いよいよ新学期!幼稚園から小学校への進学にワクワクするお子さん、進級して「また勉強が難しくなるかな?」とちょっぴり不安のあるお子さん、色々な想いとともにこの季節を迎えられることでしょう。
さらにお子さんと同じように親もまた「新しいクラスで頑張って!」という気持ちが沸きあがってくる季節です。
小学校に通う際、お子さんにとってランドセルが最大の相棒となりますが・・・そんなランドセルにとっても、「常に入っている相棒」がいることはご存知でしょうか?それが「筆箱」です。
時間割によって、学校に持って行く教科書やノートが変わっても、いつも同じ場所に入っている筆箱。あまり深く考えずに選んでいるかもしれませんが、実は勉強のしやすさにも関係してしまうほど筆箱選びは重要です。
今の時期、新学期に向けてお子さんの筆箱を見直して、ピッタリの筆箱を選んであげてください。
目次
小学生向け 筆箱選びのポイントは?
「必要なものが入ればいい」というだけでは済まない、筆箱選び。
以前は子ども自身が気に入ったものを買い与えていた親が多かったようですが、最近は学校から制約が出ることも増えてきました。どのようなポイントで筆箱を選ぶのが良いのでしょうか。
学校のルールを知る
お子さん自身が「使いたい」と思う筆箱を選ぶ前に、学校側からルールが決められていないかどうかを確認する必要があります。
学校側から使用を禁止されることが多い筆箱のタイプは以下の通りです。
- キャラクター柄のもの
- 缶タイプのもの
キャラクターのものについては、「授業に集中できないから」という理由が主なようです。筆箱だけでなく中に入れる鉛筆などについてもキャラクターのものはダメと言う学校もあるようですから、気をつけて選ぶ必要があります。
缶タイプのものに関しては「音がうるさいから」という点で禁止されています。フタを閉めていてもカチャカチャと鳴ってしまいますし、落とした時なども派手な音がします。周りに迷惑をかけない、という意味でも缶タイプは避けた方が良さそうです。
さらに、学年(特に低学年)によっては「両面開き」や「ファスナータイプのもの」が禁止される場合もあります。学校のルールに従いながら、お子さんが気に入る筆箱を選んであげるようにしましょう。
必要なものが入るかどうか
学年によって、筆箱に入れる必要のあるものが決まっています。
鉛筆5本・赤鉛筆・消しゴム・定規など
3~4年生
1~2年生のものに加えて、三角定規・コンパスなど
5~6年生
鉛筆・シャーペン・カラーペンなど
学年が上がるにつれて、必要なものが増えていきます。
場合によってはハサミも筆箱に入れているというお子さんもいらっしゃるようです。コンパクトでありながら必要なものが収まる筆箱が人気のようです。
中身が整理しやすいかどうか
筆箱の中身が増えると、どうしてもゴチャゴチャしてしまいます。必要な時に必要なものがサッと取り出せるように、ポケットや仕切りで整理しやすい構造になっているかどうかがポイントです。整理できないまま、必要なものの出し入れに時間がかかってしまうと、勉強にも支障が出てしまいます。
子ども自身が扱いやすいかどうか
小学校に入りたての子どもは、まだ指先も器用ではないことが多くあります。そのため、マグネットタイプで開閉できる筆箱が人気になっています。
鉛筆が個々に収納でき中身が一目で分かるものが好まれています。
持ち物が増えるにつれて、両面タイプのものやファスナー式のポーチタイプなどを持ち始める子どもが見られるようになります。お子さんの器用さ、整理整頓ができるかどうか、などに合わせて筆箱を選んであげてください。
ランドセルに収まりやすいかどうかも一つのポイントとなります。大きすぎる筆箱がランドセルの中で余計なスペースをとってしまうのは、子どもにとってストレスになってしまいかねません。
実際にみんなが使っている筆箱ってどんなもの?
筆箱選びのポイントをおさえたところで、実際に小学生がどのような筆箱を使っているのかをじっくりと見ていきましょう。
筆箱だけでなく、中に入れるおすすめの文房具も紹介しています。
まずは、女の子に人気の筆箱です。キャラクターものが禁止されていてもキラキラやカワイイものが好きな女の子。ルールを守りつつ、お気に入りの筆箱を上手に見つけています。
筆箱の写真・おすすめのポイントなどはこちらの記事でご確認いただけます。

続いて、男の子に人気の筆箱です。女の子に負けず「カッコイイ!」が大好きな男の子。スポーツメーカーのロゴ入り筆箱などが人気です。子どものテンションをうまく上げて、勉強へのやる気を引き出してくれます。
筆箱の写真・おすすめのポイントなどはこちらの記事でご確認いただけます。

学校がどうしても厳しくて、無地のものしかダメなの・・・という方にはこちらの記事がおすすめです。
シンプルになりがちな無地の筆箱でも、名入れでオリジナル感を出してくれるサービスや、無地でも機能・収納力に優れた筆箱を紹介しています。

筆箱に入れるものが増えてきたら、ファスナータイプのものが重宝します。
中身が見づらい、というイメージがあるポーチタイプの筆箱ですが、最近は「スタンド型」が登場して使いやすさがアップしました。
限られた机のスペースで場所をとることもなく、使いやすいものや口が大きく開いて安定するタイプなど、いろいろなタイプをこちらの記事で紹介しています。

こちらの動画では、小学校高学年の女の子の筆箱の中身をご覧になることができます。
【小学5年生】新しくなった筆箱紹介!【学校用】
中身は割と少なめでシンプルな印象を受けますが、コンパス・分度器なども入っていて充実していることが分かります。入れたいものが一つにまとまる筆箱って、重要ですね。
いかがでしたか。筆箱は単なる「筆記具の入れ物」ではなく、色々な角度から慎重に選ばなければならない重要アイテムであることが分かっていただけたかと思います。
今一度、お子さんが使っている筆箱を見直して、勉強がしやすくなる筆箱を選んであげてください。きっと、勉強に対する気持ちも変わり、勉強を楽しんでくれるようになることでしょう。