どれだけ脇役に徹するつもりでもどうしても周囲の目を集めてしまうのが晴れの日のお母さんたちの服装。地味すぎても派手すぎてもダメ。滅多に着ない、みんなと同じようなスーツなんて買いたくないけど、子どもに気まずい思いもさせたくない。
子どもの就学期には機会の増える式典への出席ですが、式の意味合いによっても守るべきドレスコードは違ってきます。
ここでは「小学校の卒業式」に絞って、お母さんたちの常識ある服装とはどのようなものかをまとめました。
まず何を準備するのかを把握する
【子どもの小学校卒業を経験されたお母さん号泣!/ 卒業式ソング】
卒業するあなたへ~作詞作曲SarahSugimoto
卒業式まで、お母さんの準備は本当に大変。
ここをチェックしてスムーズに進めましょう。小学校の卒業式まとめ、服装や髪形、メッセージなどをチェック!
ルールを守りつつ華やかにまとめたい、卒業式の服装
「何を着るか」の前に、卒業式でのルールをおさえておきましょう。
① 色はシックなカラー(グレー・ネイビー・黒など)で
卒業式には「お別れ」の意味合いも強く、喜びを大きく表現する場ではありません。かといって弔事でもありませんから、インナーや小物などで華やかさをプラスするのが上品です。
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② スカートは膝丈
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ミニスカートは言語道断ですが、ロング丈もふさわしいとは言えません。基本的に卒入学式は略礼服で出席と定められていることが多く、パンツスーツもマナー違反ではありませんが、スカートの方が格式高いとされています。
長時間座ることになりますので、シワになりにくい素材のものが安心です。
③ ストッキングは必須
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色はベージュ系のものを選びましょう。素足もいけませんが、おめでたい場に黒はふさわしくありません。
④ 靴はパンプス、ヒールは3~5cmくらいのものを
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ピンヒールなどの高すぎる靴や、かかとがペタンコの靴も上品とは言えません。つま先やかかとをカバーしているパンプスは、冠婚葬祭には必ず必要になりますし、意外と歩く距離が長かったり立ちっぱなしになったりすることも多いので、履いていて楽なものを用意しておくと便利でしょう。
事前に磨いておくことも忘れてはいけません。
⑤ ネックレスはパールが無難
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ゴールドやシルバー、宝石類は場所を選びます。厳かな式典にはパールが上品です。
⑥ バックはカジュアルすぎないものを
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できればスーツと同系色の落ち着いたものが良いでしょう。これも靴と同様、式典用のものがひとつあると便利です。
⑦ コサージュは左胸に
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上向き、下向きなど、コサージュに細かい決まりはありません。生花にするなら、予約や保管場所などの手配は早めにしておきましょう。
⑧ コートはダークカラーが無難
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まだまだ寒いこの時期、コートがあると助かります。これもやはり、普段着ているものとはいかないのがつらいところ。フォーマルなものを一着持っていると安心です。式の間は脱いで膝に置いておく場合が多いので、ショートかミドル丈のものが選ばれています。
☆ 和装
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ここでまとめた洋装とはルールも異なり、着付けやセットの段取りも加わります。和装での出席を検討されるなら、スケジュールの調節をしておきましょう。
持っておきたい5つの小物
① スリッパ・靴袋
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この日は体育館にシートが敷いてあるという学校も多いのですが、土足禁止で上履きが必要な場合は注意しましょう。来賓用のものを貸してもらえる学校もありますが、底が薄いので冷えます。足元の寒さ対策にもなるものがあると安心です。
② A4サイズの紙が入るサブバック
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できれば折りたたんでバックの中に入れておけるものがよいでしょう。式終了後に返却物や配布物があったり、荷物は多くなりがちです。
③ 防寒具
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使用を禁止されているのでなければ、ストールなどがあると助かります。必要ならカイロも用意しましょう。
④ 水分
乾燥で咳が出たりすることもあります。持っておけば周りの人にも迷惑がかかりません。
⑤ ハンカチ・ティッシュ
フォーマル用の薄いドレッシーなものを用意していることは多いようですが、予期せぬ思いや演出に涙が止まらなくなることも。しっかりしたハンカチが一枚あると助かります。また、目元の化粧崩れなどにはウエットティッシュが役立ちます。
小学校の卒業式では、「卒業証書授与式」とした格式高いものは保護者として初めてという方も多く、最低限のものをそろえるだけもかなりの出費になります。
今後も使えるものや、投資してでも揃えておきたいものでなければ、オークションを利用したり、インターネットで格安のものを見つけることもできます。
お子さまの6年間を締めくくる晴れ舞台ですから、ため息ではなく、笑顔で準備を進められるといいですね。
他にも準備の多い卒業式、こちらの記事から卒業に必要な準備がわかります。
余裕を持って本番を迎えるために必見の項目です。