ライターのMichelleです。
突然ですが、あなたのメインバンクはどこですか?
私の場合、幼い頃に両親が通帳を作ってくれたのが旧・三和銀行だったため、現・三菱東京UFJ銀行を使い続けています。
幸い、社会人になってから給与振込などにも利用できたので、実質のメインバンクは三菱東京UFJでした。
ところが、大人になってネットオークションに参加したりするようになると、意外と「ゆうちょ銀行」の使い勝手がいいことを知ります。
さらに子どもが生まれて児童手当や学校給食の手続きをすると、お役所や学校側からゆうちょ銀行の口座を指定されるようになりました。
結果、今はゆうちょ銀行の方がメインバンクになっている状態です。
全国にあるゆうちょ銀行は使い勝手がよく、安心ですが・・・ちょっとした振込や預け入れ、記帳をするためにわざわざ郵便局に出向くのは、面倒な気がする時があります。
そんな時は、コンビニATMが利用できれば楽なのになぁ・・・としみじみ思います。
でも、郵便局以外にあるATMだと手数料がかかっちゃう?それは、ちょっと嫌かも。笑
そこで、コンビニATMでゆうちょ銀行の口座を利用したらどれくらいの手数料がかかるのかを調べてみることにしました。
なんと、利用するコンビニによって色々な違いがあるんです!損をしないためにも、しっかりと勉強しておきましょう。
ゆうちょが使えるコンビニATMはどこ?手数料が安いところは?
2016年現在、ほとんどのコンビニにはATMが設置されています。さらに、そのほとんどでゆうちょが利用できるようになっています。(まれに地方のコンビニや、店舗のスペース上の都合でATMが設置されていない場合もあります)まずは、自宅の最寄りにあるコンビニにATMが設置されているかどうかを確認しておきましょう。
で、気になるのが手数料です。コンビニATMの手数料は、預け入れや払戻しといった手続きに関係なく、利用する時間によって変わってきます。
セブン銀行ATM
平日 8:45~18:00 108円
土曜日 9:00~14:00 108円
上記以外 216円
※毎日23:55~0:05は休止
ローソンATM
・みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行が管理している場合
平日 8:45~18:00 108円
土曜 9:00~14:00 108円
上記以外 216円
※火曜~土曜23:55~0:05、日曜20:10~月曜6:30は休止
・伊予銀行が管理しているATMの場合
平日 8:45~18:00 108円
土曜 9:00~14:00 108円
上記以外 216円
※火曜~土曜23:55~0:05、日曜20:00~月曜7:00は休止
・上記以外のATM利用の場合
平日 8:45~18:00 108円
土曜 9:00~14:00 108円
上記以外 216円
※火曜~土曜23:55~0:05、日曜21:00~月曜7:00は休止
E-net
※23:55~0:05(月曜・祝日の翌日は前日の23:55~6:00まで)は休止
月曜 6:30~8:45 216円
8:45~18:00 108円
18:00~23:55 216円
火曜~金曜 0:05~8:45 216円
8:45~18:00 108円
18:00~23:55 216円
土曜 0:05~9:00 216円
9:00~14:00 108円
14:00~23:55 216円
日曜・祝日 0:05~23:55 216円
※ATMによって21:00以降は利用できない場合があります。
ゆうちょATM
毎日 0:05~23:55 無料
※第3月曜のみ0:05~7:00まで休止
◎サークルKサンクス
月曜 7:00~8:45 216円
8:45~18:00 108円
18:00~23:55 216円
火曜~金曜 0:05~8:45 216円
8:45~18:00 108円
18:00~23:55 216円
土曜 0:05~9:00 216円
9:00~14:00 108円
14:00~23:00 216円
日曜 8:00~23:00 216円
※祝日の利用時間は、該当する曜日と同じになりますが、手数料は216円となります。
上記の通り、ファミリーマートにあるゆうちょATMを利用すれば手数料は無料です。ただし、それ以外は、どのコンビニATMでも時間帯によって108円か216円の2通りの手数料の設定になっています。少しでも節約をするなら、ゆうちょATMを設置しているファミリーマートを探すか、108円の手数料の時間帯に利用するのがポイントです。
2017年中に、全国4,000店舗のファミリーマートにゆうちょATMが設置されることが発表されています!詳しくはこちらの動画をご覧ください。
【ファミマと日本郵便 ATMや荷物やり取りでタッグ(16/04/05) 】
ファミリーマートのゆうちょATMの数が増えれば、断然便利になりますね!
