レインブーツのお手入れ方法を紹介、臭いやひび割れなどトラブルごとの対策まで

こんにちは。ライターのsaochiです。
雨の日ばかり続くと気分もどんよりしてきますよね。

そんな時でも歩くと足元がパッと明るくなったり、気分が晴れやかになったりするお気に入りのレインブーツを持っていますか?

最近ではいわゆる「長靴」ではなく、「おしゃれなレインブーツ」がたくさん売られていますよね。

私も長靴タイプだけどおしゃれカラーのレインブーツとスニーカータイプのレインブーツの2種類を買って、雨の日でも快適に過ごせるようになりました。

しかし、雨が続く時に連日履いたレインブーツを久しぶりに出してみると、なんだか嫌な臭いが気になるようになっていました。その時はすぐに履く予定がなかったので見て見ぬふりをしてやり過ごしたのですが、先日実家に帰ることがあり「あんたの長靴チョット臭いわね、洗ったら?」と玄関を通った母から指摘され、やっぱりあの臭いは気のせいではなかったんだとハッキリ自覚しました。

実家だったので良かったものの、友人宅や靴を脱いで上がるレストランに履いていくことを考えただけで冷や汗ものです。

そこで一念発起して、雨が降るたびにお世話になっているレインブーツの手入れをしようと重い腰を上げた時、母の「洗う」という言葉が気になりました。「レインブーツって上履きみたいに洗えるのかしら?」と疑問に思い、レインブーツのお手入れ方法について調べてみることにしました。

調べてみると、洗い方を始め、ちょっとお手入れしてあげるだけでレインブーツの寿命がぐんとのびることが分かり、これは絶対試してみるしかないと思いました。

水には強いレインブーツですが、素材のゴムならではのトラブルもしばしば起こります。

汚れの落とし方や消臭方法はもちろん、黄ばみ・ひび割れ・硬化といったゴムのレインブーツにありがちなトラブルの対策もあわせてご紹介していきますので、最後までぜひご覧ください。
 

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レインブーツを長持ちさせるお手入れ方法をご紹介!

さっそくお手入れ方法を紹介したいと思いますが、まずはレインブーツの素材について知っておく必要があります。

どれも同じゴムでしょ?と思いがちですが、実は「天然ゴム」「合成ゴム」という2種類のゴムが使われています。

それぞれ性質が違うので、どちらのゴムが使われているかで、お手入れ方法に違いがでてくるんです。

天然ゴムと合成ゴムの違いは?

レインブーツといえば、ゴム(ラバー)でできていますよね。

水を通さないので雨の日には最適な素材と言えるでしょう。

どれもゴム製なのにチョットお高めに感じるレインブーツがあったり、可愛い柄なのにとってもリーズナブルなものがあったりと、随分値段に差があると思ったことはありませんか?

この差は素材が「天然ゴム」「合成ゴム」かの違いによるんです。

天然ゴム

天然ゴムとは、ゴムの木から取れる樹液を原材料に作ったゴムのことです。

油や薬品類に弱く合成ゴムよりも劣化が早いという欠点がありますが、強度が高く傷つきにくいという特徴があります。

また、弾力性・伸縮性に優れています。

天然という貴重さに加え、レインブーツに必須である「傷に強い」という特徴も持ち合わせるので、値段が高くなります。

合成ゴム

合成ゴムとは、ゴムの木から取れる樹液に、石油を加えて作ったゴムのことです。

熱や寒さに強いという点では天然ゴムより優れていますが、力を加えると弱いという欠点があります。

逆に着色性がよく、扱いやすいという長所もあります。

そのため、色鮮やかでかわいいレインブーツには合成ゴムが多く使われています。

また、5,000円以下の比較的安いレインブーツの素材もこちらになります。

間違ったお手入れをすると、お気に入りのレインブーツをダメにしてしまうことがあります。せっかくお手入れしたのに履けなくなってしまってはとても残念ですよね。

お手入れに取りかかる前に、自分の持っているレインブーツの素材をしっかり確認するようにしてください。

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履いた後のお手入れってどうする?汚れてしまったら洗えるの?

