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激安ハーバリウムの作り方、100均の材料で簡単手作り!

ライターのpinoです。

最近人気急上昇のインテリア雑貨「ハーバリウム」。

私も2つ購入してリビングに置いているのですが、ガラス瓶の中に浮かんでいる色鮮やかな花が殺風景だった私の部屋を、一瞬にして上品で明るい雰囲気にしてくれました。

ハーバリウムに使われるドライフラワーやプリザーブドフラワーは、生花にも負けず劣らず色彩豊かでその美しさも長期間保たれています。

水の取り換えも不要なので、部屋に花を飾りたいけど手入れや買い替えが大変そう…と思っていた私にハーバリウムはぴったりなアイテムでした。

ただ、ちょっと値段がお高めですよね。

私は2つを6,000円くらいで購入したのですが、聞くところによると、多くの人が自分好みに作って部屋に飾ったりプレゼントにしているそうです。

自分で作るとなると、かえって材料費がかかり割高になるのでは?と思って調べてみたところ、なんと100均で買えるものを代用品に使って作れることが分かりました。

しかも、すきま時間で作れるほど作業は簡単そうなんです!

自分好みのハーバリウムが100均の材料で作れるなら、私も容器や花材も選んで色んなタイプのハーバリウムを作ってみたくなりました。

今回は100均で手に入るハーバリウムに使える材料と、ハーバリウムに使用するオイルの安い代用品を紹介した上で、それらを使ったハーバリウムの作り方をご紹介します!

世界で1つしかない、オリジナルのハーバリウムを作ってみませんか?
 


 

100均で手に入る材料

まずは、100均で購入できるハーバリウムの材料を紹介していきます。最近の100均は本当に色々なものがある上に、デザインも可愛いものが増えてきていますよね。「100均だから大したことない」なんてことは全くありません!ハーバリウム作りに必要な材料は4点です。

フタ付きのガラス瓶

100均にもハーバリウムによく使う細長いタイプはもちろん、色々な形のガラス瓶がありますが、今はやりのガラス瓶は、電球型ボトルです!大きめのものを作りたいのであれば、メイソンジャーのようなガラス瓶も素敵です。

ただし購入の際は、ガラス瓶にはフタが付きでないと使用できない点と、瓶の入り口が大きく開いているものの方が瓶の中にお花を入れやすくなる、という点を覚えておきましょう。

ハーバリウムの保存液

100均ではハーバリウム専用オイルは見かけませんが、ミネラルオイルが主成分のベビーオイルや、透明度と粘度がハーバリウムに使われるオイルに近い洗濯のりならハーバリウムの保存液の代用品として使えます。

一般的なハーバリウムオイルにはミネラルオイルやシリコンオイルなどが使われていますが、インターネットやホームセンターではハーバリウム専用オイルが1リットル2,000円~3,000円くらいで販売されています。

ハーバリウムオイルの代用品を100均で揃えられるとなると、材料費をかなり抑えられ嬉しいですよね!

中に入れる花材

ハーバリウムにはドライフラワーやプリザーブドフラワーが使われています。生花のままでは使えませんので注意しましょう。残念ながら100均ではドライフラワーなどはほとんど見かけません。ポプリくらいでしょうか。

そういった場合は、造花で代用することができます。また、着色されているドライフラワーは、オイルが濁る原因になりますので避けましょう。

ピンセット/ハサミ・ニッパー

絶対必要という訳ではありませんが、長めのピンセットがあると便利です。100均で造花を購入する方は、ハサミもしくはニッパーで造花の長さを整える必要があります。特に、造花には針金が使われていることが多いので、ニッパーは購入した方が良いでしょう。

他にも、100均で売られているガラス粒やネイル用のラメなどをオイルに混ぜて入れるとキラキラした作品ができますよ。このように100均であれば、造花を複数購入しても1つのハーバリウムがたった数百円で作れちゃうんです。

ちゃんとしたドライフラワーやプリザーブドフラワーを生花店などで揃えると、シンプルなものでも1,000円くらいはかかってしまいます。とりあえずお試しで作ってみたいと思っている人や、子供の自由研究に作らせようと思う人は、このくらいの予算なら気軽にできますよね。
 


 

ハーバリウムオイルの代用

先ほどハーバリウムオイルの代用品にはベビーオイルや洗濯のりが使えることをご紹介しましたが、そもそもハーバリウムの保存液として使える物の条件って何でしょうか。ハーバリウムに使うオイルは何でも良いわけではありません。

例えば、食用のサラダ油、オリーブ油などは燃えやすいですし、ハーバリウムオイルに比べて中に入れた花が浮きやすいので、ハーバリウムオイルには適していません。ハーバリウムに使えるオイルの条件は、以下の3点です。

