こんにちは。ライターの榎本です。
最近は家庭用のプリンターにスキャナーも備わっていてコピーなんかもできる複合機が普及しています。
我が家にも複合機があって年に1回くらい活躍するのですが、家庭用だとA4サイズまでしかスキャンが出来ないのが悩みの種です。
そんな時・・・私はコンビニへ走ります。
コンビニのマルチコピー機はコピーだけではなく、スキャンしたデータをスマホに直接保存することもできます。
今回は便利なコンビニでのスキャンについてご紹介します。
目次
コンビニのマルチコピー機でPDFを作れる!
コンビニのマルチコピー機で書類をスキャンして、PDFファイルとしてメディアに保存することができます。
全国各地のコンビニにあるマルチコピー機ですが、メーカーで分けると2種類しかありません。
セブンイレブンのものは富士ゼロックス製で、ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスなどその他のコンビニの多くはシャープ製です。
シャープ製のものは各コンビニでタッチパネルの表示などが多少違うものの、仕様はほぼ同じですので、この2種類のマルチコピー機についてそれぞれまとめました。
富士ゼロックス製(セブンイレブン)
セブンイレブンのマルチコピー機では、スキャンしたデータをUSBまたはスマホに保存することができます。
スマホに保存するには、あらかじめ無料アプリ「マルチコピー」をダウンロードしておく必要があります。
セブンイレブン マルチコピーアプリ
L、はがき、B5~A3・料金
1枚30円・保存できるファイル形式
PDF、JPEG(カラーのみ)、XPS、XDW、TIFF・その他
カラー/白黒の設定ができます。
スキャンする際には手順がガイドされるので初めてでも簡単にできますが、下記でスキャンの流れをご紹介します。
操作の方法
※スマホに保存する場合はマルチコピーアプリのダウンロードを!
1 セブンイレブン店内のマルチコピー機のタッチパネルで、「スキャン」をタッチする。
2 スキャンデータの保存先を、USBかスマホどちらか選んでタッチする。
・USBに保存する場合
画面の指示に従ってUSBメモリをセットする。
・スマホに保存する場合
使用する端末をiPhone/iPadまたはandroidから選ぶ。スマホのアプリを開いて、スキャンをタッチして容量を確認する。
3 マルチコピー機で、読み取りサイズ・カラー・ファイルの保存形式を選ぶ。
4 読み取りたい面を下向きにして原稿を機械にセットし、プレビューを確認してからスタート(保存)ボタン押す。複数枚スキャンする場合はここで続けてスキャンします。
5 (スマホに保存する場合)
スマホを確認し、Wi-Fiの「711_MultiCopy」を選ぶ。
接続できたら、アプリを開いて「スキャン一覧」から「接続」する。表示された接続番号をマルチコピー機に入力する。
6 代金を入れて、保存。
現金またはnanacoで支払いできます。
スマホのアプリで、保存結果を確認しましょう。
シャープ製(ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスなど)
シャープ製マルチコピー機ではスキャンしたデータはUSBのみに保存することができます。
L、2L、B5~A3・料金
1枚30円
・保存できるファイル形式
PDF、JPEG(カラーのみ)
・その他
カラー/白黒の設定ができます。
下地を消去することができます。
<やり方>
1 マルチコピー機のタッチパネルから「スキャンサービス」を選択する。2 メディア挿入口にUSBメモリーを挿入する。
3 カラーモード・ファイル保存形式・画質・原稿の大きさを設定する。
4 スキャンしたい面を下向きに、原稿をセットして「原稿読み込み」をタッチする。スキャンした原稿を取り忘れないよう、注意してください。
USBに保存する場合は十分な空き容量のあるものを使いましょう。指示があるまでUSBは抜かないでください。
写真のスキャン、PDFとJPEGどっちがいい?
コンビニのマルチコピー機では紙媒体のものはほぼなんでもスキャンしてデータにすることができます。
保存ファイル形式はよく使われるものはPDFとJPEGですが、それぞれどのような場合に適しているのでしょうか?
PDFは文書向け
テキスト情報の他、フォントや画像などを含むレイアウトを再現し、紙に印刷するのと同じプレビューのような状態でイメージを保存します。
また複数枚でも1つのファイルに保存することができます。
JPEGは画像向け
デジカメなどで撮影したサイズの大きい画像でも、見た目の質をあまり落とさずに圧縮することができます。
JPEGはカラーかグレースケールにしか対応していません。1枚の画像を1つのファイルに保存します。
スキャンしたデータはどうやって持ち帰るの?
コンビニによって異なりますが、
- USB
- スマホに保存
がおススメです。
データ化した書類や写真は、USBやスマホといった小さなメディアに入れて持ち歩け、パソコンを通してSDやCDなど他のメディアに移すこともできます。
また、メールに添付するなどデジタルな扱いができとても便利です。
フリーメールでは添付できるファイルの容量はだいたい25MBまでですが、メールでデータとして添付する場合、ビジネスマナー上は2MBくらいまでが適切とされています。
あまりに大きなデータだと受信に時間がかかったり、受信できなかったりします。モバイル端末で受信するケースも増えているので、その場合先方に負担をかけてしまう恐れがあります。
メールに添付する時にはファイルのサイズも少し気にしておくと良いでしょう。
A4サイズまでなら自宅に複合機の検討も
A4サイズまでなら家庭用のコピー機でもスキャンすることが可能です。
急遽PDFデータにしなくてはいけない場面が多い人は、家庭用コピー機を1台置いておくことであわてずに用意することもできます。
おススメはエプソンの複合気カラリオプリンターです。
1万円を切る手ごろな価格で、十分すぎる機能がついていますのでぜひご家庭に1代は置いておきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
外出先でもコンビニに行けばPDFデータにすることができます。
スマホやUSBに保存できるので持ち運びも便利です。困ったときはお近くのコンビニに駆け込みましょう。
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