革靴ならともかく、ゴムでできているレインブーツにお手入れなんて必要なのかしら?と思いますよね。私も玄関に脱いで、乾いたらまた履くというサイクルで使うことが多かったです。

お気に入りの靴はいつまでもきれいに履きたいので、帰ってきたら汚れを拭いたり磨いたり形を整えたりする方も多いと思います。

それと同じように、レインブーツもほんの少しのお手入れで、ゴム特有の劣化トラブルを防いで長く愛用できるようになるんです。

まずは天然ゴムでも合成ゴムでも使える基本の3ステップをぜひ試してみてください。

基本のお手入れ

①まずはぬれている外側を乾いた布で拭く。
ぬれたまま自然乾燥するとゴムの劣化が早まります。

②レインブーツの内側に消臭スプレーをかけて、臭いを予防します。
(それでも臭う場合の対策は後ほどご紹介しますね。)

③形を整えて、風通しの良い日陰に干す。
中に新聞紙や乾燥剤を入れておくと内側の乾きが早くなります。

お手入れの仕上げにレインブーツ用の保護剤をぬっておけば、さらに長く愛用できます。この保護剤は、買ったレインブーツを初めて履く前にもぬることで汚れなどもつきにくくなりますよ。

次に、汚れてしまった時についてです。

レインブーツが泥などで汚れてしまったら

ぬかるみを歩いたら泥がこびりついてしまった!なんてこともよくありますよね。

そんな場合はレインブーツを丸ごと水洗いしてみましょう。

内側まで洗えば臭い対策にもなりますよ。

こちらも天然ゴム、合成ゴム、どちらにも使えます。

①2リットルの水に対して小さじ1杯の洗濯用洗剤を溶かす。

②手やスポンジで優しくこすり洗う。
上履きなどを洗う時に使用する硬いブラシは使わないでくださいね、ゴムが傷ついてしまいます。

③シャワーなどで洗剤をしっかりと流す。

④タオルなど乾いた布で出来るだけ水分をふきとり、陰干しする。
靴乾燥機を使って乾かしてもいいですね。

天然ゴムと合成ゴムでお手入れが違うポイントは?

基本的なお手入れはどちらも同じですが、天然ゴムのレインブーツの場合は使っているとワックスがにじんで白い粉のようなものが浮いてきます。その際は「ラバーブーツ用保護剤」をぬっておくときれいになります。

この「ラバーブーツ用保護剤」がすぐに手に入らない場合でも、代用品としてホームセンターで手に入る「カー用品の保護つや出し剤」を使うこともできるんだそうです!

下の動画では、実際にその様子を見ることができます。

本当に大丈夫?と思いますが、動画を撮影したのは靴職人の方ですので、安心できます。

これひとつで車もレインブーツもきれいに出来て、とてもお得ですよね。

ほんの1分ほどでワックスのにじみがみるみる消える所は、見ているだけでとっても気持ちがいいです。
 

【ゴム長靴のお手入れにお勧めの「アーマオールプロテクタント」です。】
 

 

ただし、こちらは天然ゴム用のお手入れ方法になります。

合成ゴムにこの方法は使えませんので気を付けてくださいね。

お手入れするとどのくらいもつの?

レインブーツの平均寿命って知っていますか?

私は穴が開くまでだと思っていましたが、調べてみるとだいたい1~2年ほどと言われています。

なぜかというと、特にお手入れをせず1~2年も過ぎれば黄ばみやひび割れ・硬化など、なんらかのトラブルがおこってくるからだそうです。

雨の日に大活躍するレインブーツですが、パンプスやスニーカーと比べると使う回数はずっと少ないですよね。梅雨の期間も年に1回しか来ないのに、その1回だけで履けなくなってしまうと考えると、寿命が1~2年というのは意外と短いと感じませんか?

