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人気ランドセルメーカー☆土屋鞄・鞄工房山本・池田屋を徹底比較!

来春のランドセルを選ぶ時期が早くもやってきました。

近年は新年度が始まると同時に、翌年度入学者向けのランドセルの新作が発表され始めます。

ですが、実際に購入するランドセルを絞り込むのは、秋から冬にかけてという方が多いようです。

入学前のお子さんが体に比べてまだ大きく見えるランドセルを笑顔で背負っている姿を見るのは、両親だけでなく祖父母にとっても嬉しいものです。

孫が「欲しい」と言ったランドセルを購入し、プレゼントするのを楽しみにしているおじいちゃん・おばあちゃんも多いのではないでしょうか。

イマドキのランドセル、どんなものがあるの?

小学校6年間をともに過ごすランドセル、慎重に選びたいですよね。

ランドセルを選ぶにあたり、今は色々なメーカーを比較検討できる時代になっています。

今回は、その中でも人気メーカー「土屋鞄」「鞄工房山本」「池田屋」のランドセルについて比較したいと思います。

 

 

創業50年の老舗 土屋鞄

1965年、ランドセルを作ることから始まった土屋鞄の歴史。

当初は職人が2人しかいない、小さな工房でした。

6年間、子どもにとって相棒となるランドセルを、メイド・イン・ジャパンにこだわって1つ1つ製造しています。

土屋鞄製造所
☆所在地
〒123-0841
東京都足立区西新井7-15-5
TEL 03-5647-5123

関東に本社を含む8店舗、東海に1店舗、関西に3店舗、九州に1店舗あります。(軽井沢に工房、台北にも1店舗あります)

<特徴>

1)素材は4種類
天然素材の「総牛革」「コードバン」「ヌメ革」と人工素材の「クラリーノ」から選べます。

2)デザイン
ランドセルがもっとも美しく見える「丸みを帯びたライン」を重視、四角い鞄になりがちなランドセルに上品さを持たせています。

作家とコラボした「軽量クラリーノFアトリエ」はランドセルを開けるのが楽しくなるような、カラフルでポップなイラストが内側に描かれています。

昔ながらの伝統と新しい試みを融合させながら、時代の変化と共に愛されるデザインを取り入れています。

3)縫製
糸の太さ・ミシンをかける位置・ピッチの大きさが0.5mm単位で決められています。

また、丈夫さが求められるベルトの要所の縫製は職人が手縫いで行い、強度を高めています。

コチラの動画では、職人による手縫いの様子が確認できます。

 

【tsuchiya-kaban【tenui】】

 

職人さんの一針一針に込められた思いが伝わってきます。

4)基本機能
A4ファイルの入る大きさ、肩ベルトの調節は8段階、防水加工、肩ベルトに防犯ブザーが付けられるフック、シンプルで使いやすい手動マグネット錠、ランドセルの両サイドに異なるフックなど、基本機能も充実しています。

☆価格帯:62,000円~120,000円
(税込み)

土屋鞄の2020年入学用ランドセル受付開始は4月10日です。

4月10日~5月14日受け付け分に関しては注文を受け付けた分だけ必ず製造してもらえます。

5月15日以降の受け付け分に関しては、材料や職人さんのキャパシティによって完売となる製品が出てくる可能性があります。

店舗での商品展示も4月10日から始まります!!

土屋鞄製造所ランドセル

 

 

パーツの全てを国産にこだわる 鞄工房山本

1949年、先代山本庄助が兄と大阪で始めた鞄製造業。

その後故郷である奈良に移り、1967年には兄と離れランドセル専業として取り組み始めました。

以来、半世紀にわたり、革・金具・副資材などすべてを国産にこだわり、型入れから仕上げまでの全工程を全て工房内で一貫して製造しています。

コチラの動画では、「鞄工房山本」のランドセルの製造工程を見ることができます。

 

【鞄工房山本のランドセルができるまで 一貫製造体制の確かなものづくり】

 

1つ1つの工程が、丁寧に愛情を持って行われていることがよく分かります。

鞄工房山本
☆所在地
〒634-0022
奈良県橿原市南浦町873-1
TEL 0744-20-1771

奈良の工房以外に、東京に2店舗(銀座店・表参道店)あります。

 