利用時間と限度額を教えて
◎利用時間
手数料の項目でお伝えした通りです。ただし、年末年始やゴールデンウイークなどは、通常とは違う休止時間が発生することがあります。各コンビニのHPなどで発表がありますので、利用前に確認をするようにしましょう。
◎コンビニATMで利用できる限度額は?
近くにあって便利なコンビニATMですが、利用する際には気をつけたいポイントがあります。それが「利用限度額」です。こまめに出金をしていると手数料がかかりますから、「一度で多めにおろせばいいや」と思う方もいらっしゃるでしょう。
また、「急に大金が必要になった!」という場合もあるでしょう。そんな時にネックになるのが「利用限度額」です。
・1回の限度額と1日の限度額
ATMの利用については、まずは使用するキャッシュカード発行元であるゆうちょ銀行が限度額を設定しています。さらに「1回で利用できる限度額」と「1日あたりの限度額」が設定されています。ゆうちょ銀行では、1回あたり・1日あたりの利用限度額がともに初期設定で50万円となっています。
ですが、窓口で手続きをすることで1日あたりの限度額を増減することができます。(1日あたりの限度額を減らすのであれば、ゆうちょATM・ゆうちょダイレクトで変更可能です)ただし、ファミリーマートに設置されたATMでの1回あたりの利用限度額は20万円です。
もし50万円を払戻ししたいなら、「20万円x2回、10万円x1回」の手続きをすることになります。この場合、利用手数料が3回分必要となりますので、気をつけましょう。こちらの記事ではコンビニATMの利用限度額について詳しく紹介しています。参考になさってください。
ゆうちょ銀行へ振り込みや預け入れできる?通帳記入は?
では、コンビニATMからゆうちょ銀行へ、振込・預け入れ・通帳記入ができるのかどうかについて見ていきましょう。
◎振込
コンビニATMと提携している銀行のキャッシュカードを持っていれば、ゆうちょ銀行への振込をすることができます。この場合、カードでの手続きしかできず、現金での振込はできません。振込の手数料は、キャッシュカード発行元の銀行によって異なります。だいたい210~300円程度かかります。
◎預け入れ
預け入れは、手数料が必要となります(※)がすることができます。詳しい利用時間帯・手数料に関しては、上記手数料の項目にてお伝えしました。
※ファミリーマートのゆうちょATMを除く
◎通帳記入
コンビニのATMは省スペース化や、人件費などの経費削減のために最小限の機能しか備えていません。そのため、ゆうちょ銀行に限らず、全ての金融機関の通帳を利用することができません。
何度かの取引の記録を通帳に記帳したい場合は、郵便局にあるATMか駅前・大型ショッピングモールなどに設置されているゆうちょ銀行の通帳が利用できるATMを利用する必要があります。
まとめ
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスにあるほとんどのATMでは、時間帯によって108円・216円の手数料でゆうちょ口座への預け入れ・払い出しをすることができます。ファミリーマートにはゆうちょATMが設置されている店舗もあり、そのATMであれば手数料が無料になります。
・利用時間と限度額を教えて
◎利用時間
平日は23:55~0:05に休止していることが多くあるコンビニATM。土日祝日はATMによって利用可能時間が異なりますので、ご注意ください。
◎コンビニATMで利用できる限度額は?
ゆうちょ銀行の1回あたり・1日あたりの利用限度額は初期設定では50万円です。(窓口での手続きによって1日あたりの限度額を増減することが可能)ファミリーマートのATMでは、1回あたり20万円までしか利用することができません。そのため、20万円以上の利用をする場合には、必要回数分の手数料がかかることになります。
・ゆうちょ銀行へ振り込みや預け入れできる?通帳記入は?
◎振込
コンビニATMと提携している銀行のキャッシュカードを利用することで、ゆうちょ銀行への振込が可能です。その際、210~300円程度の手数料がかかります。
◎預け入れ
ファミリーマートのゆうちょATM以外は108円・216円の手数料(利用時間によって変動)で、口座への預け入れができます。ファミリーマートのゆうちょATM利用であれば、無料で可能です。
◎通帳記入
コンビニATMでは通帳の取り扱いをしていないため、通帳記入はできません。
いかがでしたか?
コンビニATMは手数料がかかるもの、と思っていましたが・・・ファミリーマートのゆうちょATMなら無料で利用できるんですね。
残念ながら、通帳記入はできませんが・・・今まで以上にゆうちょ銀行が身近に感じることができました。
今後、振込などで利用銀行が選択できる場合にはゆうちょ銀行の口座を選んで、コンビニからササッと手続きをしてみよう!と思います。