しかしキチンとお手入れをするだけで、その2倍の3~4年は長持ちさせることができるのです。

トラブルごとの対策「黄ばみ・硬化・ひび割れ・外側の臭い」

ゴムなんだから丈夫で当たり前、と思われがちなレインブーツですが、意外と繊細な面も持ち合わせています。

せっかくお手入れしたのに、黄ばんできたりひび割れたりしてがっかり・・・なんてこともしばしばです。

黄ばみやひび割れ・硬化、そしてゴム特有の臭いまで、それぞれの予防策を覚えておくとお気に入りのレインブーツを長く愛用できますよ。

黄ばみ

レインブーツは酸化すると黄ばんできます。

特に色が薄いものは黄ばみ(変色)が目立ちやすいです。

汚れたからといって上履き洗いのような強い洗剤で磨いたり、よく乾かそうと日なたに干したりするのも黄ばみの原因となります。

せっかくお手入れしたのに黄ばんでしまうとショックですよね。

黄ばみを予防するにはこちらの方法でお手入れしましょう。

予防策

普段のお手入れは外側を水で優しく洗い流し、しっかり水を拭き取ってから干しましょう。

干す際は風通しの良い日陰を選んでください。

硬化

ゴムは劣化すると硬くなりやすい素材ですので、時間とともに硬化が進むのは避けられません。輪ゴムなんかもしばらく前に留めていたものを外そうとすると、ポロっと切れてしまうことありませんか?あれが硬化です。

一度固まってしまうと熱を加えて戻すしかないので、家庭では直すことができません。

レインブーツの筒の部分を折りたたんだままにしてそのまま乾くとその形に固まってしまい、次に使う時に戻す時に表面が割れてしまうこともあります。

硬化を予防するにはこちらの方法で保管しましょう。

予防策

使った後は無理やり折りたたんだりせず、形を整えて保管します。

特に長期間しまう際は注意が必要です。

型崩れを防ぐブーツキーパーがなくても、サイズの合う空のペットボトルや筒状に巻いた厚紙などを中に入れることで代用できますよ。

ひび割れ

レインブーツの表面についた傷をそのまま放置しておくと、だんだんひび割れてきます。

しっかりと乾かすために直射日光に当てたり、早く乾かそうとしてぬれたレインブーツにドライヤーの熱風や扇風機の強風を当てたりすることも、残念ながらひび割れの原因となります。

ひび割れを予防するにはこちらの方法でお手入れしましょう。

予防策

ぬれたレインブーツは、干す前に乾いた布で表面を拭いておくと急激な乾燥を防げます。

干す際は、日なたではなく風通しの良い日陰に干しましょう。ブーツハンガーを使うと日陰でも乾きやすいですよ。

また、ラバーブーツ専用の保護剤を塗っておくと被膜ができて必要以上の乾燥を防げます。

外側の臭い

新しいレインブーツを玄関に出したら、玄関中がゴム臭くなったということはありませんか?せっかく気に入って買ったのに、臭いで気分が悪くなってしまうこともありますよね。

ゴムの臭いは時間が経つと自然に消えますので、風通しのよい所にしばらく干しておくと良いです。

でも出来るだけすぐに消したい!という場合は重曹水で洗う方法がおすすめです。

重曹水で洗う方法

ぬるま湯1リットルに対して大さじ1の重曹を入れる、これで重曹水の完成です。

重曹水の中にレインブーツを入れて、1時間程度つけおきます。

レインブーツの中まで重曹水が入っても大丈夫、中の臭いも一緒に落とせます。

よく洗い流して乾いた布で拭き取った後、陰干しすると臭いがかなり軽減されます。

もちろん、新品のレインブーツだけでなく、今まで使っているレインブーツで「やっぱりゴム臭いかも!」と臭いが気になった時にも、ぜひ重曹水で洗って消臭してみてください。

重層水の作り方はこちらを参考にしてください。

レインブーツの内側の臭いはどう対策すればいい?

