。

中に詰める花の量によっても…

ボトル内に入れる花の量が少なめであれば花が浮きにくいミネラルオイル、しっかり詰めるならシリコンオイル(少し花が浮きやすいため)を使うのがおすすめです。

ただシリコンオイルでも粘度が高ければ花材を固定してくれます。購入するときは粘度も確認するようにしましょう。

作りたいイメージや生活環境によっても選択肢に広がりをみせるオイル。では代用品の注意点にはどんなものがあるのでしょうか?

代用品での注意点

ベビーオイル

ベビーオイルにはミネラルオイルが主成分のものと植物性オイルが主成分のものがありますが、ハーバリウムに使う場合は必ず主成分がミネラルオイルの物を選んでください。

植物性オイルは持ちがあまり良くなく、劣化が早くなる可能性があるからです。

見極め方として「セサミオイル」「ホホバオイル」「ココナッツオイル」などの植物そのものの名前が成分表に入っていたら植物性オイル、「ミネラルオイル(そのままですね)」や「流動パラフィン」と表示があればミネラルオイルです。

ただし、ベビーオイルは専用オイルと比べて粘度が低いため、お花が浮いてきてしまうこともあります。ベビーオイルを使うならお花はたっぷりと詰めた方がいいですね。

グリセリン

アルコールの一種であることから、大きく利用方法をあやまると引火による火災の原因になる可能性もすてきれません。

薬剤師からの指導なく気軽に購入できる商品なので怖がりすぎる必要もありませんが、グリセリンをオイルとして代用する時は火の元には気をつける必要があります。

高純度のグリセリンは手などに触れた場合、かぶれることもあるので取り扱いには注意してください。

また、花材の色が専用オイルに比べて少し落ちやすくなります。

洗濯のり

ビンの中に入れる花材が造花である場合は問題ないのですが、ドライフラワーの場合は色が溶け出すことが多いようです。

ただ、この色が「溶け出す」部分に美しさを感じる方がいるのも事実です。デメリットととらえるかメリットととらえるかはあなた次第!?

以上のように専用オイルでも代用品でもそれぞれに注意点があることが分かりました。

あなたならどの素材をオイルとして利用しますか?初めて試しに作ってみるならば、私はベビーオイルを選びます。

理由はもし余っても体中に使えて、持て余すことがないからです。

そして作品が上手に作れるようになったら専用オイルを購入しようかな、と思います。ハーバリウム作りは花材の色を保つのが大切だと思っていましたが、「色が溶け出す美しさ」を楽しめる洗濯のりにも興味が湧きました。

まとめ

ハーバリウムのオイルについて調べていくと、透明で粘度の高いものなら比較的代用できるものが多いということがわかりました。

専用のオイルも安く購入できるものがありました。お店で売っているハーバリウムをみるとすごく技術が必要なインテリア雑貨に感じます。

でもオイルが身近なもので代用できると知り、難しさのハードルが一気に下がった気がしています!さらにオイルや代用品にはそれぞれの長所・短所がありましたので、以下にまとめました。

・購入しやすく花材が浮きにくいミネラルオイル。
・寒さに強いシリコンオイル、専用オイルとしては一番質が良い。
・ベビーオイルは植物性ではなくミネラルオイルを。一番代用されている。
・グリセリンは火の元に気をつけること。医薬品にも使われるしっかりとした商品。
・洗濯のりは中に入れるドライフラワーの色が溶け出す可能性あり。100均でも購入できる手軽さがポイント!

きちんとそれぞれの特徴を理解して、自分だけのハーバリウムを作りたいですよね。

私も今回調べてみて、予想以上に代用品があり費用が削れることがわかり嬉しく思っています。こんなに身近なものでハーバリウムが作れるのだったら、早速オイルを手に入れ、材料費は安くても心のこもった手作りのハーバリウムを母にプレゼントしたいと思います。

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