どんな結婚式でも、ありきたりなお祝いの言葉を並べた電報が紹介され始めると、
聞き流してもいいような雰囲気が漂います。
送り主の気持ちとは裏腹に出席した招待客に比べると、
電報が地味な存在であることは否定できません。
「出席できないけれど、人生で一番輝く瞬間を心からお祝いしたかった」
という気持ちを伝えたいなら、
会場が華やぐようなユニークな電報で思い切り存在感をアピールしてみましょう。
友人や職場の同僚、いとこなど年齢や立場の近い相手なら、
会場の雰囲気や相手の希望もリサーチして、
最高のものが贈れるはずです。
披露宴会場のデコレーション、サプライズ、思い出、バルーン電報の存在感は抜群
以前は外国の映画でしか見たことのないようなバルーンも、
最近では日本の結婚式やパーティに欠かせないものになってきました。
バルーンラッピングを割ってみます。【バルーン電報 結婚式 サプライズ】
多くのバルーン専門店では様々なシチュエーションや予算に合わせたものを
気温や環境にも配慮して制作し会場に電報とともに届けてくれるサービスを提供しています。
ウェルカムボードのそばに、新郎新婦の席の後ろに、
ウェディングケーキの近くに、バルーンにはたくさんの居場所があります。
「この面白い電報、誰から?」
スピーチ同様、オリジナリティのある内容は贈った相手だけでなく、
会場のゲストも楽しませます。
あなたの贈った電報が、新郎新婦の人柄を伝えるメッセージの役割も果たすのです。
ゲストの印象に残ったスピーチの文例はどんなスタイルだったかを紹介しましょう。
1. ○○風
運転免許証や辞令、納品書など、書類の形式をパロディ化したもの
2. あいうえお作文
新郎新婦の名前や「けっこん」、あるいは2人に縁のある言葉から作文したもの
3. たとえ話
真面目なところでは“雨降って地固まる”のような、結婚生活や家庭を何かに例えたもの
4. 「船長さんの命令」風
主に新郎に仕掛ける命令風のいたずら
こういった電報が読み上げられると会場では笑いが起こり、
知らない者同士が集まるテーブルの雰囲気を和ませ、
後日まで楽しかった結婚式としてゲストの心に残ります。
ただインパクトの強い内容であるだけに、インターネットでもスピーチや電報の文例集でも、
すでにお決まりとなったネタは増えてきています。
フォーマルな場ではありますが、タブーとされるのは
「縁起の悪い言葉」や「再婚・再縁をイメージさせる重ね言葉」のような、
想像のつきやすい言葉の使用です。
たくさんの人がどこかで見たり聞いたりしたことがあるような、
ありきたりな言葉は安全ではありますが、少し残念な気持ちがします。
上で紹介した文例のスタイルを参考にしながら、
新郎新婦との思い出や人柄を織り込んだ素敵なメッセージを贈って下さい。
そこにかけた時間と手間、気持ちの大きさこそが何よりのお祝いになるはずです。