・中に入れたオイルで、花が綺麗に見えるか。
光の屈折でゆがんで見えたり、透明度がなくて花が見えなくなってしまっては台無しです。

・オイルが重すぎないか、軽すぎないか。
花に比べてオイルが重いと全部浮いてしまい、軽いと全部沈んでしまいます。

・暑さ寒さにある程度耐えられるかどうか。
上でも紹介したように、サラダ油などは燃えやすいので危険です。逆に寒くなると濁ってしまうようなオイルもNGです。

 

これらの条件に当てはまれば、専用オイルを使わなくても満足のいくハーバリウムが作れますよ。

代用品① ベビーオイル

子どもから大人まで使っているベビーオイルは、ハーバリウムオイルの代用品として多くの人に使われています。その際に、しっかりと確認して欲しい点があります。ベビーオイルには、主成分がミネラルオイルのものと植物性オイルのものがありますが、必ずミネラルオイルが主成分のものを選んで購入してください。

植物オイルは安定性がよくないのでオイルの持ちが悪く、ハーバリウムが長持ちしない傾向があります。100均でもベビーオイルを販売していますので、主成分がミネラルオイルのものを探して購入しましょう。

代用品② 洗濯のり

こちらはオイルではありませんが、100均の造花を使う場合、洗濯のりは有効なハーバリウムオイルの代用品だと言われています。とろみもあるので花材が固定されやすく作りやすいですし、ドライフラワーより色鮮やかな造花は透明度が低い洗濯のりを使っても綺麗に見えます。

値段に関しても一番安いのでおすすめです。代用品ならばハーバリウムを作って残った場合、本来の用途として再利用できるので、その点もエコですよ!
 

ハーバリウムの作り方

さて、準備が整ったら実際にハーバリウムを作っていきましょう。作業自体はものすごくシンプルなので、細かいことが苦手な方でも簡単に作れます。ここでは一番材料費を抑えられそうな、洗濯のりを使ったハーバリウムの作り方をご紹介します。

工程① ガラス瓶を洗って、乾燥させましょう。

購入したガラス瓶の中と外をしっかりと洗って下さい。洗った後はガラスの中に水滴が残らないように必ず乾燥させましょう。いくらきれいに洗っても、水分が残っているとそこからカビや雑菌が繁殖してしまいます。

工程② 造花をカットし配置する。

購入した造花をニッパーかハサミを使い、カットします。そして、実際に瓶の中に入れながら造花の配置を行い、造花の長さの調節をします。オイルを注ぐと造花は上の方に浮いてくるので、造花の量が少なかったり短かったりすると全ての造花の配置が上になってしまうので、綺麗でなくなってしまいます!ガラス瓶の中全体に、まんべんなく造花を配置します。

工程③ 洗濯のりを注ぎフタをする。

購入した洗濯のりをゆっくりとガラス瓶の中に注いでいきます。最後はガラス瓶のフタを閉めます。その際オイルは気温が高くなると容量が大きくなるので、少し空間を残しておくとオイルがもれる危険性がなくなります。今回ご紹介した作り方は、こちらの動画で確認することができます。
 

【100均アイテムのみでハーバリウム作ったよ。【購入品紹介】(DAISO×キャンドゥ)】
 

 

途中、早送りしていますが、材料さえ揃えておけばのんびり作っても10分くらいで完成しそうですよね。多くの人が自分の作ったハーバリウムをインスタグラムなどに上げていますので、自分の好みと合った作品を参考にして、色々と試してみてください。
 


 

まとめ

購入するとちょっと高いなと思ったハーバリウムも、代用品を使えば100均のアイテムで材料を揃えて作れることがわかりました。ハーバリウムの容器として使うガラス瓶は、フタ付きの物であればOKです。初めて作る場合、広口の物は作業がしやすいですが幅のある瓶だと中に入れる花の位置がうまく決まらず難しさを感じてしまうかもしれません。

初心者の方には細身の瓶がおすすめです。家にあるメイソンジャーなどもハーバリウムの容器として使用できますよ。瓶の中に入れる花は、ドライフラワー、プリザーブドフラワーの代わりに造花が使えます。

100均で手に入るハーバリウムオイルの代用品としては、透明である程度の粘度があるベビーオイル(主成分がミネラルオイル)や洗濯のりがあります。ハーバリウムの作り方はオイルや花材が違っても基本の工程は変わりませんので、とても簡単だということが分かっていただけたと思います。
 

 

こちらでは、もう少し本格的なハーバリウムの作り方を紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。また、「安くても自分で材料を集めるのは大変だ」と思った方は、こちらを参考にしてください。
 

 

こちらでは、材料が全てセットになっており、作り方や完成図が一緒になっているキットを紹介しています。キットを使えば材料を集める手間もなく、綺麗な作品が簡単にできます。100均で材料を揃えれば安くても完成度の高いハーバリウムを作ることができると分かったので、私も好みの花を探してまずは今人気の電球型ボトルで作ってみようと思います!

皆さんも、100均で材料を集めて世界で1つのオリジナルハーバリウムを作ってみてくださいね。

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