レインブーツは水濡れから足を守ってくれますので防水性にすぐれています。

ということは、逆に考えると、足にかいた汗を逃がしてくれる通気性はないということです。人の足は1日200mlほど汗をかくと言われています。

そんな量の汗をレインブーツの中に閉じ込めておいては臭くなるのも当然ですよね。しかもレインブーツ独特のゴムの臭いもプラスされて、家に着いた時は顔をそむけてしまいたくなるほどの臭さになってしまうこともしばしばです。

まずはなるべく臭くならないように、予防方法をご紹介します。

レインブーツの悪臭予防法

①大事なのはレインブーツを素足で履かないことです。女性の場合は薄いストッキングも要注意ですね。できるだけしっかりと汗を吸ってくれる靴下を履きましょう。

②次に、脱いだ後は中まで湿気を取って乾燥させることです。

それでもなんだか臭うようになってくるのレインブーツの宿命です。

レインブーツの内側の悪臭は、レインブーツが汚れてしまった時のお手入れ方法やレインブーツ自体のゴム臭を取り除く方法と同じように、薄めた洗濯洗剤や重曹水でジャブジャブ洗ってしまえば取り除くことができます。ですが、乾かすのにはある程度時間がかかりますし、はりきって丸ごと洗った次の日に雨が降ってしまったら困りますよね。

こちらではレインブーツをぬらさずすぐに試せる3つの対処法をご紹介します。臭いのレベルによって組み合わせて試してみてください。

レインブーツの内側の臭い対策

①市販の消臭スプレーをかけた後、奥まで新聞紙を入れてしっかり乾かす。

②きれいな10円玉を5枚ほど入れて一晩おく。
10円玉に使われている銅には抗菌作用があり、水分と反応して発生する「銅イオン」が臭いの原因である雑菌を分解してくれます。
酸化していない銅の方が消臭効果は高いので、きれいな10円玉を使うのがおすすめです。きれいな10円玉がない場合はお手持ちの10円玉をお酢に浸しておくとピカピカになりますよ。

③重曹で消臭。
使い古しのストッキングや靴下に1/2カップほどの重曹を入れ、しっかり縛ってレインブーツの中に入れる。
ストッキングは、目があらく網目から重曹がこぼれてしまう恐れがありますので、2~3重にして使うといいですよ。

お気に入りのレインブーツを長く愛用するために、日頃から内側の臭いケアもやっておきましょう。

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まとめ

レインブーツはこまめに正しくお手入れをすると、汚れだけでなくゴム特有のトラブルを防げることが分かりました。

レインブーツは素材が天然ゴム・合成ゴムにかかわらず基本的なお手入れは同じで、「拭く→消臭→陰干し」の流れで行います。泥汚れを落としたい時は、水または薄めた洗濯洗剤でやさしく洗い流し、その後しっかりと水気をふき取ることがポイントです。

天然ゴムの粉ふきにはラバーブーツ専用の保護剤を塗ってきれいにしましょう。

これらのお手入れをするだけで、レインブーツの寿命が2倍くらいに伸びます。

ゴム特有の臭い・内側の臭いは、洗う時に重曹水を使うと効果的です。
重曹はほかのお掃除にも使えますので、これを機に常備していてもいいかもしれませんね。

重層水の作り方や使い方はこちらを参考にしてください。

ゴムならではのトラブル黄ばみ・ひび割れ・硬化は起こってしまうと直すことはかなり難しいので、事前の予防が大切になります。基本は陰干し→保護剤を塗る→形を整えて保管することです。これを守ればかなり防ぐことができます。

一見じょうぶそうなレインブーツですが、意外とデリケートなんですね。

日に当てたり急に乾燥させたりすると劣化してしまうなんて、なんだか自分のお肌のようだと感じました。お肌のように大切にケアしてあげると寿命がのびるという所も愛着がわいてきますよね。

お気に入りのレインブーツを見つけたら1シーズンでも長く一緒にいられるように、ぜひ適切なケアをしてあげましょう。

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