こんにちは。ライターのReilaiです。
様々な商品についているベルマークですが、「使用済みのインクカートリッジ」もベルマークに交換できることはご存知でしたか?
お子さんの学校や幼稚園からのベルマーク回収のお知らせで、インクカートリッジもベルマークに交換できることを初めて知るお母さんも多いのではないのでしょうか?
実は私も知らなかったのですが、調べてみると2005年頃からインクカートリッジもベルマークに交換できるようになっていたようです。
ベルマークを1枚1枚集めるのは手間もかかり大変ですが、インクカートリッジなら交換率もよく、楽に回収できます。
ですから、ベルマークよりインクカートリッジの回収に力を入れているところの方が最近は多いようです。
パソコンを使用したり写真をプリントしたりするために家にプリンターがあると、使用後のインクカートリッジの処分に困ることはありませんか?
家電量販店で専用の回収ボックスがありますが、なかなか行く機会がなく使用済みカートリッジがたまってしまうなんてことは私だけじゃないと思います。
たまってしまっているインクカートリッジがベルマークと交換できるなら、処分とボランティア活動が同時にできて一石二鳥ですよね。
ただこのインクカートリッジ、全てものが対象というわけではないところが要注意ポイントです。
「せっかく集めたのに回収してもらえなかった!」なんてことにならないように、回収対象のインクカートリッジについてご紹介したいと思います。
目次
互換インクカートリッジはベルマークに交換できない?
インクカートリッジの種類を調べる
インクカートリッジにも様々な種類がありますので、まずはどのような種類があるのかご紹介します。大きく分けるとインクカートリッジには「純正インク」と「非純正インク」の2種類あります。
- プリンター製造メーカー各社が作っている
- 純正品とも呼ばれる
- 品質が良い
- 値段は高め
- 純正メーカー以外が作っている
さらに3つに分けられ「互換インク」はこれに含まれる。 - 品質は会社ごとに異なる
- 値段は純正インクよりも安い
この2つのインクカートリッジのうち、ベルマークと交換できるのは「純正インク」のみとなります。
よって非純正インクである互換インクカートリッジはベルマークと交換することはできません。回収する際はお手持ちのインクカートリッジが純正なのか非純正なのかを確認しておきましょう。
回収の方法を選ぶ
インクカートリッジの回収は基本的に学校単位で行われていますが、個人でもベルマークへと交換する方法があります。
個人で交換できるエプソン
エプソンでは初めに会員登録を済ませると専用回収箱を請求できるようになります。回収箱が届いたら回収対象のインクカートリッジを入れ、申請をすると回収してもらえます。
ポイントは自然保護団体へ寄付するか、ポイントとして還元するか選ぶことができます。
個人で交換できるブラザー
ブラザーも個人で回収できます。
請求シートに必要事項を記入しFAXで送信。すると、専用回収箱(右記サイズ)と着払い伝票をを送ってくれるので、回収する商品をブラザーに送り返しましょう。
詳しくはこちら↓
ブラザーホームページ(ベルマーク運動)をクリック
個人で交換できないキャノン
キヤノンでは残念ながら個人での回収は対応していないようです。その場合はベルマーク運動をしている近隣の学校へ持ち込み回収してもらいましょう。
キャノンのベルマークに関してはこちら↓
キャノンホームページ(活動をはじめる前に)をクリック
大学や公民館などでもベルマーク運動をしているところはありますので、一度確認してみるのもいいかもしれません。
個人で集めポイント化されたベルマークは直接「ベルマーク教育助成財団」へ送ると、参加学校へ振り分けられ有効利用してもらえます。
もしお子さんの学校がベルマーク運動へ参加していない場合は、近隣の学校などへ確認して回収してもらえるところを把握し、ポイントを活用してもらいましょう。
ベルマークに交換できる対象メーカー、対象商品はこれ!
ベルマークに交換できるのは、純正インクのみだということが分かりました。
では、ベルマークに交換できる対象メーカーはどこなのでしょうか?現在ベルマーク運動に参加しているメーカーは、「エプソン」「キヤノン」「ブラザー」の3社のみとなります。ではそれぞれの企業で対象となっている商品をご紹介します。
〈エプソン〉
・カラリオ系インクカートリッジ
・大判インクジェットプリンターカートリッジ
他にも「ビジネスインクジェットプリンターカートリッジ」と「トナーカートリッジ」というものがありますが、家庭で使用しているプリンターのインクカートリッジとしては上記2つが多いかと思われます。
〈ブラザー〉
・Mymio、JUSTIO インクカートリッジ
・JUSTIOトナーカートリッジ
・JUSTIO ドラムユニット
ブラザー製品をご家庭でご使用される際に多いのは、インクカートリッジになるかと思います。
型番は、「インクカートリッジ」「トナーカートリッジ」「ドラムユニット」の全てが対象になります。ただし必ず純正に限りますのでお気を付けください。
キヤノン(学校のみ対応)
キヤノン製品はすべての「インクカートリッジ」「インクタンク」「一体型トナーカートリッジ」が回収対象になります。
インクカートリッジ1個でベルマーク何点になる?
これまでで、どのメーカーのどの商品がベルマーク運動の対象になるかをお伝えしましたが、インクカートリッジって1つ何点になるのでしょうか?
一般的な商品についているベルマークだと1枚0.5点と1点にも満たないものがほとんどです。
一般的な商品
- 文房具やスナックなどは、0.5点~1点
インクカートリッジ
- 形の小さなインクカートリッジは、1つ5点(
- 形の大きなインクカートリッジは、1つ50点
ご家庭で使用されるプリンターで使用されるインクの色は1種類ではありませんから、交換する時期になると4個から6個変えなければなりませんよね。
必然的に4個交換すれば〈20点〉、すべて交換してしまえば〈30点〉と多くの点数が稼げます。
そして、形の大きなトナーカートリッジなどは1個で〈50点〉とさらに高点数になるので、もしご家庭にお持ちであればぜひともベルマークへの交換をお勧めします。
ベルマーク運動に参加している学校は多くても、食料品や文房具に付いているベルマークは1つ1つの点数が低いためになかなか点数が稼げない、という声も多くあります。集計する係のPTAの方々もかなりの労力となり、取り組み自体をやめてしまう学校が多いのも事実です。
そんな中、簡単に点数が得られるインクカートリッジはベルマーク運動にはもってこいの製品なのかもしれませんね。
まとめ
これでインクカートリッジもベルマークに交換できることが分かりました。
対象になる製品も分かりましたね。今までは商品の包装袋についている小さなベルマークを洗って切って持っていくという作業をしていたお母さんも、インクカートリッジならまとめて回収してもらうだけなので手間もかかりません。
とっても楽に回収できて得られる点数も高いので、回収する係の方も楽に作業ができ、双方にメリットがある活動となります。
私もそろそろ使用済みインクカートリッジがたまってきているので、取り組みをしている学校で回収してもらおうと思います。