鞄工房山本

<特徴>

1)素材は3種類
「人工皮革」「牛革」「コードバン」から選べます。

牛革にはオリジナルの「デニム調牛革」があり、上品かつカジュアルな風合いが出ます。

2)耐久性
他社のランドセルに比べて広めの「12cm幅」というマチのランドセルですが、年数を経ても型崩れしないように天然樹脂の芯材を使っています。

3)優しさをもった設計
背中側に弾力の違う2種類のウレタン素材を入れ、重くなりがちなランドセルの体への負担を軽くします。

肩ベルトにはつなぎ目がなく、丈夫さがアップ。

耐久性に優れています。

天然皮革のランドセルでも、人工皮革のものと比べて文庫本1冊ほどしか重さに差はなく、重さを感じにくい重心設計を行っています。

4)豊富なラインナップ
定番の黒・赤を主体としながら、微妙な色かげんで揃えられたブルー系・ピンク系・茶系などの中からお気に入りの色を選ぶことが出来ます。

ステッチに使われている糸・縁やサイドには本体と別の色の革などが使われ、カラーバリエーションが豊富です。

花をあしらったデザインやステッチで模様をつけたデザインなどがあり、選択の幅が広がります。

☆価格帯:54,000円~179,000円
(税込み)

鞄工房山本の「2020年4月ご入学用カタログ」(無料)の請求受付は既に始まっており、請求順に発送が行われています。

Webからカタログ請求をすることで、2020年2~3月頃に「2021年4月ご入学用カタログ」も発送してもらえます。

受注に関しては4月7日スタートです。

鞄工房山本

 

2020年に創業70周年を迎える 池田屋


【商品紹介:池田屋ランドセル [56] マットクラリーノ カラーステッチ

 

1950年に創業、「厳選したよいもの」で「お客様の立場に立ったものづくり」にこだわって鞄作りに携わっています。

ランドセルだけでなく、通勤鞄・ベルトなど素材と品質にこだわった商品を提供しています。

2020年には創業70周年を迎えるため、記念の数量限定モデルが発売されることも期待されます。

池田屋カバン店
☆所在地
〒420-0031
静岡県静岡市葵区呉服町1-30 札の辻クロス1F
TEL 054-255-9173

静岡県内に3店舗、東京銀座店、大阪梅田店、期間限定の福岡博多店があります。

 
<特徴>

1)素材は4種類
「牛革」「クラリーノ」「ベルバイオスムース」「防水コードバン」があります。

2) 独自の品質基準
一般的なランドセルについているものを「あえてつけない」という選択をしています。

必要な時に必要な場所に使う、実際の使い勝手を考慮した品質基準を採用しています。

例:
・固定式反射板→シール式
・時間割ポケット→フタ裏から別売り
・飾りや刺繍→無駄なミシン穴を開けないために入れない(別売りの刺繍シールあり)など

3) 安全性
子どもが6年間使うランドセルの安全性を高めるため、独自の工夫が凝らされています。

例:
・金属フックの廃止→柔らかく丈夫なナイロンループを採用
・とがった金属を使用しない→肩ベルトにはギボシベルトを採用
・防犯ブザーフック→取り外し・移動ができ、使いやすい位置に設定可能など

4) 収納力
ランドセルのマチ幅を業界最大となる12cmに設定。ベルトによる調整で幅が変えられる小マチも最大4.5cmまで広げることができ、教科書やノートが収まります。

体操着や水筒・給食袋などを入れてもサブバッグが不要となるほどの収納力です。

コチラの動画では、池田屋のランドセルの収納力がどれほどすごいのかを見ることができます。

 

【池田屋のランドセル「ぴかちゃんらんどせる 驚きの大容量!」】

 

これだけの収納力があれば、サブバッグが要らない、というのも納得です。

☆価格帯:44,280円~95,040円
(税込み)

池田屋の2020年度版ランドセル資料請求・販売ともに既に始まっています。

4月6日~9月8日にかけて、土日祝日は22都道府県42会場で展示会を開催します。

池田屋カバン店

 

今、どんなランドセルが人気なの?

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老舗メーカーの職人が手間隙かけて作ってくださるランドセルはとても魅力的です。

ですが、一般的にどのようなランドセルが選ばれているのかも気になりませんか?

今時の小学生が、どのようなランドセルを好んでいるのかは、コチラでご確認ください。

 

 

 

まとめ

老舗と呼ばれるランドセルメーカー「土屋鞄」「鞄工房山本」「池田屋」のランドセルについて、紹介しました。

どのメーカーも、ランドセルを使うお子さんのことを第一に考えて色々な工夫を凝らしています。

また、職人の方々が単純に「ランドセルを作る」というだけでなく、愛情を持って丁寧な作業をしていることもよく分かりました。

これだけしっかりと丁寧に作ってもらえれば、6年間安心して利用できますね。

老舗のものにこだわらず、近年のランドセルの流行などを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

 

6年間、毎日お子さんが愛用するランドセルですから、納得できるものを選んであげたいですね。

素敵なランドセルに出会えますように☆

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