お子さんが5年生ともなると、親はなかなか宿題のチェックもしませんね。でも、意外と最後まで残りがちなのが「自由研究」の宿題です。
夏休みの終わりに焦って仕上げるのではなく、早いうちに取り組んで終わらせてしまうのがオススメです。
今回は、時間をかけて砂糖の結晶の観察をする「ロックキャンディー作り」と、図鑑やインターネットを使って宇宙を知る「惑星調べ」についてご紹介します。
ロックキャンディーを作ってみよう
実験の後は食べる楽しみもある、ロックキャンディー。
頑張った分だけ大きなキャンディーが楽しめますよ。
・グラニュー糖 約250g(水100mlに対して)+分量外(適量)
・水 100ml(砂糖250gに対して)
・透明なガラス瓶またはプラスチックコップなどの容器(200mlほど入る、耐熱のもの)
・スティック(タコ糸でも可)
・洗濯ばさみ(割り箸でも可)
・アルミホイルまたはラップ
・鍋
・計量カップ
・はかり
・スプーン
・食紅 適量
<かかる時間>
・数日
<準備>
・実験に使う道具はあらかじめきれいに洗っておく
・グラニュー糖250gと水100mlをはかっておく
<手順>
1)鍋に水・グラニュー糖を入れる
2)1の鍋を火にかけて砂糖を溶かす
※熱で溶けた砂糖水は高温になります。火の取り扱い・砂糖水の取り扱いに気をつけましょう。
3)グラニュー糖が溶けたら火を止めて、冷ましておく
4)容器の口に洗濯ばさみを橋渡しするように置き、スティックの先が容器の中央になるように調節しておく
※橋渡しした割り箸にタコ糸を結び付けてぶら下げても作れます
5)4のスティックの先端に砂糖水をつけて、グラニュー糖(分量外)をまぶしつける
6)容器に食紅を数滴入れ、溶かした砂糖水を流し入れてよくかき混ぜる
7)5のスティックが容器に垂直になるように置く
※容器にゴミが入らないようにアルミホイルやラップで蓋をして、観察をする(途中経過が分かるように写真を撮っておきましょう)
8)砂糖水の表面が固まったら、フォークなどで表面の砂糖を割ってスティックを取り出して、容器に残った砂糖の塊を取り除く
9)取り出したスティックは別の容器にセットし直し、8の砂糖水を再度入れる
10)結晶が十分な大きさになったら容器から取り出して、空の容器や皿の上などで乾燥させれば完成!!
コチラの動画では、上記の手順を動画で確認することができます。英語での説明ですが、上記の手順が分かっていれば、映像を見るだけでお子さんにも理解できます。
【HOMEMADE MAPLE ROCK CANDY. ( SUGAR STICKS)】
そのままおやつにしてもいいですし、コーヒーや紅茶を飲む際に添えて使うことも出来ますよ。結晶は砂糖以外にも食塩・ミョウバン・重曹などでも作ることが出来ます。
惑星調べ
私達の住んでいる地球は、「太陽系」に属しています。太陽系の惑星について、太陽から距離や大きさ・衛星の数などを調べてみましょう。
・惑星に関することが載っている図鑑や本
・色鉛筆
<基本データ>
・太陽系の惑星の名前・数
・惑星の大きさ(直径や重さ)
・太陽からの距離
・衛星の数
・自転にかかる時間・公転にかかる時間
<もっと調べてみよう>
・今までにどのような手段で、その惑星が探査されてきたのかをインターネットなどを使って調べてみると面白いですよ。
・どんな探査機がどれくらいの時間をかけてその惑星までたどり着いたのか、どのようなものが発見できたのか(持ち帰ったもの)などを調べてみましょう。
<まとめ方>
画用紙や模造紙に太陽系のイラストを描き、それぞれの惑星の隣に星のデータ(名前・大きさなど)を書きましょう。
一目でそれぞれの星のデータが比較できると見る人も分かりやすくなります。
各惑星の詳しいデータは星ごとにまとめてみると、分かりやすく仕上がります。
小学5年生ともなると、火の取り扱いにも十分な注意ができるようになります。大人は事前に説明をして、見守る程度でも十分に取り組むことが出来るでしょう。(火を取り扱う場面を完全に子どもに任せてしまうのはやめましょう。)
実験を通して、お子さんの成長を感じることが出来るのではないでしょうか。宇宙に関しては、インターネットを利用することで最新の情報を手に入れることが出来ます。
この機会にインターネットの扱い方・気をつける点などを家族で話し合ってみるのもいいですね。